オンボロPCが結露でダウンしてしまい、すっかり更新がおろそかになってしまいました。
6'00" #4 完成です。
6ftジャストのベリーショートロッド。 アクションはややファスト寄り、、薮沢で手返し良く釣り上がるのに丁度よいアクションじゃないでしょうか。
ブランクはフレーム仕上のソリッド、スウェルバットです。
オンボロPCが結露でダウンしてしまい、すっかり更新がおろそかになってしまいました。
6'00" #4 完成です。
6ftジャストのベリーショートロッド。 アクションはややファスト寄り、、薮沢で手返し良く釣り上がるのに丁度よいアクションじゃないでしょうか。
ブランクはフレーム仕上のソリッド、スウェルバットです。
たまには仕事ネタ…。 7’3” #4 完成です。
アクションはミディアム。 癖のない中庸なアクションと言った感じでしょうか。
ブランクはソリッドのスウェルバット、フレイムドフィニッシュ仕上。
6,3フィート 4番ロッドです。
ソリッドのフレーミング仕上。 軽くスウェルをかけております。
6'6" でもちょっと長いかな? という方の為に… アクションはキレの良いミディアムファスト。
ティップは若干太めに設定、 山岳渓流でのドライ向きのロッドです。
フォームのデプス値を慎重に設定。 いよいよ仕上げ削り・・・
プレーンを引く時の竹の音で、竹の焼入れ具合、刃先の研ぎ調子が判る。
うん、今日は いい感じ・・・。
日本中に嫁いでいった竿達は 時々、里帰りに戻ってまいります。
折れたティップ、スレッド切れ、フェルールトラブルなどなど里帰りの理由は さまざま…
戻ってきた竿をしげしげと眺める、、 手垢で黒ずんだグリップ、岩で擦ったエンドキャップや塗装傷・・・・・嬉しくなってしまいます。
きれいに化粧直しを施して再びご主人様のところへ送り届けます・・・。
7フィート 4番 2ティップ、本日完成。
スウェルバットのフレーミング仕上げ。 バット、ティップともにソリッド構造。
アクションは小気味良いミディアムファストです。
6'6" #4 完成です。
コンパウンドテーパーのこのロッド、バット手元部分を細身に設定しています。 大物がヒットすればグリップ内でブランクが曲がるのが
感じとれる様に設計しております。
アクションはミディアムスロウ。 軽くフレーミングを施しフィラーはシンプルにメープル材を使用しました。
7ft 3番 2tipロッド本日完成。
フレイムドフィニッシュのこのロッド、ティップの1本はセミホロー、1本はソリッド。
テーパーもそれぞれ少々変えて作っております。
アクションはセミホローはゆったりとしたミディアム、ソリッドは繊細なミディアムスロウ。
現在、製作中のロッド2本…7ft #3 2tip スウェルと6,6ft #4 1tipストレート。
残すはラッピングと仕上塗装…完成まであと少し、頑張ろうっと‥
デッピング…いわゆる、どぶ漬け塗装の話です。
ワニスを満たした筒にプランクを入れ15rpmのシンクロナスモーターに、さらにギアを噛ませて5rpmの
超低速で一定速度に抜き上げていく。
この時期の塗装には毎年苦労する。 温度が低いと塗料の粘度が高くなり過ぎるので塗料をゆっくりと
25℃になるまで湯煎してから行い、乾燥庫のヒーターも24時間点けっ放し…
以前、ムラタさんの塗装作業を拝見させていただいたことがあるが、彼は竹の繊維まで塗料を浸透させるため
と言う理由で塗装は刷毛塗りに限ると拘っていた。
刷毛でなくては本当に繊維まで浸透しないかという真意はさて置き、彼の刷毛塗りの技術は、それはそれは見事なものだった。
グリップ成型は、まずはコルクリングを継ぎ合わせパイプ状にした後、平ヤスリで大まかに形を作り、旋盤に固定し
フリーハンドで粗目、中目、細目とサンドペーパーを変えシェービングし徐々に形を整えていきます。
ただの円柱形のコルクが少しずつグリップの形になっていく工程は、どことなくロクロを回し茶器や花器などを作る陶芸に似ている様な気がします。
ただ舞い上がるコルクの埃は半端でないので防塵マスクは必需品…
グリップの長さ、太さ、形状は依頼主様のご希望に添って作ります。 因みに写真のグリップははP・ヤング風でございます。
フェルールやリング&キャップの腐食を防ぐ為に薬液を使い強制的に金属を酸化させるブルーイング(黒染め)作業。
出来れば遠慮したい作業なのですが、オーナー様のご要望とあらばそうも言ってはいられません…
使う薬液は二酸化セレン水溶液…とても恐い医薬用外毒物です。
ラテックスグローブにサージカルマスクそして防護メガネにピンセットとまるで外科手術を始めるような、いでたちで作業開始です。
金具類はアルコールで充分に脱脂して1000番のサンドペーパーで軽く傷をつけてから薬液に2分程、浸します。そしてウエスで
磨いたあと再度2分浸し再度磨きあげます。
そして最後にCR-55を塗れば黒光り金具のはい出来上がり!
巷ではクリスマスイヴ‥
相も変わらず工房で竹を削っていたら夕方に連絡が入る。
父が自宅前で足を滑らせ転倒。救急車で搬送されたと…
詳しい状況が判らないので取るものも取り敢えず搬送先の江別の病院へと車を走らせる。
右大腿骨骨折‥取り敢えずホッとする。
ただ父も80才過ぎ、手術、その後のリハビリ‥完治は難しいかも知れないな…
ベットで足を牽引され痛みに耐えながら 「わざわざ遠くから来なくてよいのに・・」 と言う父の姿が、とても小さく見えた。
11月下旬に40センチほど積もった雪はその後の雨で殆ど消えてしまいました。師走に入っても雪が無いのはここ最近では珍しいことです。
さて、前回フレーミングした竹はノードプレス、曲がり直しが終わり、こんな状況となってます…
たこ糸でバインディングされたプランク、、まだロッドには程遠い状態です。
この段階ではちょうど、作業台に置いてある6角形の鉛筆と同じストレートテーパーです。
そして、このプランクをオープンに入れ余分な水分と油分を飛ばします。
人によってはフレーミングのみで済ましますが、竹の表皮を焼いただけでは中の水分は完全に抜け切れません。
私の場合、フレームしたプランクでも150℃で20分程度、軽く焼き入れをしています。
焼き入れの終わったプランクはこの後、暴れが治まるまで1週間ほどバインディングしたまま寝かしておきます。
たまには仕事ネタ・・
フレームドブラウンのロッドは個人的には大好きです。
バンブーロッドはフレームを掛けるほどカリッとしたアクションに仕上がる傾向にあります。
ただし掛ければ掛けるほど竹は硬くなるので、その後の曲がり直しや削りの作業が大変になってくるのですが…
普通フレーミングはガスバーナーで焼いていきますが、私の場合、年代物のガソリントーチを使用してます。
このポンコツトーチ、ガスほど火力は強くなくジワジワと焼ける感じで竹の表面だけでなく芯まで熱が入りナカナカの優れモノなんです。
ただ‥焼けたガソリンの匂いで頭痛になるのが悩みの種ですが…