女々しいは、『女』を表す『め』を重ね形容詞化した語。主に、ふるまいなどが女性のようであることをい
った言葉だが、次第に『柔軟である』『未練がましい』の意味を表すになった。『め(女)』という語は、古
くは女性一般を意味していたが、平安時代以降、女性一般を表す語として『をんな(女)』が使われるようにな
り、『め(女)』は女性の蔑称としてもちいられるようになった。『女々しい』のように『女』を形容詞化した
言葉に『女らしい』があるが『女らしい』が『女々しい』と全く正反対の評価をした形容であることも、
『め(女)』という語の待遇度が低下したことによるものである。
『女々しい男たちにうんざり』女性に嫌われているのに女々しく、しつこく付きまとうどうしようもない男の事を体良く『ストー
カー』なる言葉でオブラートに包んでしまうと陰湿性、悪質性が薄れてしまう。女々しいなどと言うと女の人に叱られそうだ
がこのような表現によく用いられる。これと似て『女の腐った奴』なんてのもあり、女性には申し訳ないような言い回しだ。
先日もストーカーに刺されて女性の方が亡くなられた。女性に一方的に思い入れしたものの実らないからと逆恨みをして、
挙句の果てには付きまとうから更に嫌われ警察沙汰に。
警察と言う第3者からもきついお小言や誓約を求められたりこれだけでも、みっともなく世間様に顔向けできないと小心者
の私などは思ってしまう。しかし、こうした女々しい人種は自分に問題があるのではなく、自分の事を理解してくれない相
手が悪いと考えるから始末が悪い。そして逆恨みが頂点に達して刃傷沙汰、これでいて『殺すつもりはなかった』などと子
供じみたことを平気で言う。青春時代のほろ苦い思い出に失恋なんてこともあったろうが、いい年をした大人が失恋したく
らいで自分の精神をコントロールできないのだから、恋愛以外の事にもいい加減なんだろうと思う。こうした所にも大人の幼
稚化が進んでいるのではなかろうか。
昔から男女の間でのいざこざは数えきれないほどあったろうが、時代時代での知恵が働き傷口を大きくしないようにしてき
たはずだ。いつ頃から男たちは知恵を生み出す力を無くしてしまったのか。
男たちよ強くあれ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます