食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『電子ブックについて』

2013年08月01日 17時11分15秒 | 日記

電子ブックと名付けられ、これからの書籍は電子ブックが書店にとって代わるかもし

れないと大きな期待がかけられ、新しい端末の開発で顧客の囲い込みが始まった。

販売元は電子化された書籍数の多さをアピールし、端末も低価格競争に突入。電

子ブックが出た当初、電子化された書籍数は限られており、専用の端末を買ってま

でこうした本や雑誌を買ってみようという気にはならなかった。

物好きな爺さんの購入失敗履歴に記されているDigital Photo Frameなる商品、タブ

レット端末のようなものに写真を映し出すだけのものだ。  SDカードを媒体としてスラ

イドショー形式で写真を映し出すだけのものだが、PCを立ち上げたりする手間が省

けるから何となく便利そうに思えた。

購入して暫くは物珍しさから食卓テーブルに置き、旅行や孫たちの写真を楽しんで

いた。しかしこうした写真をのべつ幕なしに見ることはないから、段々と遠ざかり、次

は壁掛けに変身、更に遠のき電源を入れることさえ稀になってしまった。

電子ブックの出現はフォトフレームの悪夢を思い起こさせた。

私にとって定着するものか否か見定める判断材料は非常に乏しく、最近になるまで

興味を示さなかった。折角タブレットがあるのに、こいつの活路を見つけ出さねばと、

電子ブックへの道を探ってみた。

電子化された本の数、種類は確かに増えており無料配信のサービスも充実してきた。

それではと一眼レフカメラの使い方、40歳からのピアノ入門と題した書籍を購入して

みた。本の紹介は、はっきり言って雑の一言に尽きる。だから購入前から博打をする

ようなものと覚悟をして買ったから腹は立たないが『40歳からのピアノ入門』

は教習本ではなく、経験談を綴ったもので、こうした内容だと分かっていたら絶対に

買うことはない代物だった。

ストアによっては『立ち読み』なるサービスを用意しているが、これにしても立ち読み

して購入の可否を判断できるものではない。音楽配信で視聴がある、これは分かり

易い。だが、書籍になると立読みすら博打に近い判断しかできない気がする。

それでも、と思い別の1冊を買ったがやはり思惑は外れ、期待した内容ではなかっ

た。電子ブックを購入するコツは、内容が明確に分かっているものだけに限定する

ことに他ならない。しかし、坊ちゃんや蟹工船などの名作が無料配信されて気軽

に読めるようなサービスも提供されており、客層が増えれば電子ブックの紹介の

仕方にも工夫されていくものと思う。

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