『Concern』
この単語は『関わる、関心を持つ』という意味に使われる。いじめ問題でも
よく他の人を思いやること、関心を持つことなどの大切さを指摘される。
人は人から関心を持たれなくなったり,無視されたり、孤独にさせられる事
はとても辛いことだ。孤独が好きだという人でも社会から疎外されたら、これ
ぞ待ち望んでいた真の孤独だと喜ぶことはなかろう。
私たち日本人は・・・私個人なのかもしれないが。
メールや会話の中で『私に関心を持ってくれてありがとう』、別の言い方を
すれば『私のことを気にかけてくれて、ありがとう』とは心の中で思っていて
も、よほどのことがない限りこのような言い回しは使わない。
私の英語力は中学生くらいの実力しかないが、メールでやりとりする中で
先方から、この言い回しのものが届く。ごく、当たり前のように。
日本語は沢山の表現方法があり、遠い言い回しから直接的なものと
場面で使い分けるから、英語のようにストレートに言わないのだと思う。
他人に関心を持つことが希薄になる。学校では『いじめ』社会では『隣は
何をする人ぞ』。災害など起こると今まで無関心だったのに急に『絆』と
なる。日本人は元来、親切な人種である。それは他人との関わりを上手
にやっていたからだ。取り戻せ『concern』
『カルガモ一家』
畑の側にある川にカルガモ一家がやって来た。いつもは2~3羽の群れ
はいるが、一家は初めてだ。以前、近くにある3桁国道の生垣の中で卵を
産み、そこで子育てをしているのを見たことがある。都心でもカルガモ一家
の引っ越し場面が見られる。どこの場面も微笑ましいものだ。