食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、ホテルのこと』

2014年01月24日 18時39分50秒 | 旅行

ホテルに着くとEさんは友人の可愛いお嬢さんIさんを連れて来ていた。Iさんは日本で働い

たことがあり日本語はペラペラだから通訳代わりにぴったりだった。夜の夜景も綺麗なクラ

ークキーの水辺を散歩した後、由緒あるゴージャスホテル、フラトンでアフタヌーン・ティー

を頂く。何やら有名な菓子だと説明してくれたが上の空で聞いていた。Eさんと私は英語、

Iさんとは日本語、EさんとIさんは中国語交じりの英語とややこしい会話だった。ここのお茶

タイムはOPツアーに利用されることもあるから、どんなに違うのかと思ったが、よく分からな

かった。

シンガポールは近代的なビルが林立し有名なホテルもたくさんある。流石に国際金融都

市として栄えているだけのことはある。このホテル近くはベイエリアでシンガポールフライ

ヤーや新しいエンターテイメントなどが続々と登場する活気のあるエリアになりつつある。

繁華街のオーチャードとは別の一面がある。私たちが泊まったリッツ・カールトンはそうし

たエリアの対岸でベイエリア開発前はこの辺りが開発ラッシュだったようだ。周辺は高級

ホテルのオンパレードだ。リッツの部屋は広い部屋、大きなベッド、ビジネス用のデスク、

シャワー室とバスタブ室がありテレビは当時大型の40インチくらいものが設置されていた。

小柄な2人の初老が泊まるには広すぎる部屋だった。こんなホテルの受付の横に日本

人デスクがあった。

何かの用で顔を出したら日本人の女性スタッフがいた。話をして私たちが島根県からと分

かると私は平田市と言うではないか。

まさか、こんな所で島根県の人と出会うなんて、と思ったらそれもそのはず、その女性も

島根の人がお客に来たのは初めて(彼女が対応した人の意)と言っていた。

シンガポールでは室内の喫煙は原則NGだから、このホテルも喫煙は玄関横の風が吹き

さらす所にある灰皿でしかできなかった。折角、豪華なホテルに泊まっているのに煙草

でもふかし寛ごうかと思えば、みすぼらしい喫煙場所では雰囲気は台無し。

それでもニコチン野郎はくじけず、ここで屯(たむろ)していた。


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