バンブーロッド製作 ・工房そらぷち

毎日、せっせと竹を削ってます。製作過程とそらぷちの自然、釣り日記などなど…

ナキウサギ(2)

2010年08月30日 | 動物
8月16日の十勝岳。 この日も山は暑かった、、手持ちの温度計は28℃、当然ナキウサギは姿を現してくれません・・・
そして午後3時、俄かに小雨が降り出し辺りが少し涼しくなった頃‥


やっと登場してくれました。



「ネズミ風ナキウサギ」



「コアラ風ナキウサギ」



「カエル風ナキウサギ」



色んな仕草や表情を披露してくれるナキウサギ、
見ていて全く飽きません、と言うか笑わせてくれます‥


ナキウサギ (1)

2010年08月24日 | 動物
ちょっと前の話になりますが、8月4日のナキウサギ。


今年のナキウサギは何故か鳴きません、鳴いても殆どは穴の中から「ピチィーッ」と一声・・・暑さのせいなのか??
そして音もなく、そ~っと現れ・・・



しばし瞑想にふけり直ぐに岩穴へと戻ってしまいます‥
次は多分この辺りから出てくるであろうとヤマをはり、その方向へカメラを向け待っていると・・・


ふと横を見ると、おチビちゃんがちょこんと岩の上に座っていたり・・・



背後では少々メタボ気味のナキちゃんが、こそ~っと大量のイタドリの葉っぱを岩穴に運ぼうとしております・・・
2010年のナキウサギは神出鬼没、、どこから現れるか全く油断も隙もありません。



残暑お見舞い申し上げます

2010年08月22日 | 独り言
いころで~す  毎日、あちゅい日がつづきますねぇ
あたちは避暑地でバカンスを楽しんでま~す


と言ってもウチの近くの河原なんですけどね‥
みなしゃん、夏バテしないようにしっかり食べて、水分補給はお忘れなく! 

えっ? おにいちゃんですかぁ??   おにいちゃんは・・・



あいかわらず、おバカなことやってま~す





ホシガラス

2010年08月20日 | 
カラスはカラスでも生ゴミを荒らしたり、お花見のお弁当を隙をみて持ち逃げするカラスじゃありません。


主に高山のハイマツ帯などで暮らす「ホシガラス」です。





からだには、まるで星を散りばめたような白斑がたくさんあります。
2000m級の山に苦労して登っても、その遥か上空を悠然と通過するホシガラスに私はいつしか畏敬の念を抱くようになりました。



でも、そんなホシガラスには少々、変わった習性があるんです。



咥えているのはハイマツの実‥誰もみてないかな~っと辺りを見回してから・・・



岩陰に、こっそりと隠します‥    厳しい冬を乗り切る為に、こうして食料を貯食するんです。
食べ残しや、隠した場所を忘れた種はやがてそこから新たに、芽を出しハイマツ帯の分布を拡げてくれます。
こうやって互いに共生する自然のメカニズム、、ほんとに奥が深い‥


ルリビタキ

2010年08月18日 | 
山でボケ~ッと岩に腰掛け休んでいると、遠く岩の上でチョコマカと動き回る鳥を発見。


コサメビタキかぁ‥と思いつつ数カット写真を撮り、家でトリミングしてると何だか違う・・・



図鑑とにらめっこして、やっとルリビタキ♀と判明・・・相変わらずのへなちょこバーダー
でも、、どうせなら♂に逢いたかったな‥


山の花

2010年08月17日 | 植物
お盆も過ぎたというのに、例年になく蒸し暑い日が続いている北海道。
それでも、虫や植物達は敏感に季節の変わり目を感じているようで赤とんぼも飛びはじめ、夜には虫の声も聞こえるようになりました。 
咲き誇っていた山の花達も今はほとんどが結実を始め、山には数少ない秋の花がひっそりと咲いています。


