競馬マニアの1人ケイバ談義

がんばれ、ドレッドノータス!

2012年のアニメ第2位

2013年01月26日 | アニメ評価
我が主観たっぷりで勝手に選ぶ2012年アニメベスト15。今日は第2位の発表です。
アニメ作品部門第2位は、ZETMANでした。
http://zetman.jp/index.html

つらいときこそ顔を上げるんだ。地べたに希望は転がってねーぞ。

このアニメには2人のヒーローが出てきます。デビルマンのような異様な容姿のヒーロー、ゼットマン(ジン)とアイアンマンのような電子の鎧をまとったアルファス(コウガ)。2人のヒーローの苦悩と成長を描いた物語でした。
いろいろと見応えのあるアニメでした。プレイヤーたちとの激しい戦闘シーン。特に最終回のAパート、正義に狂ってしまったコウガは裏返ってしまったジンの彼女花子を斬り殺し、さらにジンを撃ちます。あのときのコウガは、正義しか見えてなかったんでしょうか?

このアニメの原作はマンガ誌のマンガ。数々のヒーロー像を作り出してきた桂正和氏が描いてます。当アニメが絶対正義・絶対ヒーローじゃなかったところは、桂先生がたどり着いたヒーロー像の境地なのでしょうか?

ちょっと残念だったところは、端折りすぎたところ。このアニメの原作はかなり長いようなのですが、当アニメは1クール。そのせいか、かなり端折ったようです。そのためか、パーティの惨劇のあとの一郎・二郎・早見の最期があまりにもあっけなかった。あの演出はちょっと疑問でしたね。

あの夜もし花子が妊娠していたら、どんな子が生まれてたのでしょうか?

テーマ曲部門第2位は、ガールズ&パンツァーのED曲、Enter Enter MISSION!(あんこうチーム)でした。
http://vimeo.com/51559416

このアニソンの評価を高くした理由は、メッセージソングだったところ。メッセージソングと言っても、政治的なものではなく、そう、友達に語りかけるような歌詞。この手のメッセージソングと言えば、アンパンマンマーチが真っ先に思い浮かびます。この曲はあれほどのメッセージ性はないですが、それでもかなりのメッセージ性があったと思います。

この曲を歌ってる声優は、渕上舞・茅野愛衣・尾崎真実・中上育実・井口裕香の当アニメに出演してた5人。茅野愛衣と井口裕香は有名ですが、他の3人は自分的にはあまり知らない声優。ちょっと調べてみたら、尾崎真実・中上育実はこれが初めてもらった主役級でした。一方渕上舞は、電波女と青春男の前川(のっぽでコスプレマニアの女子高生)等、ちょこっと知られてる声優だったようです。