バンブーロッド製作 ・工房そらぷち

毎日、せっせと竹を削ってます。製作過程とそらぷちの自然、釣り日記などなど…

双眼鏡あれこれ

2011年04月25日 | 道具箱とか

このところ、雨やみぞれの悪天候が続いてます。 おまけに子供から風邪まで頂戴し森へも行けず家でウダウダ過ごしてしております。
そういう訳で、ネタも無いので今回はつまらないでしょうが、私のおもちゃ箱の中身の紹介でも…

鳥撮りには必需品の双眼鏡…1個あれば十分なのは判ってるんです。。 でも何故だか増えていく我家の双眼鏡… スワロフスキーやツァイスのような高級品は、もちろん1つもありません…。 主に遠くの鳥を判別するだけなんでお高い物は必要ありません(本音は欲しいけど‥)


かなり昔のニコン・スポーツスター10x25
名前からしてスポーツ観戦向きなのかな。 逆光ではハレーションが酷くて厳しいけど10倍にしては65°という広視界。視野は少し黄色っぽく見えるけどピントはシャープ。畳むとポケットにもスッポリ収まるのでお散歩用には強い味方。





この2台は「オリンパス」   上が8×42。 口径が大きいと視野が明るくて気持ち良いが、その分重くてカメラと一緒に持ち歩く気にはとてもなならない。 常時、車内に置いて気になる鳥さんを発見したら車窓から、こっそりと覗いております。(街中や人通りの多い場所では要注意)
下は8×25。 コールマンとのコラボ商品らしく反対側にはコールマンのエンブレム付き。  アウトドア向けと強調したかった意図は判るけど、かえって逆効果のような気も…  こっちは重量も軽くお値段もリーズナブルなので普段使いに一番酷使しております。
見え味はどちらも自然な発色。周辺部の色滲みと歪曲収差が少し気になるけど長時間見るバードウォッチング以外ならお勧めの一品。  オリンパスは双眼鏡にはあまり力を注いで無いのか、どうもこの2台は鎌倉光機のOEMの様な気がする。オリンパスが本気で双眼鏡を作れば凄いのが出来るんだけどな。




この2台は「コーワ」  あのカエルのケロちゃんでお馴染みのキャベジンコーワやコルゲンコーワを作っている会社。
コーワは1970年頃まではカメラも作っていたれっきとした光学メーカー。 今でも眼科に行くと「kowa」ブランドの医療用光学機器を多く見掛ける。
上は10×32。 私が常時携行出来るギリギリの大きさ。 手に馴染む形状で、見え味も私が持っている中ではダントツ。 ここ一番の時に使っております。
下のは10×25。  レザー調のカバーが、なかなか良い雰囲気を醸し出している。  見掛け視界50°と狭く対象物の導入はコツがいるし被写界深度もとても浅くピントはシビアだけど見え味はさすがにコーワ。 でも25ミリ口径は、やっぱり8倍くらいが使いやすいかな。  
 


春が来た! (2)

2011年04月16日 | 

ソラプチ地方の雪が解けた田圃には今、マガンにヒシクイそしてハクチョウ達が大賑わい。








近くの沼には沢山のカモやアオサギ達。  堤防の土手ではヒバリが囀りカワラヒワの姿も… ただ今、春は真っ盛りです。 


春が来た!

2011年04月15日 | 自然

長かった北海道の冬も、ようやく終わりを告げ待ちに待った春の訪れです。


「ふきのとう」も顔を出しはじめ





「ネコヤナギ」も大きく膨らみ花を咲かせ始めています。


ヒシクイに…


ハクチョウやマガン達の北回帰も始まりました。








春を待ち望んでいたのはワンコ達も同じみたい…久々の土や草の感触を思う存分楽しんでいました。

 


