14日の夜は八雲おいでな祭のメインイベント、花火大会が開かれた。我が家から通
常のルートで行けば5分ほどだが、交通規制がかかり15~20分くらいのところが会場。
暑いからと横着を決め込んで軽トラで出かけるが当然の事、駐車場は満杯だから、途
中の道路に駐車して会場に向かう。道路は3桁国道だが駐禁になっていないので路
側帯は両側とも格好の駐車場に様変わりしていた。
夕食を食べてのことだし、花火につきもののビールは余り向かないから、かき氷を食
べながら待つことにした。開始時間も分からずに出かけた見返りは、凡そ1時間ほどの
『お座りの刑』メインステージではバンドの伴奏で”きゃりーぱみゅぱみゅ”を真似た様
な姉ちゃんが賑やかな唄を歌ったりしていたが、私の趣味ではないし花火を見るには
今一の場所のため、静かで花火特等席に移動する。長らくお待ちの後、いよいよ花火
が始まった。
私たちの席と打ち上げ場所は直線で200mも離れていない。ドーンと上がると目線は上、
頭を持ち上げながら花火を追いかける。近いから音は腹に響く感じがするし火の粉が
落ちて来るような感じもする。派手な音のするもの、煙も花火の趣向のようなもの、年々
花火も工夫されているようだ。それにしても、見上げるような距離からの花火は田舎な
らではだと思う。打ち上げ場所の後方は山だから花火の種類に制限があり、海辺で行
われる花火のようにバラエティーに富んだ構成は難しいのかもしれないが、打ち上げ
場所との距離が短くなることで、別の良さを引き出している。
町の伝統行事として受け継いできたことを若者が中心になり、更に先につなげようとし
ている。浄財の確保も大切な要素だ。お金持ちの年寄りはドンドン寄付に応じて欲し
いものだ。
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