バンブーロッド製作 ・工房そらぷち

毎日、せっせと竹を削ってます。製作過程とそらぷちの自然、釣り日記などなど…

ムクドリの営巣

2009年05月31日 | 
フクロウの洞の隣の樹、その樹の小さな洞でムクドリ夫婦が一生懸命に子育てをしています。


秋から冬にかけ1本の樹に大群で止まり、そのケタタマシイ鳴き声と雨の様に落ちてくるフン。 その様から私にはあまり好印象な鳥ではありませんでしたが、ジックリと観察してみると、なかなかどうして案外カワイイ鳥じゃないですか。



一体、この樹洞の中には何羽のヒナがいるのでしょうか? 夫婦は休むヒマも無く次から次へとエサを運んで来ます。



エサを咥え戻って来たお父さん(?)。 お母さん(?)は次のエサ探しのスタンバイ中。



「オォ~ット」 見事なバトンタッチでお母さんが出動!



樹洞から出てきたお父さん(?)が口に咥えているのはヒナのフンでしょうか?  巣の中の衛生管理にも常に気遣っております。
私の中のムクドリ好感度数は、かなりUPしました。







フクロウ デビュー(3)

2009年05月30日 | 
5/29、デビュー5日目。


皆様、次男のフジビタイで~す。 今日はお約束の三男の弟を紹介しちゃいま~す。



「お~い! サンナ~ン!」



ハ~イ、お兄ちゃん何ですか~?    「エッ!」 お顔が見えないって?  「も~ぅ」 めんどくさいなぁ



こんなもんで、如何でしょうか?



大サービスしちゃいま~す。 ボクのフジビタイは丸みがあるんですよぉ。 これはこれでボクはイカシテルと思うんですけどぉ・・・。

それから、内緒にしてたんだけどボクには妹が居るんです。妹は今日、朝とお昼に洞から出て来て巣立とうと思ったんだけど、あまりの人の多さにビックリして洞に戻っちゃいました。  まぁ、近々出てくると思いますので暖かい目で見守って上げて下さいね。




フクロウ デビュー(2)

2009年05月28日 | 
5月27日、デビューから3日が経ち僕達も少し遠くの樹まで飛べる様になりました。





長男です。 こないだオデコちょっと怪我しちゃったけど、元気です。



二男です。 弟は朝に、ちょっとだけ出てきてくれたのに雨に濡れるのが嫌だって洞に戻ってしまいました。ホントわがままでゴメンナサイ。


「ウ~ン」、やっぱり外の空気はオイシイですねぇ。


ホントは「お肉」とか「虫」とかが好きなんだけどオナカが空いたから葉っぱでガマンしよっと・・・。




フクロウ デビュー (1)

2009年05月27日 | 
三笠のフクロウJr達が、ついに待望の外出デビューを飾りました。

24日の写真



初めまして、僕は長男です。皆々様には色々とご心配お掛けましたが本日無事に外出許可が下りました。 まだまだ飛び方もおぼつか無い未熟者ですが精一杯、愛嬌を振りまいちゃいますので、ヨロシクね。


僕は次男です。 兄と違ってクッキリとした、ふじびたいが自慢です。 三男の弟は人見知りがちでまだ洞の中ですが只今、母が説得中ですので近日中には必ず皆様にお見せ致します。今日のところは弟に代わり僕がお詫び申し上げます。 ペコリ。

 




ソカイ カムイ

2009年05月23日 | 
カワセミ、アイヌ語でソカイカムイ(水神の意)。
昨日、念願だったカワセミの撮影にやっと成功しました。



さすがは水神様。 あまりにも華麗なお姿にシャッターを押す事を暫し忘れて見入ってしまった・・・。

この止まり木で1分ほど寛ぐとサッと川の上流へ飛び去ってしまったが、確かカワセミは一定の止まり場を持っていて、お決まりの止まり場を順番に回っていると先日、大枚はたいて買った「北海道野鳥図鑑」に書いてあったような・・・。
「よっしぁ! これは待つしかない。」 ということで草場の陰でブヨの猛襲に耐える事40分、やっと2度目のお出まし。






今度はさっきより長く寛いで羽のお手入れまで披露してくれました。

カワセミは漢字で翡翠(ヒスイ)と書きますが、まさに川の宝石。 このカワセミその後も30分間隔くらいで何度も来てくれましたが十分に写真が撮れたので、じっくりとスコープで観察させていただきました。
 





菜の花、満開

2009年05月21日 | 植物
私の住んでいる田舎の唯一の自慢、それは菜の花です。
今が満開で町中が黄色で染まりました。


今年は去年より1週間ほど遅れて満開。 風に乗り菜の花の微妙な?  香りが漂ってきます。


この菜の花、花の咲く前に一部は「雪割りなばな」という名称で食用として出荷されますが殆どは菜種油として加工されます。最近はその菜種油からバイオ燃料を作るプロジェクトも始まりました。 「地球に優しい」菜の花です。

本業の話

2009年05月19日 | バンブーロッド
最近、鳥や植物のネタばかり載せていたら竿作りは止めたのですか?  というメールがしばしば。 これはマズイという事で今回は仕事ネタを。 オークションにもたまには参加しようと現在計画中。



