(ワシントンRFAより6月21日)地域住民によると、中国当局は北西部地域の新疆、カシュガル近くの学校の外部でムスリムと漢族中国人の衝突にともなって4人のウイグル人の若者に少年矯正キャンプ行きを宣告し、彼らの教師の一人をいまだに拘束している
地域住民がRFAウイグル語放送に述べたところによれば、カシュガルの南東235キロのポスカムの警察は、3月12日のポスカム石油第一中学校外でのケンカの後、17歳から18歳のトルコ系言語を話すウイグル族学生を彼らの教師の4人とともに逮捕した。
「それらの子供たちは何人かの漢族中国人とただケンカをしただけで、逮捕された。」その事件をよく知る住民がRFAに言った。「子供たちは3月12日にここで逮捕された。17歳から18歳だったと思う。何人かは釈放されたがそのうち4人は少年キャンプに送られた。」
他のポスカム住民は言った。「その4人の子供は送られたとき、刑期を宣告された。一人は3年で他の三人は2年だった。」
警察はまたその学校で何人かの教師がその事件に関わったとして拘束した。「彼らは4人」2人目の報告者がRFAに言った。「1人はアブデュシュカル、他の1人はアブデュラ・ジャミル、彼は警察にいまだ拘束されている。」
「他の2人はアイヌル・アブデュゲニとアニキズ・ガルプル彼らは中国の民族間の友情に悪い影響を与えたというわけで罰せられた。」加えていった。
ポスカム県警察署で電話で答えた係官はそのような事件が起こったということをまったく否定した。しかし彼が電話の相手がRFAであると聞いたとき、「あんたら、もうそれを知っているのか?」と答えた。
一方でその学校の校長はギャイレットと言う名であるが、警察署の尋問の全てを教えてくれた。
ポスカムとヤルカンドオアシス近郊はイスラム教育の伝統が強く、ごく最近は北京の支配に対しての反感が強い。中国の石油企業は新疆に殺到したが、多くのウイグル人は東トルキスタンとしての独立国家を望んでいる、1989年から何万人もの労働者がタリム盆地単独で雇用された。ほとんどその全ては漢族である。ポスカムは1986に数千の漢族中国人が配置された新しい石油化学プラントの開始を望んできた。
ウイグル人は明らかにトルコ語系言語を話す、中国西北部と中央アジアのムスリム少数民族である。彼らは2度、新疆で1930年代と1940年代末に短命に終わった東トルキスタン共和国を宣言した。しかし、1949年より北京の統制下に置かれている。
1998年の中国政府の白書によれば、新疆は8百万人のウイグル人、250万人の他の少数民族、そして640万人の漢族、(彼らは1949年には30万人だった。)によって構成されている。多くのウイグル人は貧しい農民であり、少なくとも25%は非識字者である。
アブデュル・ジャミルについてアムネスティが緊急アピールを出しているようだ。
http://www.amnesty.ie/content/view/full/3932/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます