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北野会の石碑  大鳥居建立の石碑

2015年06月14日 08時45分50秒 | 石碑

北野会の石碑

菅原道真の千年忌にあたる明治35(1902)年に,祭典執行や境内整備を

目的とする北野会が信徒により創立され,かずかずの事業を行い成果をあげた。

同会解散にあたり設立経過と事業を記して記録としたのがこの碑である。

建碑の地はこの時の事業で造成された南神苑であるが,

昭和41年西陣警察署(現上京警察署)の用地となった。

建碑の経緯と拓影は磯谷勝二郎編刊『天満宮千年祭北野会誌』(1906年北野会刊)

に収める。同書によれば篆額二条基弘・撰文湯本文彦・

松本泊洲(北野会書記,のち京都府立第二高等女学校教員)で,

明治39年(1906)1月25日に竣功した

 

 

 大鳥居建立の石碑

 北野天満宮参道南端に立つ一ノ鳥居は,1922年に

北野天満宮皆燈講により建立寄進された。

高さ11メートルの巨大な鳥居は,

木曽の山中から運ばれた石により作られ南神苑に建てられた。

この碑は皆燈講による鳥居寄進を記念して

鳥居の横に建てられたものである。

鳥居自体は1966年に西陣警察署(現上京警察署)が

南神苑の地に移転してきた時,現在地である今出川通北側に移設された。



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