平和の有難さ

今朝の番組には
静かなお盆の気配が流れていて

一足先に旅立ったリスナーさん達が
みんな仲良く戻ってこられて、
笑顔で番組を聴いてくださっている。。。
そんな気がしました　(*^-^*)

サイマル放送で聴いて下さっている
中国のリスナーさんからは
陰暦７月７日である今日は
夏のバレンタインデーでもあるので
彼女に渡す予定の
センス抜群の花束の写メが。
ロマンチックですネ

そんな多彩な土曜日ですが
明日は終戦の日。
番組の後は、ある取材場所へ。

22日（日）まで、脇戸町１－１にある
史料保存館で、館蔵史料の特別公開
『戦時下の奈良町』が、開催されています。

検閲済の赤いスタンプが生々しい
私信の軍事郵便のお手紙（中身も読めます）
同封されていた色あせた写真、
昭和15年3月に届いた戦死通告状など
現物が、展示されています。

本物の軍隊手帳や
町内の防空演習に参加要請のお知らせなど
もう貴重な資料ばかり。

戦争が、映画などではなく
現実であることを、ひしひし感じさせる
展示でした。

奈良県下の空襲一覧表には
昭和20年6月1日に受けたB29による
奈良市内の被害状況なども記され
食い入るように、見てしまいました。

戦時中、防空壕が
現在、音声館がある真下に築造されたことを
職員の方が、写真で説明して下さり
　「防空壕って、あんな丈夫で広いのに
　　町民自らが掘っていたんだ！」と
今さらながら、驚きました。

詳しくは、月曜日の『なら町歩きコーナー』で
ご案内しますが
ぜひこの機会に、実際に足を運んで
平和の有難さを、噛みしめて頂きたいです。

史料保存館は、静かな奈良町の一角にあり、
奈良市に関する歴史資料を
保存・公開する施設です。
9時から17時（入館無料）開館で
月曜日がお休みです。


館内の撮影は遠慮したので
今日のブログ写真は、
大和西大寺駅の改札口に居る
案内ロボットのリンちゃんです。

リンちゃんがポツンと寂しそうな時は
そ～っと近寄って行って
　「帽子、よく似合ってるね♥」
　「いつも、頑張っていてエライ！」など
ほめまくっては、喜ばせています（笑）


　　　　　　　　　2021年8月14日（土）



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