コナンには触覚過敏なところがあります。
幼児の遊び場には必ず、と言っていいほど、登場する小麦粉粘土が大嫌いでした
小麦粉粘土とは・・・
小麦粉に水を混ぜて、耳たぶくらいの固さに練ったモノです。
これに、腐敗防止に「塩」を加えたり、なめらかにするために「油」を加えたり、
色付けに「食紅」を加えたりします。
油粘土みたいに固くないし、食用の品で作るので、間違って口に入れても安心です
幼児教室でのお遊びが「小麦粉粘土」だと分かると、途端に教室から脱走したコナンです
療育センターでも秋になると、室内遊びが増えてきました。
そして・・・、小麦粉粘土が登場するようになりました
コナン、小麦粉粘土を見た瞬間、イ゛ヤ゛ーッと叫んで、やっぱり教室から脱走
したそうです。
先生が教室へ連れ戻しましたが、涙目で教室の隅からみんなの様子を見ていたそうです
小麦粉粘土を嫌うコナンですが、ワタクシ、あんまり嫌がるので、それまで一度も
触らせたことがありませんでした。
早い話が「喰わず嫌い」ならぬ「触らず嫌い」だったワケです
さぁ、ここから、センターでのコナンの「小麦粉粘土嫌い」を克服するべく
色々な取り組みが始まりました
まずは、「小麦粉粘土」の材料は、何から出来てるか、知ってもらうために
ボールに小麦粉、水を合わせて、粘土作りを子供たちの前でやってみせました。
でも、コナン、やっぱり遠巻きに見て、そして触りませんでした
次に、「こんなイイものが出来るよ
」と分かってもらうために
ホットプレートを用意して、おやつの時間にホットケーキを作ることにしました。
ボールに出来たホットケーキの種をおたまにすくって、
「コナンくん
小麦粉で、こんな美味しいモノが出来るねんで
」
と先生が見せたら、イ゛ヤ゛ーッと叫んで、コナン、またもや脱走・・・
先生「これでもあかんのか~
」と思案顔。
この頃は粉モンは食べなかったコナンなので、そのおやつのホットケーキも食べませんでした
そして、次からは、遊びの時間に、小麦粉粘土と、小麦粉、水が置かれるようになりました。
クラスのお友達は楽しそう
に粘土で遊んでいます。
粉を出して遊んでいる子もいます。子どもが遊ぶんですから、袋から出した小麦粉が床に散乱します。
コナン、その小麦粉まみれの床に足の裏が触れることすら、嫌がりました
本当に、粉モンがダメなコナンだったのですが・・・
友達とは遊びたいんですよね~。でも、友達は小麦粉粘土を使っての遊びに興じて
だ~れもコナンとは遊んでくれません
しばらくは友だちを遠巻きに見ている日々が続きました。
そんなある日、みんなが小麦粉粘土で遊んでいる中に交じり、ボールに水を入れて
そこへおもちゃの野菜を放り込んで、おままごとをするようになりました。
水遊びが大好き
なコナン
しばらくはこの水遊びで遊ぶようになりました。
そして数日後、気がつけば、その水に小麦粉を入れていました
ほんの、ほんのちょびっとですが、小麦粉を入れて混ぜて遊ぶようになったのです
そして、段々小麦粉を入れる量が増えていきました
その頃には、先生が作った小麦粉粘土の作品なら、ちょっとは触れるようになりました。
そうやって、少しずつ、少しずつ小麦粉に慣らされていったコナン・・・
センター卒業時には
小麦粉粘土で作品を作るまでになりましたー


その作品を目にした時には、涙が出そうなくらい、嬉しかったです
写真でお見せしたいんですが・・・、写真、どこ行った~

こうやって、コナンは小麦粉粘土を克服しました
あのテ、このテで工夫してくださった、先生方のおかげです
そして、触覚過敏も、少しずつ慣らしていけば、やわらいでいくのだな・・・と学んだワタクシです
それは、保育園時代、泥が苦手で、泥団子が作れなかったコナンを、年中さんの頃には
泥団子が作れるように慣らせることに役立てることができました
何事も、

