食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『夢追人、銀山遠征こぼれ話』

2013年08月01日 17時13分57秒 | 趣味

銀山に向かう時、私とリーダーは八雲から1台の車に乗り、案内をしてくれる人と待

合場所で合流した。案内人は車を置いていくから同乗させて欲しいと言い、ある場

所に入り慣れた風に車を駐車させ私たちの車に乗り込んだ。

未だ夜を抜け切れていない暗闇だから、私たちにはどんな場所だったか全く知る由

はないし、余りにも自然に車をおく姿に何の疑問も持たなかった。

松江から石見銀山に向かい、1日中楽しい猪猟をして宿屋に着いたら、宿の人が案

内人に電話があったと伝言。

訝しがる案内人は自宅に電話をしてびっくり仰天の内容。消防署から家に電話があ

り消防自動車の車庫前に止めてある自動車を早くどけろ、と云う催促が何度もあった

と言う。このお方、私は初めて会った人だから全く知らないが『今、銀山にいて猟をし

ているから帰れない。明日の夕方には行くと言っといてくれ』と家人に言ったそうな。

相当な強者だ。

まさか、まさかの展開だ。私たちは、車を置く場所のことをよく知っていると思ってい

たが、本人もまさか消防署のしかも消防自動車の車庫の前とは知らなかったらしい。

自動車は署員が人力で横にずらし、消防自動車が出られるようにしてあったそうだ。

万が一、緊急出動と重なり車庫前に不法駐車(道交法上、どのような扱い?)の車が

あり邪魔をしていたため、出動が遅れたなんてことになったら、大事件に発展してい

た。その後、案内人は消防署に出向きこっぴどく絞られてことは言うまでもない。

ただ、悪意があった訳ではないから罪に問われるようなことは避けられたのは幸いだ

った。


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