☆ こにゃんこのケセラセラな毎日 ☆

人生なんてケセラセラ
♪なるようになるさ 先のことなど分からない♪

バス、待って~!!

2007年10月27日 | 子育て思い出話*-* コナン編 *-*
さて、保育園通いが始まりました。
多分、コナンは自分が通う場所がセンターから保育園に変わった、という認識は
なかったのではないか、と思っています。
ハハに連れられていった場所が、そこだった、という感覚だったと思います。

ワタクシが働いていないこともあり、慣らし保育ということで、
最初の2週間は給食後のお迎え、となりました。
お昼にお迎え、というのはあっという間で、早く昼過ぎまで保育してもらえないかな~?
なんて思ったモンです(笑)

さて、朝、大人の足で5分で着く保育園が、あっち寄りこっち寄りのコナンと歩くとかな~りかかりました
その登園中、コナンは歩きながら 歌っていました。

バスに乗って、バスに乗って、バスに乗ってどこへ行こう

療育センター登園中、の中でよく先生たちと歌っていた歌です。
コナンの後ろを歩きながら、「ほんとはセンターに行きたいんやろな」と思うと
とても切なかったです

そんなある日、歩いている道路の向こうにセンターバスを見つけました
『あっ バス
コナン、走りだしました ワタクシも後を追います
バスは止まって、児童を乗せているようでした。
コナン、一生懸命走ります
どんなに遅れても、いつもいつもちゃんと待っていてくれたセンターバス
あともうちょっとで追いつく というところで、無情にもは走り去っていってしまいました
『バス、待って~
コナンがどんなに呼んでも、は止まることはありませんでした・・・。

バスの運転手さんはローテーションで運転されます。
もし、この時の運転手さんが、去年コナンを乗せたことある人だったら、
きっと待っていてくれたと思います。
遠目に見て、運転手さんはワタクシの知らない方でした・・・

走り去ったを、呆然として見ていたコナン。
「行っちゃったね~。もう、バスには乗れないんだよ。保育園に行こうか
ガックリと肩を落としたコナンと保育園に向かいました。

玄関の中までは入ったのですが、靴を脱いで中に入ろうとしないコナン。
担任の先生が、迎えにきてくださいました。
ワタクシ、事の次第をお話すると
「そうですか。コナンくん、バスに乗れなくて残念だったね」
とコナンに語りかけた後、
「お母さん、この様子じゃなかなか中に入れないと思うし、後は私たちがついてますから、
お母さんはこのまま、に戻ってください」
と言われ、先生にお任せして帰ってきました。

お昼頃に向かえに行くと、フツーに遊んでいるコナンの姿がありました。
やっぱり、朝はなかなか保育園の中に入れなかったそうです。
コナンを連れて、に帰りました。

次の日。
いつものように歩いて登園するコナンとワタクシ。
でも、もうバスに乗って~ の歌を歌うことはありませんでした。
きっと、コナンの中で、もうに乗れないのだと、認識したのでしょう。
コナンの心中を察すると、鼻の奥がツンとして、切なかったですが、歩くコナンの背中を見ながら
「頑張れ コナン ここが踏ん張りどころだよ
と心の中でエールを送りました。

今でも時折を見かけると思い出す、切ない思い出です
コナンはそんなこと、これっぽっちも覚えちゃいませんが・・・(笑)








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