平成24年4月12日 撮影 京都市右京区
鹿王院
覚雄山と号し、臨済宗の寺院である。康暦2年(1380)、足利義満が春屋妙葩(普明国師)を請じて、この地に大福田宝幢禅寺を建立しその境内に春屋のため開山塔を建て、鹿王院と称したのが当院の起こりである。宝幢禅寺は、京十刹の第五に位し、近在の天竜寺、臨川寺と並び偉容を誇ったが、応仁の乱で焼失退転して、当院に合併された。寛文7年(1667)に至り、酒井忠知の子虎岑が当院堂舎を再興し、現在に至っている。仏殿(開山堂)には、本尊釈迦如来並びに十大弟子像、普明国師像、足利義満像を祀る。舎利殿には、源実朝が宋から求めたという仏牙舎利を納めた宝塔を安置し毎年10月15日に開廟される。寺宝としては、夢窓国師画像、明兆筆釈迦三尊及び三十祖画像など、多くの貴重な文化財を蔵する
鹿王院庭園
鹿王院は、康暦2年(1380)、足利義満が春屋妙葩を開山として創建した宝幢寺の開山塔所に始まります。室町時代に任庵主が作庭した名園がありましたが惜しくも廃絶し、現在客殿の南に広がる庭園は宝暦13年(1763)ごろの作庭です。舎利殿を中心に石組がなされており、背後はるかに嵐山が望まれます。天明7年(1787)刊の「拾遺都名所図会」に描かれる庭の鳥瞰図によると、当時からモッコク、モチ、カゴノキなどの樹木が配植されていたようで、現在これらは古木としての風格を備えるように至っています。昭和62年5月1日、京都市指定名勝とされました。 京都市
この 扁額 足利 義満 が 書いたものですと
参道 きれいに 手入れされている
一度 じっくり 庭園を 眺めてみたいものです
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