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神社左0132 江文神社

2018年05月10日 12時55分20秒 | 神社

 

江文山(金毘羅山)の麓に鎮座する。大原八郷の産土神として古くから崇敬され、本殿には倉稲魂命(うがのみたまのみこと)を祭神としお稲荷さんと同じ神です。このため里人の祈願もはじめの五穀豊穣、家内安全、近年では商売繁盛が多いとのこと。また江文を「えもん」とよんで西陣・室町など繊維関係の方がお参りになります。

 

供養塔  鳥獣・・

戦没者  慰霊碑  大原遺族会

江文神社

現在の社殿は1994年4月に再建された。檜皮葺を銅板に替えたほか、境内地のヒノキ31本を使い、細部まで元通りにしつらえた。以前の社殿は1726(享保11年)に3度目の消失にあい、地元の人々が32年がかりで資金や材木を集め作り直したものです。

この神社は、日蓮宗の信者が全国からお参りになります。これは鎌倉時代、日蓮上人が比叡山で修行していたとき、1日から30日までの日々の神を決めてお祈りしました。その「8日の神」が江文神社であったためです。

級長津彦社(おきながつひこ)等の末社を有する旧村社。創建は明らかでないが、江文山を神体として創祠されたもの。式内社ではないが、境内は古社らしい雰囲気に満ちている。

 

大原雑居寝とは、節分の夜に当社の拝殿にて行う行事。むかし、大原村蛇井手(現井出町)の大淵という池に大蛇が棲み、ときどき里に出て人を害するので、里人は1ケ所にかくれ、難を逃れたという。それがいつしか節分の夜に当社に参詣通夜するに至った。西鶴の『好色一代男』にはこれを採り上げ、その夜の情景をおかしく記している。しかし、一村の男女が1ケ所に集まり、いかがわしいことと明治以前に禁止されてしまったとつたわる。例祭は5月5日珍しいのは里人が素襖をつけ袴の裾をからげて大原八郷を巡行することです。

9月1日の八朔祭。摂社の級長津彦社のお祭りです。には午後に湯立ての神事があり、夜には大原地区の青年男女による「道念踊り」の奉納が行われる。

昭和16年12月

飯尾政治 飯尾宏伍

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                         神社左0203

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