いろいろあった、小2の夏。
その合間に、発達相談を受けました。
この時のワタクシ、何を知りたかったか、と言うと、コナンが視覚優位かどうか?ということでした。
発達障碍、特に自閉傾向のあるコは視覚優位の方が多いですよね。
だから、文字や絵を書いて、思いを伝えたりします。
でも、日々、コナンと関わっていくうちに、ワタクシの中で疑問が生まれました。
「どうも、視覚優位って感じがしないなぁ・・・
」
書いて見せても、ピン
とした手ごたえを感じないんです。
おまけに、話せば分かるということも時々だけれど、ある。
そんなワケで、いつもお世話になっている、M先生に発達相談を依頼して
障級の担任の先生にも動向していただき、コナンにK式を受けさせました。
その結果、
「どうも、視覚優位ではなさそうな・・・
」と言われました。
M先生曰く、K式だと言語能力という1項目だけの判断となり
言語能力の何が劣っているのか分からない、ということでした。
そこで、WISK-Ⅲで検査を受けることを勧められました。
一般的には発達レベルが5歳を過ぎると、WISKへ移行するそうですから、
すでに8歳の発達レベルがあるコナンはK式は卒業なのかもしれませんが、
コナンが大好きな発達相談員さんは、K式が専門だったので、ずっとK式で
受けていました。
そんなワケで、WISK-Ⅲを受けることになり、保育園時代にお世話になっていた
ことばの教室に連絡を取り、WISK-Ⅲを受けさせてもらうことになりました。
そして、検査の結果は・・・
知的発達は年齢相当らしいですが、検査結果がすべてではない、と
言われました。
要するに、質問の答えは合っていても、答えの内容をきちんと把握できていないので
本当の意味での質問の理解ができていない、ということです。
答えはあっているので、点数がつき、高得点になるわけですが、よく聞いてみると
実はきちんとは理解できていなかった、ということから、結果がすべてではない、
ということです。
しかも、『記号探し』は、苦手意識の強いコナンは、やる気がまったくなく、
用紙の「ある」「なし」に○をつけてね、と先生から言われると、
全部に「なし」に○を付け(
)、「全部『なし』なん?」と聞かれると、
テキトーに「ある」に○とつけたそうです。
実力、分からず・・・
まぁ、こういう場で実力を発揮しきれない、というところも、発達障碍の人に多いんですけど・・・。
視覚優位かどうかあやしいんですが、と尋ねたところ、やはり、視覚優位ではない、
ということでした。
今まで、目で見て分かるように指示していたのですが、
これだけでは彼には充分ではなく、更に「ここを見てね
」と
指摘する配慮が必要だと分かったのでした。
このほかにも、相手が言った言葉を頭の中で考えて理解して答えることが苦手なことや、
書き取りが苦手なことも分かりました。
前から苦手なことでは???と思っていたことが、はっきり彼の困難さだと分かったので、
学校や学童にこれらのことに配慮して、対応して欲しいとお願いの手紙を綴りました。
家庭以外でもフォローしてもらわないとね
机上だけの学習にとどまらず、見通しを持って行動していく体験を積み上げること
(計画を立てて実行していく学習など)、生活力(衛生感覚、身辺整理などの身の回りのこと、
自分で食事を作るなど)の学習体験を通しての学びを積み上げることがこれからの
コナンにとって大きな生きる力になるそうです。
また、思春期に向けて自分の弱さを肯定的に受け止め、セルフエスティーム(自己有能感、
自己評価、自尊感情などを含む概念)を高めることが大事なのだそうです。
それにしても・・・
ただでさえ、注意力が散漫なのに、視覚優位ではないなんて・・・
コナンに指示を的確に伝えるのは難しいなぁ・・・と感じたのでした。





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その合間に、発達相談を受けました。
この時のワタクシ、何を知りたかったか、と言うと、コナンが視覚優位かどうか?ということでした。
発達障碍、特に自閉傾向のあるコは視覚優位の方が多いですよね。
だから、文字や絵を書いて、思いを伝えたりします。
でも、日々、コナンと関わっていくうちに、ワタクシの中で疑問が生まれました。
「どうも、視覚優位って感じがしないなぁ・・・

書いて見せても、ピン

おまけに、話せば分かるということも時々だけれど、ある。
そんなワケで、いつもお世話になっている、M先生に発達相談を依頼して
障級の担任の先生にも動向していただき、コナンにK式を受けさせました。
その結果、
「どうも、視覚優位ではなさそうな・・・

M先生曰く、K式だと言語能力という1項目だけの判断となり
言語能力の何が劣っているのか分からない、ということでした。
そこで、WISK-Ⅲで検査を受けることを勧められました。
一般的には発達レベルが5歳を過ぎると、WISKへ移行するそうですから、
すでに8歳の発達レベルがあるコナンはK式は卒業なのかもしれませんが、
コナンが大好きな発達相談員さんは、K式が専門だったので、ずっとK式で
受けていました。
そんなワケで、WISK-Ⅲを受けることになり、保育園時代にお世話になっていた
ことばの教室に連絡を取り、WISK-Ⅲを受けさせてもらうことになりました。
そして、検査の結果は・・・
知的発達は年齢相当らしいですが、検査結果がすべてではない、と
言われました。
要するに、質問の答えは合っていても、答えの内容をきちんと把握できていないので
本当の意味での質問の理解ができていない、ということです。
答えはあっているので、点数がつき、高得点になるわけですが、よく聞いてみると
実はきちんとは理解できていなかった、ということから、結果がすべてではない、
ということです。
しかも、『記号探し』は、苦手意識の強いコナンは、やる気がまったくなく、
用紙の「ある」「なし」に○をつけてね、と先生から言われると、
全部に「なし」に○を付け(

テキトーに「ある」に○とつけたそうです。
実力、分からず・・・

まぁ、こういう場で実力を発揮しきれない、というところも、発達障碍の人に多いんですけど・・・。
視覚優位かどうかあやしいんですが、と尋ねたところ、やはり、視覚優位ではない、
ということでした。
今まで、目で見て分かるように指示していたのですが、
これだけでは彼には充分ではなく、更に「ここを見てね

指摘する配慮が必要だと分かったのでした。
このほかにも、相手が言った言葉を頭の中で考えて理解して答えることが苦手なことや、
書き取りが苦手なことも分かりました。
前から苦手なことでは???と思っていたことが、はっきり彼の困難さだと分かったので、
学校や学童にこれらのことに配慮して、対応して欲しいとお願いの手紙を綴りました。
家庭以外でもフォローしてもらわないとね

机上だけの学習にとどまらず、見通しを持って行動していく体験を積み上げること
(計画を立てて実行していく学習など)、生活力(衛生感覚、身辺整理などの身の回りのこと、
自分で食事を作るなど)の学習体験を通しての学びを積み上げることがこれからの
コナンにとって大きな生きる力になるそうです。
また、思春期に向けて自分の弱さを肯定的に受け止め、セルフエスティーム(自己有能感、
自己評価、自尊感情などを含む概念)を高めることが大事なのだそうです。
それにしても・・・

ただでさえ、注意力が散漫なのに、視覚優位ではないなんて・・・

コナンに指示を的確に伝えるのは難しいなぁ・・・と感じたのでした。