「ミヤマリンドウ」


「エゾオヤマリンドウ」


「ミヤマアキノキリンソウ」


「コエゾツガザクラ」は、もうほとんど終りかけ‥


「コケモモ」の実は赤く色づきはじめ‥


シマリスの大好きな「ガンコウラン」の甘酸っぱい実もたくさん実りました


「キバナシャクナゲ」の実、決してナメクジではありません


7’6”  #5

2010年08月14日 | バンブーロッド
7'6" #5 ロッド、本日完成。

関東にお住まいの方から北海道のレインボー仕様でと依頼されたこのロッド‥
本州のレインボーを知らない私、どういうアクションに仕上げるべきか、かなり悩んだ。



北海道のレインボー=ワイルド、俊敏、強烈なファイト‥本州の人達は多分そんなイメージを持っているはず。 
当たらずとも遠からず、北海道のレインボーは放流物でなければ、そのファイトぶりはかなりスリリング‥



強靭なバットで力まかせに寄せるロッドじゃ面白くない‥
敢えてバットは細身にし、コンパウンドテーパーでバット手元で大きく曲がるセミパラアクション。 グリップ内はスウェルにし粘りと溜めが効くようにと‥



相変わらず飾り気も何も無い竿ですがテーパーだけは拘りました。
このロッド、50㎝オーバーがヒットしたら口から心臓が飛び出るくらいのスリルを味わえますよ!


チングルマ

2010年08月13日 | 植物
大雪の高山植物では、もっともポピュラーなチングルマ。





花はイチゴにそっくりな小さな白い花を咲かせます。
早朝のチングルマは朝露をいっぱいに受け朝日に輝いています‥



このチングルマ、花が終わるとフサフサの可愛い綿毛になって、「一粒で2度美味しい」 じゃなくて
一花で2度、見る人を楽しませてくれます。





チングルマ‥名前の由来は子供の遊ぶ風車(稚児車) に似ているところから、この名が付いたとの事‥
なるほど、そう言われるとそうとも見えなくもないかな‥


エゾシマリス

2010年08月11日 | 動物
リス子さん♪ リス子さん♪ 中山リス子さん♪♪


さぁ! 最終フレーム、ストライク出るかぁ~??



オーット! いきなり球にかぶりついたぁ~!!



実はこれ、ボーリングの球じゃなくてガンコウランの黒い実。 エゾシマリスの大好物です。



この時期の山はリス達のご馳走で溢れています。  今のうちに体力つけておかなくっちゃ!!

 

カムイミンタラの鳥

2010年08月09日 | 
大雪連峰・・・先人、アイヌの人たちは此処をカムイミンタラ (神々の遊ぶ庭) と呼んでいました。





標高約1700m、すり鉢池周辺には、まだ残雪があります。



チングルマの花は、もうほとんど終りかけ‥



そして目指したのはここ裾合平のハイマツ帯。 運が良ければ珍しい鳥に逢えるらしい‥





最初に迎えてくれたのは、真っ赤な喉の「ノゴマ」 遅まきながら、この鳥も私には初見です。





そしてお目当ての鳥 「ギンザンマシコ」  真っ赤な容姿は、北海道らしからぬどこか南国風‥。 ちなみに赤いのは♂です。
ハイマツの実を一生懸命に喰べてます。


証拠写真程度で恐縮ですが♀はこんな色をしております。
この広いハイマツ帯から音も無くサッと現れてはパッと潜ってしまう‥距離もあり、まともな写真をとうとう1枚も撮れず仕舞い。
なかなか手強いギンザンマシコ、、これはいつの日かリベンジしなくては・・・


河のほとりに

2010年08月06日 | 
河のほとりにひとり座れば‥
たま~に、傍らに止まってくれる鳥がいる‥と言うより私を大きな切り株か何かと勘違いして側まで寄って来る鳥がいる・・・




ノビタキ♂に‥



オオジュリン♂、そして‥



オオジュリン♀、それから‥



オオジュリン若‥

鳥見の厳しいこの季節‥黙して動ぜず、切り株や石ころになりきるのが、良いのかも・・・