文化庁の子供教室や日出カルチャーでご一緒している西川鯉粧先生主催の「八悦の会」が開催されました。
って、ぼーっとしていたら、早いもので一週間も過ぎてしまいました。
鯉粧先生の生の演奏で踊る楽しさを味わってほしいとの思いから、長唄、お囃子をお願いしての贅沢な会となりました。
開演15分前の着到のお囃子に始まって、終演の追い出しまでの本格的なものでしたから、演者はもちろんのこと、観客も生の演奏の迫力に感動していました。
鯉粧先生のお弟子さんはもとより、助演の方々、長唄さん、お囃子さん、お手伝いや後援の方々、お客様が一丸となって、良い会にしたいとの思いが実った心温まる、鯉粧先生のお人柄が判る会でした。
我が稽古場からは鯉絵とはつ寧、はつ文が出演いたしました。
父、鯉男の高弟の故西川正衛さんのお弟子さんの西川牧衛さんは偶然、私の学校の先輩です。
牧衛さんはお仕事が忙しくなったりで日本舞踊のお稽古はお休みされていたので、ここ何年かお会いしてませんでした。
学校の繋がりは強固で、巡りめぐって、現住所が知れてみれば、大変な近所と判り、江東区の同窓会の新年会で再会しました。
新年会会場は鯉男稽古場の近くだったので、宴会の後、お稽古場にお誘いしましたら、ご自分の名札を見て「懐かしい」と涙を流してらっしゃいました。急な思い付きでご案内したんですが、母もまだ起きていたので住まいにもお連れして、母とも正衛さんの思い出話に花が咲いて、遅くなってしまったけれど、思いがけず楽しい時間を過ごせました。
清元流有志の会なので、梅にちなんでぷらむ座と名付けて手探りの中、スタートしました。
「権九郎「」と「「十六夜」」の心中もの二本立てという趣向です。通常こういう番組は並べませんが、敢えてのチャレンジです。
歌詞カードを配らず、演奏の前にあらすじや聞かせどころ、などをアナウンスする試みがお客様にご好評だったようです。
さて、肝心の演奏の出来具合は、、、
私は権九郎のたて唄だったのですがン~、、、上手くいったところがあったり、お稽古でできたのに何故か本番でできなかったり、、、
次回はもっと向上できるよう頑張りたいと思います!!