バンブーロッド製作 ・工房そらぷち

毎日、せっせと竹を削ってます。製作過程とそらぷちの自然、釣り日記などなど…

シュマリ

2010年02月19日 | 動物
再び、湿った小雪の降る中、クマゲラの森へ‥
入林するなり寄り添って歩るく2頭のキタキツネに出会う。 そうか!この時期はキタキツネ達の恋の季節。
雌ギツネ?は、私に気付き一目散に森の奥へと慌てて逃げて行ってしまった。

取り残された雄ギツネ?   んも~っ!あんたのせいで折角見付けた彼女が逃げてったじゃない!! 



「お願い、戻って来て!! コ~ン、コ~ン」と空しい叫び声が森に響き渡るが一向に戻ってくる気配なし…


また新しい相手を探さなくっちゃ! と再び歩き始める雄ギツネ?



でも、やっぱり未練があるのか何度も立ち止っては雌ギツネの去って行った方向を振り返る‥
なんか、悪い事しちゃったなぁ‥決して悪気は無かったんです。ゴメンナサイ



この後はキツネの恋路をジャマした祟りか、とてもクマゲラ探しどころじゃないドカ雪に見舞われる。
キタキツネを怒らせたら恐ろしいという事を身を持って実感致しました…






久々の青空

2010年02月17日 | 景色
久しぶりの青空に‥心はソワソワ。
居ても立っても居られずに、そらち君のお昼寝の隙を見て家を出た。


近くの林道をスノーシューで散歩。  「オ~ッ」太陽が眩しい!
これは多分、エゾユキウサギの足跡。 この林には他にシカやキツネの足跡も沢山ある。姿こそ見えないが生き物の息吹を感じる‥



ヒヨドリは、たくさん居るんだけど、ここで「クマゲラ」なんか現れたら最高なんだけどなぁ‥



林道を外れ、林の中を進むと小さな沢に辿り着いた。 
一部、氷が開けている場所でミソサザイと出会ったがカメラを向ける間もなくあっけなく飛び去っていった。 まっ、いっもの事ですが‥

小一時間ほどの散歩、新鮮な空気と気持ちいい汗‥相変わらず鳥運には恵まれないけれど良い気分転換になりました。
 


雪まつり

2010年02月07日 | 独り言
札幌は雪まつりの真っ最中。 今日は私の住んでいる田舎町でも、ささやかながら雪まつりが開かれました。


まずは馬ソリで森のコースの散歩。 直線になった途端に、このオジサンいきなり馬にムチを入れて猛ダッシュ…
喜ぶ「そらち君」とは対照に、うかつにも悲鳴に近い叫び声を上げてしまった私‥



お次は、白ヤギさんの乳搾り体験。 恐るおそる近付いては見たものの、そらち君にはまだ無理でした‥



そして肥料袋のソリ‥なかなかスタートしない「そらち君」  ボブスレー選手ばりにコースのイメトレ中なのだろうか?



いよいよスタート!  喜んでるのか、恐がってるのか微妙な表情??



北海道の長い冬、子供達は皆、寒い冬を楽しんでいました。






玩物喪志

2010年02月02日 | 独り言
今は全く出番を無くし、キャビネットの奥で嘆いてるカメラが沢山ある…。






例えばこの1970年初期の2台のカメラ。 どちらも高校生の頃、必死にバイトして、やっと手に入れた中古物。

当時、写真部だった私は土門拳さんに憧れ、このカメラにネオパン100を入れ原付バイクで色んな場所を撮り回っていた。
高校の酢酸臭のする暗室で、撮った写真を焼付けし浮かび上がってくる画像に一喜一憂していた今思えば、かなり根暗な高校生活を送っていた。

今となってはニコンの露出計は完全に故障、キャノンは辛うじて露出計は作動するが、とても怪しい針の動き… 
完全マニュアル機と割り切れば、今でも使えない事は無いのたが…。
まさか、写真にフィルムが無くなる時代が来るとは予想もしていなかった、ましてカメラが電化製品扱いになるとは…


使いもしないカメラだか、ふと真夜中に思い立つとキャビネットから引張り出し「ギーッ、カシャン」と空打ちしては当時を懐かしんでいる…
まさに…「玩物喪志」