国劇部の先輩が90歳で天寿を全うされました。
お通夜で奥様から「国劇部あっての人生だ」とおっしゃってたと伺いました。周年公演では御一緒して、特に「七段目」は義太夫の太夫さんとして鶴澤津賀寿師の糸に乗せて名調子を聞かせてくださいました。
お通夜も終盤、津賀寿師匠御一門の演奏はご存知「野崎村」の駕籠かきの部分で思わず笑みを浮かべてしまいました。
芸事に真摯に向き合い、楽しみ、人生を豊かに過ごす、素晴らしいお手本を見せてくださってありがとうごさいました。
国劇部の先輩が90歳で天寿を全うされました。
お通夜で奥様から「国劇部あっての人生だ」とおっしゃってたと伺いました。周年公演では御一緒して、特に「七段目」は義太夫の太夫さんとして鶴澤津賀寿師の糸に乗せて名調子を聞かせてくださいました。
お通夜も終盤、津賀寿師匠御一門の演奏はご存知「野崎村」の駕籠かきの部分で思わず笑みを浮かべてしまいました。
芸事に真摯に向き合い、楽しみ、人生を豊かに過ごす、素晴らしいお手本を見せてくださってありがとうごさいました。
最後の国立劇場歌舞伎公演を拝見しました。
舞台では、豊澤長一郎さんや川瀬露秋さんの演奏に5月の鯉男会を思い出しておりました。
この鏡獅子の前で何度写真撮影をしたことか…
国立の大でも小でも踊らせてもらい、清元の地方としても唄わせて頂き、学生歌舞伎の「学習院国劇部50周年記念公演」で歌舞伎をし、大歌舞伎の公演は幾度観劇してきたことか、懐かしい建物が無くなるのは淋しいですね。
偶然、天皇皇后両陛下の天覧歌舞伎の日で、お出ましになるや自然と客席一同万雷の拍手でのお迎えになりました。
最後までご観劇くださり、お帰りの折、大向うが「ご両人!」とかけました。仲睦まじいご様子にかけたくなるのも解りますが、やはり天皇皇后両陛下には失礼ではないかと思いました。
#国劇劇場 #歌舞伎 #日本舞踊 #日舞 #和の習い事 #天皇陛下
#伝統文化 #西川鯉男稽古場 #西川鯉絵 #学生歌舞伎 #学習院
#清元 #義太夫 #箏曲
四丁四枚の赤星先生の長唄に川瀬先生のお琴、千穂先生の出囃子。
歌舞伎座舞台は屏風に蔦を絡め、
拵えは、十能の鬘と蔦の柄を裾裏にあしらった着物に袋帯を角出しに結び、振付は鯉三郎先生。
さて、肝心の踊りは…
持てる力の限りを尽くしましたが、上手くできた所、課題を残した所、様々でした。
病気を経て踊れる喜びを感じ、此れからも精進して行こうと思いました。
大劇場と演目被りで大道具の八百久待ちとなり、20分以上の幕間を余儀なくされました。
が、開いてしまえば、義太夫お二人の名調子に乗せて、後見さんと息を合せたアクロバットのような(初めて見た方の感想です)人形振りや、引き抜いて、恋する娘の情熱を芝居心たっぷりに踊り分けました。
舞台経験の豊富さは安心感をもたらしますね。
#日本舞踊 #日舞 #西川鯉男稽古場 #和の習い事 #国立劇場 #義太夫 #西川鯉絵
浴衣浚いでの経験がありますが、本舞台での女形は初めてです。
自身の歌舞伎友達からのお勧めで挑戦しましたが、男性に見えた箇所は無かったので、一先ず成功でしょうか。
品格を持ちながら女形の柔らかみを出してとの、鯉好、鯉絵の厳しい稽古をよく頑張りました。
#日本舞踊 #日舞 #長唄 #西川鯉男稽古場 #西川鯉絵 #国立劇場
#和の習い事
いつか、「保名」を踊ってみたい、そう話すので、だったら「今でしょ!」と薦めました。
そして、ホント頑張ってお稽古しました。結果はご覧の通り、キリッとした立役の色気、恋人を失った哀しみ、春景色に負けない美しさ…
清元の演奏にも助けて頂いて実現しました。
(豊澤長一郎さんFBからの写真です)
義太夫狂言が決まるやいなや、鯉匠のインスタ繋がりから、今をときめく「豊澤長一郎」さんに依頼しました。有り難いことに快く引き受けて下さったものの、歌舞伎に出ている方にお願いすると言う事は、当日の予定が一ヶ月くらい前にならないと判らないというのが常なのです。
思え起こせば、私の名披露目も廿四孝で、当時先代の中村屋に気に入られていた鶴澤絃二郎(祖母の弟)さんも歌舞伎との掛け持ちになり、大学受験と下浚いが重なった私は試験会場から国立の稽古場に着くと、歌舞伎の出演時間の迫る義太夫さんが今か今かと待っていたので、休む間なく姫の重い衣装と鬘を着けて踊って貧血をおこしかけました。
毎回大変なのですが、何だかなんとかなるんです。今回も出演して頂けましたし😁
歌舞伎の三赤姫の一つ八重垣姫、奥庭の段です。「姫らしさ」を失わず、引き抜いてからは外連味も必要で、踊り、台詞、芝居が要求される大曲です。
その上、お浚い会では大掛かりな大道具も使うのに舞台稽古は出来ず、位置調べでしか確かめられません。課題が目白押しです。
そんな難関をクリアし、お褒め頂ける舞台に出来たのは、ご当人の努力は勿論ですが、勤務する松竹の皆様、お友達、そして何より御両親の応援が大きな後押しとなりましたね。
役に成って踊る事を大切にと指導していますが、すっかり粋な芸者の気分になって「台詞の後にニコッと笑うのはどうでしょう?」と提案がありましたが、鯉好先生から「やり過ぎです!」と却下されました。
でも、ただ振りを覚えて曲に合わせるというだけでなく工夫しようとは大変な上達です。
様子の良いことに定評がある方ですが見た目に頼らず踊り自体の腕を上げた一幕でした。
#日本舞踊#和の習い事#日舞#着物#芸者#国立劇場
日本舞踊の代表曲と言っても良い藤娘でも振りの難しい藤音頭の方にチャレンジして見事に踊りこなしました。
普段は地味好みのお嬢様なのに赤と黒の衣装からピンク(衣装見で物凄く迷いました)に着替えるという私の提案を受け入れ、結果、喜んでくださって良かったです。