無理なく慣れさせることが大切

なんですね






人気ブログランキング参加中
ポチッ♪とクリックをお願いしま~す
幼児の遊び場には必ず、と言っていいほど、登場する小麦粉粘土が大嫌いでした


小麦粉に水を混ぜて、耳たぶくらいの固さに練ったモノです。
これに、腐敗防止に「塩」を加えたり、なめらかにするために「油」を加えたり、
色付けに「食紅」を加えたりします。
油粘土みたいに固くないし、食用の品で作るので、間違って口に入れても安心です

幼児教室でのお遊びが「小麦粉粘土」だと分かると、途端に教室から脱走したコナンです

療育センターでも秋になると、室内遊びが増えてきました。
そして・・・、小麦粉粘土が登場するようになりました

コナン、小麦粉粘土を見た瞬間、イ゛ヤ゛ーッと叫んで、やっぱり教室から脱走


先生が教室へ連れ戻しましたが、涙目で教室の隅からみんなの様子を見ていたそうです

小麦粉粘土を嫌うコナンですが、ワタクシ、あんまり嫌がるので、それまで一度も
触らせたことがありませんでした。
早い話が「喰わず嫌い」ならぬ「触らず嫌い」だったワケです

さぁ、ここから、センターでのコナンの「小麦粉粘土嫌い」を克服するべく
色々な取り組みが始まりました

まずは、「小麦粉粘土」の材料は、何から出来てるか、知ってもらうために
ボールに小麦粉、水を合わせて、粘土作りを子供たちの前でやってみせました。
でも、コナン、やっぱり遠巻きに見て、そして触りませんでした

次に、「こんなイイものが出来るよ

ホットプレートを用意して、おやつの時間にホットケーキを作ることにしました。
ボールに出来たホットケーキの種をおたまにすくって、
「コナンくん


と先生が見せたら、イ゛ヤ゛ーッと叫んで、コナン、またもや脱走・・・

先生「これでもあかんのか~


この頃は粉モンは食べなかったコナンなので、そのおやつのホットケーキも食べませんでした

そして、次からは、遊びの時間に、小麦粉粘土と、小麦粉、水が置かれるようになりました。
クラスのお友達は楽しそう

粉を出して遊んでいる子もいます。子どもが遊ぶんですから、袋から出した小麦粉が床に散乱します。
コナン、その小麦粉まみれの床に足の裏が触れることすら、嫌がりました

本当に、粉モンがダメなコナンだったのですが・・・
友達とは遊びたいんですよね~。でも、友達は小麦粉粘土を使っての遊びに興じて
だ~れもコナンとは遊んでくれません

しばらくは友だちを遠巻きに見ている日々が続きました。
そんなある日、みんなが小麦粉粘土で遊んでいる中に交じり、ボールに水を入れて
そこへおもちゃの野菜を放り込んで、おままごとをするようになりました。
水遊びが大好き


そして数日後、気がつけば、その水に小麦粉を入れていました

ほんの、ほんのちょびっとですが、小麦粉を入れて混ぜて遊ぶようになったのです

そして、段々小麦粉を入れる量が増えていきました

その頃には、先生が作った小麦粉粘土の作品なら、ちょっとは触れるようになりました。
そうやって、少しずつ、少しずつ小麦粉に慣らされていったコナン・・・
センター卒業時には




その作品を目にした時には、涙が出そうなくらい、嬉しかったです

写真でお見せしたいんですが・・・、写真、どこ行った~


こうやって、コナンは小麦粉粘土を克服しました

あのテ、このテで工夫してくださった、先生方のおかげです

そして、触覚過敏も、少しずつ慣らしていけば、やわらいでいくのだな・・・と学んだワタクシです

それは、保育園時代、泥が苦手で、泥団子が作れなかったコナンを、年中さんの頃には
泥団子が作れるように慣らせることに役立てることができました

何事も、















