食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『ヨーロッパ3か国の旅、ハイデルベルク』

2013年04月05日 18時12分30秒 | 旅行

 ハイデルベルクの到着は午前8時過ぎ、車から出ると『真冬の寒さ』風は強め兎に

角、寒いの一言に尽きる。特に手が冷たく指先まで蝋人形の指みたいになってしま

う。パーカーのフードを被り用意していたジャンバーのフードと二重の防寒でも顔が

冷たくPM2.5用のマスクをつける。ネッカー川にかかるカール・テオドール橋の上に

行くのだから風の通りはいいから寒さは倍増する。

鼻水、涙と全く、締まりのない爺だこと。朝が早いから観光客はいないと思ったら、日

本人のツアー客の一団がやって来た。地元の人はイースター祭で帰省している人、

日曜日ということもあり余り見かけない。異国の地の一角は日本人に占領されてしま

った。橋の上に彫刻物や門のようなものがあり普通の橋と趣は異なるが、この橋は遠

くから眺める方がいいと思う。寒い、寒いと言いながら逃げ出し街中に向かうが、商

店はclosed…..ところが奇特な人がおられ私たちの姿を見て開店の準備を始めた。取

り敢えずマルクト広場や最古の医科大学、教会などを見物してから、お土産を買うこと

になった。街中をうろついていると雑貨屋のような土産物屋のような店が開いており、

手袋を探すと出来は悪く直ぐに毛玉、ほつれが出て来るのは間違いなしの代物。

『12€也(約1400円)』・・・・・こんなもの100均でも売っているぞ、しかし寒さにはかなわん。

欲しい時に欲しいものがある、これが価値と納得させる。

静かで人通りの少ない街を寒さに耐えながら歩き一通りの観光を終え先ほどの店に戻

り、ガイドさんがトイレの場所を聞くと人の良さそうなお爺さんが直ぐ裏手に喫茶店があ

るからそこに行けばいいと教えてくれた。

幸いなことに、その喫茶店は店を開いていたので温かいコーヒーを飲み一息ついてか

らお爺さんの土産物屋に戻った。

お世話になったからと皆さんも小物のお土産をお買い物して、再びバスに乗り丘の上

にあるお城跡からおとぎの国のような旧市内を見学。

確かに可愛らしい街ではあるが橋の上より更に寒さが増しているように感じる。写真を

撮っていると教会の鐘が鳴り響き、旧市内の姿にマッチし実に雰囲気のある情景を醸

し出した。

このような美しい風景を眺めてからの移動に備えて、ガイドさんの無粋な一言『これか

らローテンブルクに移動するのでトイレに行きたい人は行って下さい』つい先ほど喫

茶店で用を足したばかりではないか、何故そのような無体なこと言われるのか・・・・

ハイデルベルク 1 

ハイデルベルク 2


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