☆ こにゃんこのケセラセラな毎日 ☆

人生なんてケセラセラ
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療育センターで1年過ごしたコナンの成長

2007年10月18日 | 子育て思い出話*-* コナン編 *-*
療育センターでは年に3回、発達相談がありました。
最初の検査の時だけ、親子一緒で、後は子供のみで検査後、親が結果を聞いていました。
年度末の発達相談の時には、センターにデジカメが備品として置かれるようになったので
写真入りで検査内容を伝えてくださり、とても分かりやすかったです

最後の検査で、コナン成長した点とこれからも大切にしたいことだったからか
表題は『気持の揺れと立ち直り』となっていました。
検査で積み木を使いますね
積み木3個を使って「トンネル」を作る課題です。
なんのへんてつもない木でできた積み木を使って「トンネル」を作るのです。
本物のトンネルではないものを「トンネル」と言えるのは、見立てが出来るからです。
想像力があるからです。
コナンのような子にはとても難しい課題なのです。
「積み木」は「積み木」・・・トンネルにはなりえない、という考えに至るからです

さて、コナン、先生に「トンネル」を作って、と言われて、、すぐには応じず
別のおもちゃで遊んで気持ちを立て直していました。
気持ちを立て直して、積み木にチャレンジします。
積み木3個をあぁでもない、こうでもない、と重ねて、下に2個、その上に1個乗せましたが
下2個の間をくっつけたためにすきまがなく、電車が通れません
やっぱり、こうや
と今度は下に1個、その上に2個乗せたのですが、手を放すと上の積み木が落ちてしまい、
ショックを受けます
何度も何度もやってみても、試行錯誤しても上2個の積み木は落ちてしまいます
先生にちょっとだけ手助けをしてもらって、積み木でトンネルが作れたのですが
じゃあ、もう1回自分で作ってみようと思ってチャレンジしたら・・・、作れません
積み木と積み木がちょっとでもくっつくのを嫌がったからです
つまり、積み木と積み木の辺しか合わさないのです
積み木は重なっていないと落ちてしまいます

色々試行錯誤したものの、自分が納得できるような構成でないので
得意な汽車を作って終わり、になりました。

こうしたやりとりが写真入りで書かれてあって、とても分かりやすかったです

そして、〆として、こんなことが書かれてありました。

        大切だったこと 
  見立てができるようになったこと(汽車やトンネル)
  お手本と見比べを何回もやってみた
  微調整ができること(入口など)
  縦と横の構成ができること
  気持ちの揺れと立て直し(これまでのようにパッと気持ちがとぎれない)

        大切にしてほしいこと 
  納得できる出来栄えを目指して気持ちが大きく揺れていること
  揺れる気持ちは自己復元力をはらんでいること
  せかさずに気持ちの揺れを見守りつつ、出来栄えで評価せず、
   『頑張ったな』で締めくくってあげてください

積み木で型作ったモノを「汽車」や「トンネル」と見立てる力が育ったこと、
1回の失敗でくじけることなく、何度もチャレンジできたこと(最終的にはできなかったけれど・・・
コナン、この1年で成長したなぁ と思いました

さて、今現在のワタクシが改めてコレを見て思ったこと・・・
原点に帰らなくっちゃ
今はコナンをせかすことが多いです 「早くやりなさい」が口癖です
揺れているコナンに「○か×か」と答えを性急に求めてしまいます 

強いて出来ていることと言えば・・・
出来栄えで評価せず、「頑張ったね」「よくやったね」と褒めているところくらいでしょうか

う~ん う~ん う~ん

ワタクシもまだまだですなぁ・・・
って、当たり前かもしれないけど(苦笑)








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