今、手掛けているのはサウスベンド社 8,6ft,3pcロッドのリペア。以前、私のロッドをご購入下さった方からの依頼品。 
グリップ・シートの形状から1960年代後期の物かと思われる。


見事にミッド先端、フェルールの下部から折れてしまっている。



ご存じサウスベンド社はシェイクスピア、ヘドンと同じく米国の機械量産型ロッドだが年代の割にスレッドやコーティングの状態も良く、なにより60年代の雰囲気をプンプンと醸し出している。ましてや意外にもストリッピングガイドはメノウ仕様ときている。 このまま、お蔵入りにしてしまうのは実に惜しい。
なるべくオリジナルを残したいのでミッドを最小限に切り詰めガイド位置を調整しアクションを損なわない様に直す予定。
 




エゾフクロウ

2009年05月17日 | 
三笠のフクロウがご懐妊したというウワサを聞き、これは行かなくてはと今にも雨が降りそうな曇天の中、三笠まで車を飛ばす。


居たのは父さんフクロウだけ。 早速、周りに居るカメラマン達に母さんフクロウの消息の聞き取り調査開始。 「まだ卵を洞で温めているみたい」とか 「既に孵化してあと1週間もしたら洞からヒナ達が出てくるよ」だとか情報が錯綜中、でもご懐妊したと言うことだけはみなさんの意見が一致。



この度はパパになると言うことで誠におめでとうございます・・・。



奥様のご体調はいかがでしょうか?    アァ、きわめて良好、それは何よりで・・・。



アッ、お疲れの様ですね。それでは今日のところは、おいとまさせて戴きます。
また近々ご子息様に御面会に参りますので、くれぐれも宜しくお伝えくださいませ。


春まっさかり

2009年05月16日 | 
水も温み、田んぼには水が張られ北海道も、そろそろ田植の季節。


フキノトウは早春の面影も無くすっかり変身し綿毛を飛ばし始めました。



つい、この前まで野山に咲乱れていたエンゴサクやカタクリは何もなかった様にすっかり姿を消しそのあとには・・・・

タチツボスミレに、



オオバナノエンレイソウ達が短い春を謳歌しています。

なにか珍しい鳥は居ないかと辺りの樹を見渡すと・・・


しめしめ「シメ」が居ました。 北海道にはこの時期、繁殖の為に本州からやって来ます。
北海道もいよいよ、夏鳥の季節がやってきました。






アオサギの子育て

2009年05月11日 | 
近くの森のアオサギ。ヒナはどれくらい成長したのか気になり見に行って来ました。


前回はちょっと近づき過ぎてサギ達を怒らせててしまったので今回は200メートルほど離れた木の陰からこっそりデジスコで撮影。 確かにヒナはいる様だが母サギはしゃがみ込みヒナを暖めている最中、なかなかお披露目させてくれません。
頭の毛を見てるとサザエさんの波平。そしてゲゲゲの鬼太郎の「お父さん妖気です!」をついつい連想してしまいます。


別の巣に丁度、父サギが長い木の枝を咥え戻って来ました。それを母サギに口渡し、巣のリフォーム作業が始まった時にピンボケですがやっとヒナを確認、2羽いるみたいです。
ヒナの顔を見ると・・・やっぱり鳥の祖先は恐竜なんだと一人で納得。


おまけでキジバト。 たまたま近くの枝に止まってくれたので一応「パチリ」。
普段何気なく見ていましたが、キジバトの目はかなりの疲れ目で充血している事を初めて知りました。





エゾリスとニリンソウ

2009年05月09日 | 動物
今日の浦臼神社。 桜はもう終わりかけ・・風が吹くたびに桜吹雪が舞散ります。
そして今はニリンソウが丁度見ごろ。森一面に小さな白い花が遅い春を待ち望んでいたかの様に咲き誇っています。



エゾリスもニリンソウのお花見にやって来ました。

まだ冬毛のようですがそろそろ衣替えの季節です。


リボン着けちゃいましたぁ。



ワタシは手袋はめてみましたぁ。



ボクは朝のスパーリングの時間ですので邪魔しないでください。

旭川 北邦野草園(2)

2009年05月02日 | 植物
またまた北邦野草園。


エゾエンゴサクは今が旬。  私の野菜作りの師匠がエンゴサクは花のまま、おひたしにして食すと絶品と言ってましたが、こんな可憐な花を摘み取ることができずにいる私は未だ実証しておりません。


キバナノアマナ。 


ショウジョウバカマ。 青紫の葱坊主みたいです。






旭川 北邦野草園

2009年05月01日 | 植物
好きな場所の一つ北邦野草園。 春から秋まで季節ごとの野草や野鳥達を観れる場所。


北こぶしの蕾ももうすぐ開きそうです。



ザゼンソウ。 名前の由来はお堂でお坊さんが座禅を組んでる姿に見えるところから付けられたとの事。 昔の人の洞察力、想像力は素晴らしい。


アズマイチゲ。 白い可憐な花です。早春に花を咲かせ広葉樹が葉を付ける頃にはあっという間に枯れてしまう儚いスプリング・エフェメラル。