バンブーロッド製作 ・工房そらぷち

毎日、せっせと竹を削ってます。製作過程とそらぷちの自然、釣り日記などなど…

晩秋

2008年10月22日 | 釣り
いつもなら初雪の時期なのだが今年は妙に暖かな日が続いている。
散歩がてら午後から近くの川へ


暑寒別岳から日本海に注ぐ川。 この位の規模の堰堤がこの川には数えきれないほどある。 魚の遡上は辛うじて出来る高さなのがせめてもの救いだ。



今年はサクラマスの遡上が多かったのか1年生ばかり。 来年が楽しみ。



冬の足音

2008年10月14日 | 自然
朝起きると久しぶりの秋空。紅葉狩りを兼ねて美瑛方面へ家族ドライブへ。

美瑛岳は中腹からすっかり雪化粧。雪虫も舞い始めたので下界でもそろそろ初雪の季節。






美瑛川上流域。この川の色は何とも幻想的な色をしています。日光の当たり具合でターコイズブルーになったり青白くなったり刻々と色が変わります。この川の水には鉱物質が多く含まれ日光と反応しこのような色になるらしいのです。

オショロコマの川

2008年10月02日 | 釣り
あっという間に北海道の短い夏が過ぎすっかり秋めいてきました。


この川はオホーツク海に注ぐ小さな渓。砂防ダムも護岸も無く全く人の手が加えられていない原始河川です。


この時期、この川はカラフトマスのペアリングがあちこちで見られます。


川原はエゾシカの足跡だらけ。ここが禁猟区なのを解っているのか近づいてもたいして警戒もせずにじっと様子を伺ってます。



ここで釣れるのはほとんどがオショロコマ、ヤマメも居るのですが圧倒的にオショロコマの数が多くヤマメの口に届く前にオショロコマが我先にとフライを咥えてしまいます。


ちょっとした落ち込みやプールに流すとワンキャストワンヒット状態。一歩も動かずに30匹くらい立て続けに釣れてしまいます。フライもボロボロになりセーターの毛玉みたいになっても何のためらいもせず飛びついてきます。この貪欲さと無警戒さには毎度呆れてしまいますが裏を返せばこれくらい貪欲に給餌しなくてはこの小さな川の厳しい自然環境で生き抜けられないということなのでしょう。
この川がいつまでもこのままであります様に。