goo blog サービス終了のお知らせ 

KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

アリマキ2018/07初旬~中旬

2018年07月17日 | カメムシ目
クリの葉の裏に、アリが多数。
クロクサアリっぽいけど、詳しい種類は分かりません。

アブラムシの出す甘露(※)がお目当て。
アリはアブラムシのボディーガードを務めます。
まるでアリの牧場のようであることから、アブラムシのことをアリマキ(蟻牧)と呼びます。

※アブラムシの排泄物。
吸収しきれなかった余分な糖分が含まれていて、甘い。

アブラムシの詳しい種類は・・・?
モモアカアブラムシに似ている気もするが、決定打に欠けます。

10日の写真。
何でアリが集まってるのか、分からなかったけど。
アリマキよりアリの方が多かったからかも。

これも10日の写真。
こっちはクリの茎にアリが多数。

黒くて分かんなかったけど、クリオオアブラムシがいたんだね。
同じ樹でも、アブラムシの種類によって、いる場所が違う。
アリのおかげで見つけることができた。

クロクサアリのデータ
分類:ハチ目アリ科
体長:4~5mm(女王6mm)
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:4~10月
          羽アリ7月
エサ:アブラムシの甘露を舐める
   女王はアメイロケアリの巣に侵入、自分の子を育てさせる。
   (一時的社会寄生)
その他:クヌギやコナラ等の根元に巣を作る。
    巣はボール紙状で黒褐色。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
   コトバンク

モモアカアブラムシのデータ
カメムシ目アブラムシ科アブラムシ亜科
体長:1~2mm
分布:全国
   平地~丘陵
成虫の見られる時期:1年中
エサ:一次寄主・・・モモ、スモモなど
   二次寄主・・・アブラナ科植物、タバコ、ゴマ、テンサイ、ジャガイモなど
   ※周年同じ植物につく方が一般的
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
   虫ナビ

クリオオアブラムシのデータ
分類:カメムシ目アブラムシ科オオアブラムシ亜科
体長:4~5mm
分布:全国
   平地~山地
成虫の見られる時期:4~6月、10~11月
          卵で冬越し
エサ:クリ、クヌギ、カシ
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
   虫ナビ

blogramによるブログ分析

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コカマキリ幼虫(終齢?)ほ... | トップ | サフランモドキ2018/07/10 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

カメムシ目」カテゴリの最新記事