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寺院左0490 岩倉 実相院

2018年07月23日 07時29分30秒 | 寺院

2018年11月12日  画像追加


 

2018年7月23日 

寺院内の 石仏

岩倉山と号し、もとは天台宗寺門派(三井寺)に属する門跡寺院であったが、今は単立寺院となっている。

鎌倉時代初期の寛喜元年(1229)鷹司兼本の子静基僧正の創建。はじめ北区紫野上野町にあったが、のち上京区実相院町に移り、応永18年(1411)義運僧正のときに岩倉大雲寺の塔頭成金剛院の現在地に三転した。その後兵火で罹災したが、寛永年間(1624~44)、足利義昭の孫、義尊僧正に至って復興された。その後、後西天皇皇子義延・伏見宮邦永親王の子義周各法親王が相次いで入室されるに至って寺運は隆昌し、岩倉門跡、実相院門跡と称される名刹になった。

客殿・御車寄など、東山天皇の后、承秋門院の死去に際し、大宮御所の建物を賜ったもので、現存する数少ない女院御所といわれている。寺宝には、後陽成天皇宸翰「仮名文字遣」(重文)、後水尾天皇宸翰「忍」他、狩野永敬をはじめとする狩野派による襖絵を多数蔵する。

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