バンブーロッド製作 ・工房そらぷち

毎日、せっせと竹を削ってます。製作過程とそらぷちの自然、釣り日記などなど…

晩秋のエゾリス森

2009年10月31日 | 自然
エゾリス森は、秋から冬へと衣替えの真っ最中。




紅葉もあっという間に終わり、地面は落ち葉ですっかり覆われてしまいました。


すっかり木の葉が落ち、アカゲラやカラ類、カケスなどやっと鳥達を見付け易くなる季節に。




最近、雨続きだったので「なめこ」達も元気一杯に生えてます。 当然、今夜のおかずは「なめこ汁」でしょう…。


暫く見ない間に耳毛もすっかり伸びて万全の防寒対策。  天気予報では今夜は雪になるとか…。  


秋の美瑛

2009年10月15日 | 自然
昨日、紅葉を見に美瑛まで行って来ました。 青空かと思えば突然、大粒の雨が降ってきたりと秋の空はめまぐるしく天気が変わる。






美瑛の森、紅葉は丁度見ごろ。 秋を彩るカエデやツタや…






ここは、以前も紹介した白銀の青沼。 今日の色は、幻想的なターコイズブルー。


十勝岳は薄らと雪化粧。山頂付近は厚い雲で覆われている。 下山してきた人に聞くと上は猛吹雪で山頂まで行けず引き返してきたとか…。
ナキウサギ達は無事に冬支度できたかなぁ?


再び知床へ (釣り編)

2009年10月11日 | 釣り
今回の知床旅行、ヒグマに会う目的の他に実は、そらち君にオショロコマを釣らせてあげたいという別の目的があった。 そらち君に自然の豊かさと釣りの楽しさを少しでもいいから教えてあげたい…。


フライは、まだ無理なので投げ竿に針と錘りを付けただけの、いたってシンプルな仕掛け。餌はその辺に生えているイタドリの茎を割りイタドリ虫を調達。
竿先を見つめる真剣な眼差しは、まさしく父親のDNAを引繫いでいる…(親バカか)

 
やったね! 小さいながらも初ヒット。


これは、まずまずのサイズ。 子供が持つと尺級に見えるのがうらやましい…。




堪らずに私も参戦。 前回は果敢にドライに飛び付いていたが、さすがに時期的にドライの反応が鈍い。仕方なくハックルをむしり取り即席ニンフで流すと直ぐに飛び付いてきた。 やはり全体的に黒っぽく既にサビが出てきている。
うちの奥さんもフライで初めて数匹を釣り上げ、今度はヤマメを釣りたいなどと言い出した…。 そらち君もまた行きた~いと、かなり釣りの楽しさにハマった様子。
この分だと当分一人でのんびり釣りに行けなくなる様な気が…。




 

再び知床へ

2009年10月09日 | 動物
知床の或る川辺でヒグマが頻繁にマスを捕えに現れているという情報を頂いた。
林道沿いに流れている川なので車から離れなければ危険は少なそうだ。 知床は先月に行ったばかりだが野生のヒグマは是非とも一度は見てみたい。 
という訳で、そらぷち一家とワンコ3匹で知床車中泊の旅へ強行出発…。


斜里町のビート畑。  砂糖の原料となるビートの根も随分と肥大し後は収穫を待つばかり。


知床、オシンコシンの滝。 残念ながら紅葉には未だ少し早かった…。


エゾシカは鹿の子模様も薄れ冬毛に衣替え中。 食糧不足の冬を乗り切る為にひたすら草を喰み体力を蓄えている。




立派な角の雄ジカ。さすが雄は雌よりも一回り大きく貫禄がある。
…で本題のヒグマはというと、4日間粘ってみたが一度も姿を見せてはくれなかった。台風が近づいて来ているので、やむなく今回は諦め、後ろ髪を引かれる思いで家路に戻る事に…。



 


暑寒別の渓(2)

2009年10月04日 | 釣り
早くも雪虫が飛び始めた。 初雪を知らせる雪虫、今年は初雪が早まりそう…。
渓が雪に埋もれる前に再び暑寒別の渓を訪ねてみる事に…。


ここも初めて入いる枝川。 笹藪に覆われた藪沢、私の場合こういった藪沢は殆んどが釣り下りのスタイル。5ft♯3の藪沢仕様のショートロッドでピンポイントにドライを落としたり、藪の中にフライを送り込んだり、最終手段で逆引きするのには下り釣りの方が何かと都合が良い。


最初に釣れたヤマメ、既にサビが入っている…。渓流もそろそろシーズン終わりに近づいている。


綺麗な容姿のチビヤマメ。


ヤマメばかりだが魚影は以外に濃い。 20㎝超の型の良いヤマメも結構ヒットする。 このロッド、細身の超スローアクションなので20㎝級でもかなり取り込みが楽しい。


このヤマメは、既に繁殖期に入っている様子でランディングした際、白子を思いっ切り放出しお腹がペチャンコになってしまった。 この川は、ヤマメの貴重な種川として十分機能している様だ。 


明日からまた暫く旅に出ます…。






夕雁

2009年10月02日 | 
西の空が夕日に染まる刻、日中それぞれ、お気に入りの田畑で過ごしたマガン達が宮島沼に戻って来ました。 そろそろ、ねぐら入りの始まりです。




この光景、何度見ても言葉や写真では表現できないくらい感動ものです。


















ちょっと写真を載せ過ぎてしまいました。(感動の押し売り)
宮地沼のマガン達、現在の飛来数は約4万羽。丁度いまがピークです。







初雁

2009年10月01日 | 
今年も遥か極東ロシアから子連れのマガン達が4000㎞の長旅をして戻って来た。
お腹に白黒の縞模様が無いのが今年生まれた子、生後2ヶ月程度で子供達はこの過酷な旅をやり遂げる…大したものだ。




マガンは最終的には本州、九州などの湖沼で越冬するが、北海道はその中継地として春と秋に多くのマガン達が訪れ暫しの休息をとります。


上手に上昇気流を捉まえると、ほとんど羽ばたかず見事な滑空。






このマガン達、10月中旬には本州にまた旅立ちます。マガンが旅立つと北海道もいよいよ冬の到来です。