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小金沢ライブラリー

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映画感想―『チョコレート・ファイター』

2010年06月21日 | 映画感想

~あらすじ?~
『マッハ!』監督作!この蹴りに世界がひれ伏す!!!史上最強美少女誕生!スタントなし!アドレナリン爆裂のノンストップ生傷アクション!
※コピペ


~感想~
スタントなしワイヤーなしCGなしでトニー・ジャーが演じた「マッハ!!!!!!!」の血を引く作品だが、今回の主人公はか細い少女。ムエタイの達人であるトニー・ジャーでさえ生傷の絶えなかった過酷な映画に、女の子が挑んで無事で済むのか、トニー・ジャーに負けないバトルを見せられるのかと心配してしまうところだが、まったくの杞憂であった。
むしろトニー・ジャーをも上回る暴れっぷりで、ハードヒットする打撃や、一歩間違えば重傷を負う激しいアクションが目白押し。
特にラストは、なにもそんな狭くて高いところでやらなくても……と引いてしまうほどの危険地帯での高速バトルで、女だからとか華奢だからとか、そんなことは戦いとは無関係だとまざまざと思い知らせてくれる。
少女が強い理由を「そういう病気だから」の一言で済ませているのはあんまりだし、他に方法がなかったのかと思うが、「マッハ!!!!!!!」のファンが見逃す手はない。

あとクランクアップから一年半後に「やっぱり阿部ちゃんのチャンバラが欲しい」と言われ喜んでタイに出向いた阿部寛は漢だと思う。


評価:★★★☆ 7
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