☆ こにゃんこのケセラセラな毎日 ☆

人生なんてケセラセラ
♪なるようになるさ 先のことなど分からない♪

ジナン誕生!

2007年10月31日 | 子育て思い出話*-* ジナン編 *-*
夕方くらいから、また陣痛が始まり、陣痛室へと入りました。
今度は促進剤を使わないから、少しはラクかしら???と思ったのですが、
やっぱり、イタイよ
ウンウンうなっていると、助産婦さんがやってきて言いました。
「呼吸する時、口からじゃなくて、鼻から吸ってもらえますか~?」
『花粉症で鼻が詰まっていて、鼻から呼吸が出来ないんです~
「あらら~。でも、鼻から呼吸しないと、赤ちゃんに酸素がいかないのよねぇ。」
段々、痛みがひどくなってきました。イタイイタイと思ってふっと
取りつけられている器具を見ると、赤くエラーが出ています
ヤバイヤバイと落ち着こうと鼻から息を吸うと、赤ランプは消えました。

助産婦さんが見回りにやってきました。
「こにゃんこさん、経産婦さんなのに、まだ生まれないね~」
そう、経産婦さんが出産する、と言われる時間はとうに過ぎていたのです
「長男の時は2泊3日、かかったんです
「あら~、じゃあ、今日中に生まれれば、良い方ね~
なんか、今日中もムリそうな・・・

と、陣痛室の隣のブースに別の妊婦さんが家族でやってきました。
お隣さんも苦しそうです。
ところが 後からやってきたお隣さんが、先に分娩室へ行ってしまいました
そして、30分~1時間後には出産されて戻ってきました。
出産後しばらくは、陣痛室にいることになっているようです。
ご主人が来た気配を感じました。
「生んでくれて、ありがとう ご苦労さま
そのやりとりを聞きながら、あぁ、ワタクシはコナンの時も今度も、赤ちゃん産んでも
誰からもなぁ~んにも言われないんだなぁ・・・と考えてしまいました。

人間、踏ん張らなあかん時に、心弱くしてはいけないものです

そう考えた瞬間、苦しくなり、計測器に赤ランプが点灯し、ビービー鳴出しました
ワタクシは、というと、お腹の痛みがひどくなってきました。
そして、なぜか、手足がブルブルと震えだしたのです

助産婦さんが駆けつけて来ました
ワタクシの状態を見て、ビックリしています
ナースセンターへ向かって叫んでいるのが、聞こえました。
「先生、呼んで来て 早く
医師がすぐにやってきました。
「酸素300持ってきて 今すぐ
廊下がバタバタ騒がしいのを感じながら、助産婦さんが「こにゃんこさん、大丈夫
と言いながら、ワタクシの腕や足をさすってくれるのを感じながら、
ワタクシ、意識を無くしてしまったのでした・・・。


・・・・・どれくらい経ったのでしょう?
夢うつつにこんな会話が聞こえてきました。
「こにゃんこさん、どうですか?」
「今、眠っているだけよ。意識はあるわ」

あぁ、そうなんや。ワタクシ、寝ているだけなのねと遠い意識の中
ボンヤリ考えながら、そして、誰かが背中をず~っとさすってくれているようで、
気持ちいいなぁと思いながら、またワタクシ眠りに付きました

そして、しばらくして目を覚ましました。
ちょうど助産婦さんが様子を見に来たところでした。
「あら、目が覚めたのね。こにゃんこさん、過呼吸症候群だったのよー。
やっぱり、呼吸は鼻からやってくれなくちゃあ
・・・・・ そうだったのか
「赤いランプ、それ以前にも何回か点灯してたでしょう?ダメよ、ちゃんと言ってくれなくちゃ
「すみません・・・ ご迷惑をおかけしました」
「いえいえ(笑) 私じゃなくって、別の助産婦がず~っとこにゃんこさんの背中をさすっててね。
それで、あなた、だいぶラクになったみたい。」
「そうですか・・・」
助産婦さん ありがとう

さて、そこから、また陣痛の痛みとの闘いです
助産婦さんに何度も「もう、産みたいですぅ~ まだですか~
と聞いていたワタクシです。

そして、やっと分娩室に入れることになりました
分娩室に入ると、外が見えました。
もう、夜が明けていました
今度は、実習生に囲まれることなく(笑) 生むことができました
コナンよりはちょっとかかりましたが、30分ちょっとで赤ちゃんが生まれましたー

オンギャーッ

おぉ~ 今度はちゃんとすぐに産声を上げたよ

そして、医師がこう告げました。
「元気な男の赤ちゃんですよ

えっ 男の子

こうして、ジナンが誕生したのでしたー








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ジナン誕生! *-* エピローグ *-*

2007年10月31日 | 子育て思い出話*-* ジナン編 *-*
さてさて、みなさま、覚えていらっしゃるか分かりませんが、
ワタクシの妊婦後半は、夫は長期出張でにはいませんでした。

本来なら、実家に戻って出産したかったのですが、コナンの保育園生活が始まったため、
いきなり環境を変えるのも良くなかろう、ということで、実家の母にこちらに来てもらいました。
義母に頼る、という選択肢もあったかもしれませんが、ワタクシ、こう見えて
夫の家族にはめっちゃ気を使ってしまうので(真の家族になりきれてない
母に頼んで来てもらいました。

母が来るのは妊娠38週に入ってから、ということになりました。
それは抜きにしても、妊娠中からしつこく言われたのがこのコトバ
37週で産んじゃダメよ
コナンが生まれたのが37週5日目だったからです
コナンの1か月健診でも医師に「小児科で正規産は38週目から」と言われたこともあり、
周囲は37週目出産にピリピリしていたのです。

そんだけ、気にした方が生まれてきそうでコワイよ・・・

と密かに思ったワタクシですが、ジジババ孝行な赤ちゃんは37週目で生まれてきませんでした

38週目に入り、実家から母が来てくれました。
出産後のことも考え、母が保育園の送り迎えをすることになりました。

38週を過ぎても、産気づきません
今度は周囲が「まだ、生まれないの?」と言ってきました。
勝手なモンです(笑)
出産予定日を過ぎたワケでもないのに・・・

その、出産予定日の2日前。
土曜日だったので、保育園もお休みで、3人でまったりとした朝を迎えていました。
 朝からお腹が張って仕方がありません
コナンの時が破水が先で、陣痛促進剤で陣痛を起こしたため、経産婦と言えど、
陣痛がどんなモンかもひとつ分からず・・・
でも、お腹が張る感覚が10分になりました。
病院へ すると、「来てください」と言われたので、行くことにしました。
母が一緒について行く、と言いだしました。
よりによって、土曜日。コナンがいます
多動なコナンを病院に連れて行ったら、私は出産どころではありません
タクシーに乗って、夫の実家に寄り、コナンを預けることにしました。

夫の実家に着き、自分一人がここの残されるのだと分かるとコナン、おじいちゃんに腕をひかれながら
ワタクシの方を振り返り
『お母さんは お母さんは
と言っていました。
義父は下手にその場に留まると、別れられなくなる、と判断して、「えぇから、えぇから」
と言いながら、立ち止まることなくの中に入って行きました。

ちょっと不憫に思いながらも、病院に行きました。
到着すると、陣痛が5分間隔になっている、とのことで陣痛室へ通されました。
ところが・・・
陣痛室に入った途端、陣痛が治まってしまいました
実は、コナンの時もそうだったのです
とりあえず、陣痛室を出て、病室に戻りました。
このままでは、出産までには時間がかかるだろう、ということで、母には一旦
に帰ってもらいました。


     すみません 長くなったので、次に続けます









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