『金融街にある屋台村』
Eさんは植物園・蘭園にKさんという若者を通訳として連れてきた。私たちの会
話で通訳が要るような複雑なことはなく困ることはないが話のつなぎにでもなれ
ばと連れてきたのだと思う。
こちらで働いていて近々にタイの方に応援で行かなければならないと言ってい
た。以前は台湾で仕事をしていて彼女は台湾の人で、すぐではないが結婚も
視野に入れているとのことだ。植物園を出ると彼は用事があるというので、ここ
で別れ私たちは少し時間があるからホテルで休憩していくことにした。Eさんは
Lau Pa Sat Festival Marketに連れて行ってくれるという。サテーという焼き鳥
のようなものが名物のひとつ。南国での旅は昼間の暑い時には涼しいホテル
で休憩をとると疲れが少ない。
アンコールワットではガイドが暑いからではないだろうが、そんな時間をとって
案内してくれた。
ホテルを出て向ってみるも少々時間が早いのかお客も雰囲気も盛り上がって
いなかった。一緒に食事する人を呼んでいるから楽しもうということだった。暫
くEさんが注文でバタバタしていたが落ち着き、話をしていると一人目のお客さ
ん、3月に富士宮でママたちと一緒に巡礼に来た人で,麦(Mak)さん・・・確かに
覚えていた。そうこうすると次のお客さんは前回私たちをナイトサファリに連れて
行ってくれ、夜中までお付き合いしてくれたAntonieとSharali夫妻だった。1回し
か会っていないが大変お世話になったので強い印象が残っていた。
ワイワイ・がやがやとシーフードをつつきながら騒ぐ屋台は日暮れ近くになると
満席となり、辺りは煙もうもう状態。
ここはマリーナベイフィナンシャルセンターや名だたる金融機関などの関連オ
フィスのある由緒ある場所。ホコテンにして、高層ビルの間をBBQや焼き肉の
煙が漂うなんてこのアンバランスがいい。
東京のビジネス街の一角を屋台村にしたのと同じだ。その一角は通行止めに
なっているが通りの先はタクシーやら商用車やらが忙しそうに走っていた。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、私たちは散歩がてらフラトンホテル、ボート
キー周辺を歩いてからホテルに戻り残り1日となった明日のために鋭気を養い
つつおやすみの準備を始めた。
ここで、Eさんからもらった果物を食べてしまわないと捨てることになると気づく。
大きなマンゴーと??フルーツが残っているから、頑張ってマンゴーを頂いた。
南国ではマンゴーを市場で買ってホテルで食べるのでナイフは必需品でいつ
も準備していく。ほどよく熟れて甘く美味しいマンゴーで満腹の腹はパンパン
・・・・・・・おやすみ。
欄園の一部 屋台村 マンゴー