日本舞踊のお稽古場は畳敷きの和室と桧舞台で構成されてます。お稽古の順番を待ちながら、他の方のお稽古を拝見する時は畳敷きで正座となります。鯉絵のお稽古は予約制なのであまり長いこと正座はありませんが、それでも若い方は痺れるようで、順番になっても直ぐに立てないこともシバシバです。私は小さい頃から古典芸能に親しんでいるので正座は得意と思われますが、実は苦手です。日本舞踊のお稽古は中級者くらいまではじっと座ってなどいられず、一緒に踊る事が多いですし、清元のお稽古はアイビキをかいますし、自宅はソファーにベットで想像されるよりは正座していません。それでも一般の方よりははるかに正座していますが。この正座の減少で現代人は足腰が弱っているというお説を伺いました。在るかもしれませんね。ちょっと辛いけど、正座をして背筋を伸ばし、きちんと手を着いて礼をする。良いものです。
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