藤田けい☆幸せブログ

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備えあれば憂いなし

2018年06月19日 | 日記
いつ起こるのか、分からない地震。
予知できない私達が、出来る事といえば
やはり事前の備えと対策です。

そのお手本になる人が、こんな身近にいたとは
気づきませんでした。

それは高槻市に住む我が両親。
震度6弱の揺れの中、ほとんど被害がなく
いつもどおりの生活を過ごせた二人から
見習うべき事は山ほどありました。

もともと私とは正反対の性格で
計画性と行動力がある父と母。

将来やってくる大地震に備えて
常日頃から着々と準備を進めています。

実家は、古い木造住宅ですが
愛着があるので建て替える事をせず、そのかわり
基礎部分を耐震補強しています。

昨年は、壁を塗り替えるついでに
屋根瓦を、地震に備えて、軽い金属製のモノに葺き替えました。

食器棚も、地震の際に、皿が落ちてこないよう
引き戸タイプのモノに買い換えたおかげで
コップ一つ割れる事もありませんでした。

寝室も万一に備え、落ち着く一階の和室ではなく
二階にあるバラの壁紙が可愛い『もと私の部屋』(笑)で
二人仲良く寝ています。

水道が止まった当日も、
山のように備蓄してあるペットボトルの天然水があり
スーパーへ買物に行く必要は、
まったくありませんでした。

お風呂の浴槽に、水を貯めているので
トイレ用水にも困らなかったそうです。

部屋も、日頃から地震の起きた時のことを考えて
安全なように片付けてあるので
散らかる事がなく、いつもどおりの日常生活を
送れたのです。

結局、昨日の地震で割れたモノは
タンスに飾っていた写真立て一枚のみ。
それをササッと片付けたら、終わりだったそう!
いつもながら、わが両親には、とてもかないません。

これがもし、奈良の我が家だったら。。。
夫の部屋は、天井まで積まれたギュウギュウの本が崩れ
恐ろしいことに。
詰め込み過ぎのタンスが倒れて、その勢いで
2階の床が抜け落ちるかも。。。

台所は、食器棚から落ちたお皿が散乱し、
冷蔵庫をはじめ、あらゆる扉類が開いて
中のモノが溢れ出し。。。

肝心の水は、経口補水液の小さなペットボトル数本。
缶詰だって、サバ水煮缶とシーチキンが数個だけ。。。

非常持ち出し袋も、いつのまにか
押し入れのどこに入れたか、行方知れず(;´д`)


『備えあれば憂いなし』
今回の地震で、両親から事前の備えの大切さを
教えられました。