

今日は、昼メシに
” 肉燥飯 ” と
” 魯味 ” と
” 蛋花湯 ”
を食った。
食ったのは 社の近くの意麺屋だが、
今日のダイアリーは ”ミセ” の話じゃあない。
以前、
” 台湾の 好きな食べ物 ランキング ”
か何かの 日本のサイトを見ていたら、
2位に 魯肉飯 ( ルーローファン ) 、
105位くらいに 肉燥飯 ( ローザオファン ) が入っていた。
その時、オレは
「 おんなじモンじゃないかー。 醤油で煮た肉を ゴハンにかけただけだろ! 」
とか思ったもんだ。
だが 聞いてみると
「 いや、違う! 」
と頑強にこだわるお方もけっこういる。
そこで、
今回のダイアリーでは 特別に、この二つについて、
オレが そこいら辺りで 聞き込んできた結果を、
簡単に紹介することにする。
上の写真、左側が ” 魯肉飯 ” (写真は Seria Yuki さんのトラベルレポート から許可を得て借りたモン ) で、
右側が ” 肉燥飯 ”だ ( オレが昼メシに食った実物 ) 。
まず 呼び方の違いについてだが、
コレは場所によるものらしい。
つまり、台中とかそれより 北の台北なんかでは
” 魯肉飯 ”
と呼び、
ここ台南とか、高雄のような 南の地方では
” 肉燥飯 ”
って言うわけだ。
作り方についても それぞれ傾向があり、
魯肉飯は
” 五花肉 ”
というバラ部分を、
サイノメみたいに 切っているのに対し、
肉燥飯は
” 梅花肉 ”
と呼ばれる 赤身っぽい部分を、
ミンチにしたものを材料にしている。
味付けは 同様に醤油をつかうが、写真のように、
魯肉飯だと 濃い色の
” たまり ”
みたいな醤油で
煮込んであることが多いが、
肉燥飯だと、色がそれほど 濃くない醤油を使って、
肉の油が少ない分、花生油が足してあることが多い。
そういうことで、ゴハンにかかってるタレは、
魯肉飯の方がトロ~リとしている。
もちろん、こういった定義はバクゼンとしたもので、
右の写真みたいなものを
” 魯肉飯 ”
と言ったり、
左の写真のようなものを
” 肉燥飯 ”
とよんでいることも 多いみたいだ。
ちなみに、オレはどっちが 好きかっていうと、
時に こげっちい風味のする 魯肉飯より、
どっちかっていうと 肉燥飯の方が、
食い慣れしているという意味では、好きだ。
つけたしだが、
魯肉飯の 肉が切っていなくて、
でっかいカタマリで、ゴハンにのっかてたら、
そいつの名前は
” kon肉飯 ( コンローハン/コンマーブン ) ” だ。
油のカタマリに 抵抗がないヒトは 是非チャレンジしてみてくれ!
( kon っていうのは 火ヘンに空って書くが、日本語のフォントがない。 )
以上が、コレまで聞いてみた結果だ。
何か 他に情報があったら、遠慮なく連絡してくれ!
昨日は、夜は遅くまで酒をのんでしまい、
ダイアリーはさぼりましたが、
朝はちゃんと30分JOGをしていました。
今日は、60分JOGをしましたが、
酒が残っていてけっこうつらかったです。
だれか100円で買ってくれ~
府城魯味的魯肉飯不錯吃~
「似たようなもんだけど、おいしいから食べてみて」
一緒にいた友達が食べたくなさげだったので、「また今度ね。」と食べずじまいでした。
今日この記事を発見し、目からウロコです。
なるほど~。
今度食べてみます。また遊びに来ますね~。
このダイアリーの中で、どういうわけかこの記事は一番ヒット数が多いものです。
本体の方が、yahooやmsnのランキングで、根性なく下の方に行ってしまっても、これだけはなぜか、いつも検索の上位に 居残っています。
日本にいる人たちの興味が小龍包→魯肉飯→担仔麺・・・とだんだんローカル色の強いものになっていくのかな等と感じたりもします。
私のGFの母親は、肉燥を調理する時にいつも
豆腐乳を入れているそうです。
これは、特別な作り方なのでしょうか?
それとも、ここに書いてあるような方法が一般的なのでしょうか?
面倒をおかけしますが、肉燥について、
おいしい作り方を教えてください。
いま、kool_tada の手元に
” 古早味滷(魯)肉飯 ”という本があります。
この本の、伝統的肉燥の作り方のところに
”豆腐乳と蝦米(乾燥小エビ)で出しをとったものに
醤油、米酒、砂糖などで味をつける ”
と書いてあります。
そして
” 豆腐乳をいれるのがおいしくなるカギだ ”
とも書いてあります。
つまり、この本が正しいとすると、豆腐乳さんの
お友達の母上が調理している方法は、
伝統に則った、おいしい肉燥の作り方であるということになりますね。
さらにお知りになりたいことがあれば、
ご遠慮なくどんどんコメントしてください。
kool_tada も鶏肉飯大好きです。
ただ、台南は他の都市と違って、”鶏肉飯”と名前をつけたミセは殆んど無いんです。
そのかわり、”火鶏肉飯”という看板のミセは数十件以上あります。
”火鶏”の本場の”嘉義”に近いせいかもしれません。
とは言っても、かなりのミセが”火鶏”だけでなく、”鶏肉”を混ぜたりしています。
灰色の肉が入っていると、本物の火鶏の証拠だ - なんて言いますが、
種類によっては、白い肉ばっかりの火鶏もいるので、あまり当てにはなりません。
ときに、”鶏肉飯”ということで、台湾で一番有名なのは、やはり”嘉義”の”噴水鶏肉飯”だと思います。
でも、ここでは、”鶏肉飯”という名前をつけていますが、材料は台南県の農場の”火鶏”を使っているんですよ。
”火鶏肉飯”と言いながら、鶏肉を混ぜたり、
”鶏肉飯”と言いながら、火鶏を使ったり。
結構、本物というか、自分なりに好きなミセって言うものを、見つけるのが難しい食べ物だなぁと感じています。
(前に”新口味火鶏肉飯”の回で誉めたミセを、今は「ダメだな」と思ったりしています。)
長くなってすみません。
また、お時間がおありの時に、是非お立ち寄りください。
では!