大相撲十一月場所

十一月場所を振り返って。
今場所は、色々、あったねぇ。

まず休場が多かった。
幕内の全休が、鶴竜、宇良、そして件の貴ノ岩。
途中休場が、稀勢の里、高安、照ノ富士、妙義龍、碧山、そして渦中のヒト・日馬富士。
ケガが多いのは、年６場所が多すぎるせいもあるかも知れないけど、稽古不足や、出場の判断の甘さもあるんじゃないかねぇ。
ケガは早く治して、迫力ある取り組みが観たい。

そして例の暴行事件。
色んな情報が交錯している。
日馬富士が暴行した事は事実のようだけど。
貴乃花親方の行動も、ちょっと理解に苦しむ。
真相の解明が待たれる。
いずれにしても、無事では済まないだろうねぇ。

白鵬、４０回目の優勝！
流石というか、何というか。
でも、ところどころ、変な様子もあったんじゃない？
２回目で思いっきり立っちゃったり、待っただと思って足を止めてしまったり。
日馬富士と貴ノ岩のこともあって、さすがに動揺したか？
それでも優勝なんだから恐れ入る。
あと、「万歳」。
白鵬って、求道者として尊敬できるヒトだとは思うんだけど。
時々、どっかズレてるところ、あると思う（笑）

殊勲賞は貴景勝。
敢闘賞は隠岐の海と安美錦。
技能賞は北勝富士。
玉鷲も11-4の好成績。
貴景勝は２１歳、北勝富士は２５歳と、若い力の台頭を感じるねぇ！
一方で幕内最年長・３９歳の安美錦、３２歳の隠岐の海、３３歳の玉鷲。
ベテラン勢の頑張りも嬉しい。

逸ノ城は回復基調？
10-5と成績にも現れている。
来場所は期待できるかな？

十両優勝は蒼国来
幕下優勝は栃飛竜
三段目優勝は友風
序二段優勝は庄司
序ノ口優勝は琴誠剛

さて、稀勢の里だが。
今場所も途中休場。
出場の判断が甘かったんじゃないか？
様子を見い見い出場して、ダメだったら休場するっていうパターンは止めた方が良い。
出場することが無条件に良いワケじゃない。
いい加減、きっちりけじめをつけるべきだと思うよ。
きっちりケガを治して、自信を持って、来場所に臨んで欲しい。
頑張れ！
稀勢の里！