日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

西川鯉男が永眠いたしました

2007-06-30 10:20:49 | 日本舞踊
父、西川鯉男は6月22日心不全の為、亡くなりました。75歳でした。生前の皆様のご厚情に感謝いたします。
24、25日に近親者と古いお弟子さん達で密葬を済ませ、7月10日(火)1時~2時富岡斎場にて本葬の予定です。

思えば3年半前に地下鉄の階段で転倒、頭を打って、手術、入院、リハビリと入院加療を続けておりましたが、その甲斐も無く、逝ってしまいました。
入院中は波はあったものの、このところ大変体調が良く、浴衣浚いの開催を楽しみにしていて、当日も顔色良く元気にしておりまして、全く急なことで、家族はただ驚いております。悲しいと言うより、驚いていてまだ信じられない思いで一杯です。

密葬では大好きだった清元の「浮かれ坊主」で出棺いたしました。三味線は故清元益寿郎(義兄)唄は故清元登志寿太夫、科白に父の元気な声が入っているのは切のうございました。お棺には着物、扇はもとより家族の写真やらなにやら、それに糖尿になってから禁じられていたタバコも入れました。
26日には家元にも名古屋からおいで頂いて、ゆっくりお話できたと母も大変感謝しておりました。皆様に愛されて、幸せな一生だったと思われます。ありがとうございました。
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