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アートプラス京めぐり

京都の探索、記事数6500 いろいろなテーマで京都をめぐります 
京都市外も始めました 先ずは京都南部から

まち歩き左1717 大原の風景

2021年05月06日 06時05分36秒 | まち歩き

南方向を見る 遠くの山は比叡山

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まち歩き左1716 大原 乙が森

2021年05月05日 17時31分52秒 | まち歩き

乙が森

大原の里には悲しい村娘 乙 の伝説があり、

最後に大蛇に化けて復讐を図った乙の鎮魂の墓が3ケ所あります。

乙が森では、大蛇の頭、花尻の森には尻尾、西之村霊神之碑には胴を葬ったとされています。

年に一度、乙の法要が今でも丁重に行われています。

大原の昔ばなし

昔大原の里にはおつうという娘が住んでおりました。

ある日上落の若狭の殿さまの目にふれ おつうは玉の輿、殿様の国元に召されたのです。

それはそれは夢ごこちの毎日をすごしていたのですが、

やがておつうが病にかかると殿さまの心も変わって、おつうは戻されてしまったのです。

おつうは悲しみのあまり大原川の女郎淵に身を投じました。

するとたちまち、その美しい姿は大蛇に変わりました。

そしてある日、都入りする殿様の行列が大原の花尻橋を通りかかったところを襲ったのです。

暴れ狂う大蛇は家来によって一刀のもとに切り捨てられましたが、

その夜から激しい雷雨や悲鳴に見舞われました。

恐れおののいた里人たちは大蛇の頭をおつうが森に埋め、尻尾を花尻の森に埋めて霊を鎮めました。

今でも大原の里にかかる朝もやは、大蛇の姿に棚引いていますし、乙が森ではおつうの鎮魂の行事が残っています。

乙が森(おつうが森)

寂光院の入口にあって、そばに草生川が流れています。

おつうの伝説では、退治した大蛇の霊を鎮めるために、

この森に頭部を埋葬したと伝えられています。

今も、それにまつわる行事が受け継がれています。

龍王大明神 と記されています

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道標左0321  左 寂光院  右 朧の清水 

2021年05月05日 05時50分14秒 | まち歩き

左 寂光院

右 朧の清水

明治43年6月(1910年) 京都 中井三郎兵衛 建立

関連記事 ⇒ まとめ059 道標 中井三郎兵衛氏 建立の道標

       まち歩き左1711 大原 朧(おぼろ)の清水 

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まち歩き左1715 大原 草生町

2021年05月04日 17時30分04秒 | まち歩き

 

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まち歩き左1714 大原の風景

2021年05月04日 13時00分31秒 | まち歩き

北東方面を見る

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墓所左011  大原 建礼門院の侍女たち

2021年05月03日 11時41分37秒 | まち歩き

左は 建礼門院庵室跡地 

右は 侍女たちの墓入口

墓の案内

前列 阿波内侍、大納言佐局、治部卿局、右京太夫

後列 小侍従局

この階段を登ったところにある

前列、後列と墓が並ぶ

石柱にも 先ほどの立て札と同じように書かれていました

建礼門院の庵室跡を見下ろしている

後ろから見たところ

階段登り口を見下ろした

 

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まち歩き左1713 大原 建礼門院 庵室 跡地

2021年05月03日 06時24分36秒 | まち歩き

中央に 「御庵室遺蹟」としるした 石碑がある

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寺院左0773  寂光院

2021年05月02日 13時28分50秒 | まち歩き

 

寂光院

天台宗延暦寺に属する寺。『平家物語』がつたえる蓮礼門院ゆかりの地として知られ、多くの人が訪れる。

寺伝によると、推古天皇2年(594)聖徳太子が用明天皇の菩提を弔うために建立され、

太子の乳人玉照姫が初代の住職をつとめたとある。

また一説には、承徳年間(1097~99)聖応大師良忍の開基ともつたえる。

来迎院配下の子院として平安末期に創建されたものである。

 

中世以降は近江の国坂本の聖衆来迎寺に属し、

同寺で得度した尼僧が寂光院の歴代の住職をつとめるならわしとなり、現在におよんでいる。

 

建礼門院が当院の傍らに一宇をむすび、平家一族の菩提を弔われたのは、

文治元年(1185年)9月と伝え、次いで後白河法皇が夏草の茂みをふみわけ大原へ御幸されたのは、

その翌年の陰暦4月下旬であったことは『平家物語』によって知られるところです。

このとき女院は花を摘みに外出中であったが、法皇は荒れ果てたわびしい庭内に入って

池水に汀の桜散り敷きて浪の花こそ盛りなりけれ

とよまれ、また庵室の障子にしたためられた女院の御製とおもわれる

思いきや深山の奥にすまひして雲井の月をよそに見んとは

という歌をご覧になり、往時の女院の華やかな暮らしを追憶して落涙された。

しばらくして山から戻ってこられた女院は、予期せぬ法皇の御幸におどろきつつ、

3年ぶりの対面をされ、六道輪廻にたとえて変転極まりなかったご自身の生涯について語られた云々。

 ・・・平家物語の要約・・・

 

現在の本堂は室町時代の建立であるが、慶長4年(1599)豊臣秀頼の母淀君によって改修され、

同8年(1603)には寺領30石が寄進された。

堂内には女院像や阿波内侍張り子の像を安置しているが、

本尊は2mをこえる地蔵菩薩立像(室町時代)であり、

内陣壁面におびただしい地蔵菩薩の小像を安置するのは、

当寺がはじめ地蔵信仰とむすびついた寺であった。

現在の寂光院は『平家物語』にちなんで、堂前の池を「みぎわの池」、桜を「みぎわの桜」、

向かいの山を「翠黛山」、谷の林を「緑羅の垣」と称し、古典平家の文学遺跡としてある。

 

2000年(平成12年)5月9日に放火で焼失した(犯人未逮捕のまま2007年(平成19年)5月9日公訴時効成立)。

この際、本尊の地蔵菩薩立像(重要文化財)も焼損し、堂内にあった徳子阿波内侍の張り子像

建礼門院の手紙や写経を使用して作ったものという)も焼けてしまった。

現在の本堂は2005年(平成17年)6月に再建された。

同時に新しく作られた本尊や徳子阿波内侍の像も安置されている。

寺院 前回の記事 ⇒ 寺院左0722 勝林院 

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まち歩き左1712 大原 草生町

2021年05月01日 11時13分00秒 | まち歩き

 

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まち歩き左1711 大原 朧(おぼろ)の清水 

2021年05月01日 06時05分21秒 | まち歩き

わずかに水が湧いている

建礼門院がおぼろ月夜にこの井水に姿を写し、身の上を嘆かれたといわれ、古来歌枕として知られる。

寂光院は近い。

寂然、源俊頼、兼好、与謝蕪村の歌が残っている。

まち歩き 前回の記事 ⇒ まち歩き左1710 大原 草生町

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花左061 大原 花の名前わからず

2021年04月30日 17時56分13秒 | まち歩き

 

 

2019年11月5日 撮影

花 前回の記事 ⇒ 花左060 サザンカ か

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まち歩き左1710 大原 草生町

2021年04月30日 06時03分52秒 | まち歩き

大原 草生町(くさおちょう)

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