ネット上で第三者の評価、応援度合などを簡単に分かり易くするシステムとして
『いいね』『フォロワー』などがポピュラーになっている。『いいね』はFBが普及し始
めた頃は知り合いの記事や写真に『いいね』を入れる程度、FBが本来の目的とし
た利用方法だったのではと推察される。私はFBが法人でも当たり前のようになっ
てきた時点で、コマーシャルベースになって元来の姿から離れてしまうことを危惧
していた。何もFBだけでなくSNS全体に共通することで、大企業から個人まで同居
するために生じるメリットが追及されているから、むしろ分離させることは避けてきた
のかもしれない。
『いいね』に価値はあるか?。信用する人、私のように見る程度の人、『いいね』を参
考にしたため逆の結果になり被害者のように喚く人、この現象は口コミで起こってい
た事と酷似している。つまり、ネット上で他人が寄せる意見を鵜呑みにして文句を並
べる図式で、ネット利用と自己責任の原則を理解しないで、結果についてのみ苦情
を言っているに過ぎない。即ち、物事の判断を他人させておいて結果責任も他人に
背負えと言っていることと同じだ。
私は一言で終わる。物事を信じる時は自分で調べて、取捨選択の結果を自分で判
断せよ『いいね』『口コミ』を全面的に信用するような馬鹿なことはするな。『口コミ』投
稿ビジネス、グルになって不正投稿はマスコミにも取り上げられ、私は偉そうに『やっ
ぱり、前からおかしいと思っていた』と溜飲を下げていた。所が『いいね』にビジネスが
存在しており、お金さえ払えば『いいね』のカウントが買える。TVの報道によるとバン
グラデシュの『いいね製造工場』には数台のPCに従業員、パートの人が24時間交代
で『いいね』を入れ続けている。
FBの『いいね』は1日、1アカウントが1回しか入れられない。ここの従業員は不正行為
により1人で15000アカウントを取得し最高15000いいね/日の製造ができる。『いいね』
の多さは企業、有名人のイメージやステータスを示すのに有効だし、頼みもしない一
般人がやってくれるから、プラスに働く力は大きい。だから、不正行為をしてでも、その
数を増やせば関心の多い企業として認知され、その地位を守ることにも通じるというも
のだ。開店直後に『いいね』が一気に増え以後はメッセージ、『いいね』共に上がらな
いアカウントは不正な『いいね』取得が疑われると専門家が言っていた。不正取得は当
然、日本にも波及しており何処かの企業の『いいね』は水増しされたものなのか、本物
なのか区別はつかない。こうした社会的に見た不正行為、日本の法律上で取り締まろ
うにも該当する罪が見当たらないのだとか。さもありなん、この国の民事・刑事の法律は
明治時代の偉人たちが作っていたが、それをお守する政治家の質は段々と下がり、お
守すらできないのに、今の時代に合う新しい法律を作る能力などないのだから。法律
を作ることが仕事なのに法律も作れない政治家、一体こいつらは何者なんだ。私に言
わせれば『国家パラサイト』
そこまでこき下ろされて腹が立つなら、『いいね』取締法でも議員提案してみろ、実現さ
せたらFBで『いいね』をプチっちと押してあげよう。
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