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赤山禅院  天台宗  サルが御所・平安京を守る

2015年12月11日 06時36分11秒 | 寺院

 

石鳥居  

 

赤山禅院  天台宗

平安時代の仁和4年(888)に天台座主(延暦寺の住職)安慧が、師の慈覚大師円仁の遺命によって比叡山東麓の日吉神社とともに天台の鎮守神として創建した天台宗の寺院である。本尊の赤山明神は、慈覚大師が中国の赤山にある泰山府君(陰陽道祖神)を勧請したものので、御神体は、毘沙門天に似た武将を象る神像、延命富貴の神とされている。後水尾上皇の修学院離宮御幸の際には、上皇より社殿の修築及び赤山大明神の勅額を賜った。拝殿、地蔵堂、弁天堂、社務所、末社等がある。不動堂はもと雲母寺にあった不動尊を祀る。この地は、京都の特に御所の東北表鬼門に当たることから、方除けの神として人々の崇敬を集めている。拝殿と水屋の屋根にすわっているサルの像は、「災難がさる」といわれ参詣者の心をなごませている。木彫のサルは京都御所の築地東北角とこの赤山にあって、たがいに向き合っています。また、赤山明神の祭日に当たる5日に当院に参詣して懸取に回ると、よく集金ができるといわれ、商人たちの信仰も厚く、このことから「5日払い」といわれる商慣習ができたと伝えられている。閑静なこと地には、松や楓が多く、秋には紅葉の名所として多くの人々でにぎわう。別名「もみじ寺」 京都市

福禄寿殿には京都七福神めぐりの1つとされる福禄寿神を祀っている。

寺合標   大正15年11月 建立   是より  六町  が 一町に 彫ったところが埋められ 訂正されている

ひょっとして  この 寺号標 場所を移転したかもしれない

 

我邦尚歯会発祥之地  昭和51年3月18日 建立

 

 

 

十六羅漢

 

地蔵堂

赤山大明神 

 陰陽道祖神

 

皇城表鬼門

 

弁財天堂

 

雲母不動堂

名物住職、叡南覚照大阿闍梨も、千日回峰の701日目から800日目までの赤山苦行で、真夜中にこの険しい行者道を百日間下り、赤山明神にお参りした。仲秋の名月の日のへちま加持がハイライト。千日回峰行者の大阿闍梨が護摩をたき、祈願の札とへちまのおつゆを三年続けていただけば、ぜんそくを封じることができるという行事。阿闍梨・内海俊照師は叡南覚照師の弟子にあたる人です

 

拝殿   屋根の上にサルが守っています

 

 

 

狛犬  お尻を持ち上げています

撮影場所が確保できなかったため 後ろから撮影 

 

 

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