北海道の旅120日目（斜里～小清水～大空）

今朝は3時起きして移動する、カミさんを車に残して、10分程度歩いた所に釣り場がある。

３時は当然暗くて釣りにならないから、夜がしらむまで、師匠と場所取り・・・

4時頃になると、自転車やバイク等で釣りびとが増えてくる。ここは近くに駐車場があるが、マナーの悪い人が居座って閉鎖されている。

4時半にはウキが見える程度に明るくなる。胸をワクワクさせながら釣りの開始です。

一番に釣り上げたのは師匠、流石に素晴らしいテクニックで快調に上げる。

私の番は中々来ない、いや回りの人も釣れてない・・・見かねたか師匠がウキの流す場所を教えてくれた。

何度か流して見ると、ウキに反応が出た。ここだと合わせを入れると、強い締め込み・・・掛けた、ガッチリと掛けた。

焦ることはないと、自分に言い聞かせるが、何せ初めての経験やり取りがぎこちないが、なんとか岸近くまで引き寄せて、波に合わせて引き上げようとしたら、石に足を取られて、尻もちを着いたとたんに軽くなった。

またか・・・ショック・・・この釣りは駄目かも知れないと落ち込んだが、色々と親身に教えてくれた師匠に申し訳ないと気をとり直して・・・

今日は仕掛を沢山作って持って来たので、直ぐに付け替えて・・・同じポイントに投入。

少しすると・・・掛かった。人生初のカラフトマス、これは少し小ぶりでなんなく上げた。

この後、直ぐに二匹目がきた。

夢中で釣っていたら、雨が振りだしてその内に本格的に振りだして、辺りを見ると殆ど人が引き上げていた。

釣れる数より、ハズレる数の方が多かったが、それでも５匹も釣り上げたのは、上出来、大満足です。

強い雨のなか一人で待つカミさんの元へ、歩いて戻った。行くときは近く感じたが、夜が明けて雨の中随分遠かった。

びしょ濡れで帰ると、早速釣果を聞いてくる。ピースサインをすると、我がことのように喜んでくれた。

釣り人の女房は大変です。出入りの少ない駐車場に置いてけぼりをされて、長いこと待たなければなりません。

おまけに今日も大変な解体作業を手伝ってくれます。感謝・感謝・・・!



鱒3匹・鮭2匹、一番大きい奴は76㎝



オスと思っていた一番大きい鮭は、何とメスでした。オスは一匹だけで他はメス、メスに好かれた初釣果でした。



悪戦苦闘をしながら、魚をさばいていると12時頃にはすっかり晴れていた。

雨で濡れた物を干して、魚もさばき終わって、今回はイクラ好きのカミさんの口に入る量があって・・・

やっと今回の旅、最終目標の達成です。

近くの温泉で疲れを取って、お世話になった人にお礼を言って、特に師匠ですが・・・

彼は釣りを「修業」と言っている。17年もここに通って、終りのない修業をしている。わたしなぞは弟子の資格はないようだ。

残念だが、心の底で感謝を伝えた！

4時半遅くなったが、心残すことなく帰路に着いた。

でも流石に疲れていて道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」５回目のお泊まりです。

走行距離　:　98㎞

Wifi 　　　:　◎

地デジ　　:　◎