タンチョウとワシの仁義なき戦い

2011年04月12日 | 


そしていよいよ、タンチョウとワシの争奪戦が始まった。

上空から獲物の狙いを付け急降下してくるオジロワシ。


そしてタンチョウも魚を盗られてなるものかと…


決死のジャンピングキックで攻防を試みるが…


その抵抗も虚しく あっけなく魚を奪われ、ただ呆然とワシの後姿を見送るタンチョウ達…。


まだ若いタンチョウの子供も精いっぱいの勇気を振り絞り…


いつもの優雅なタンチョウからは想像もつかない形相で…


強烈なツルキックをお見舞いするが、ワシは全く怯むことなく魚を奪い去っていく。


こちらは食べてる傍から平然と魚を持ち去るオジロワシ。


頭頂を真っ赤にして怒ってみても…


何くわぬ顔で獲物を掴み飛び去っていく。


そして、おまけはキタキツネまで現れ、おこぼれを捜している…

この争奪戦、ウグイの殆どはワシ達が持ち去ってしまった。 それに撒くウグイの数もタンチョウの数に比べると少な過ぎる気がする…
確かにタンチョウの主食は小魚だけどこの時期、他の給餌場はどこもトウキビなどの穀物を与えている。
それでタンチョウが栄養不足になったなどの話は一度も聞いた事がないぞ。
敢えて生餌を与えるのは、遠くからこのシーンを撮りに来る多くのギャラリーの為なのだろうか…? きっと、タンチョウもストレス溜まるだろうな… 



目ざとい オジロワシ

2011年04月10日 | 

待つこと2時間、PM2:00にオジサンがバケツ片手にようやく登場。 そしてバケツの中のウグイを雪原に撒き始めると…
今まで姿すら現わさなかったワシ達が、まるで時計でも持っているかの様な正確さで、わさわさと上空に集まり旋回をはじめる。

















やって来るワシの大半がオジロワシ。遠くだが1羽だけオオワシの姿も確認できる。
いよいよ、タンチョウとの争奪戦が始まるのかな…。



やる気の無いカメラマン達の真相??

2011年04月07日 | 

阿寒国際ツルセンター‥相変わらず一生懸命にシャッターを切っているのは私と短時間に訪れては帰る観光客のみ…
いよいよ不思議に思い、お隣りのおば様へ尋ねてみた。  すると、おば様が言うには皆さん、2時からの給餌の時を待っているとの事、
何やら生きた魚を撒くので、それを狙いワシ達が集まり、タンチョウとワシ達の激しいバトルが始まるらしい…。
ナルホド、、やっと事の真相が理解できた。  タンチョウとワシのバトルの場面は写真で、過去に何度か見たことがある。 
不思議な光景の写真だなと思っていたが場所は此処だったのかぁ…   私が此処に着いたのがAM10:00頃… この多くのカメラマンの方々は一体何時から来ているのだろう??  給餌の時間までは、まだ2時間以上あるけれど、折角の機会だから私も、皆さんとご一緒に待つ事とした。

周りのカメラマンさん達をよくよく見渡すとブロンズ髪の外国の方もかなりの人数で居られる…  英語力堪能と思える方が外国人の方に話し掛けている…  英語力不堪能の私が、解る単語をつなぎ合わせ解釈するには 「どの様にして、ここを知り得たのですか?」らしき事を尋ねている様だ…
すると、その外人さんはハッキリとこう答えた‥「サワヤーカ、シゼーンヒヤッケー、ユーチューブ」と…
すごいぞ 「NHK」 やるね!「さわやか自然百景」 

 


タンチョウの子

2011年04月05日 | 

親から離れて1羽のタンチョウの子供が不思議な遊びをしていた。


落ちていた小枝をくちばしを使っては…


それを空中に放り投げ…


そして今度は自分がジャンプして…


倒れる小枝めがけキック…
何度も何度も飽きることなく同じ行為を繰り返すタンチョウの子供…   小枝を魚に見立てて一人で魚を捕れるように今から練習してるのかな?