小金沢ライブラリー

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ミステリ感想-『完璧な犯罪』鮎川哲也

2015年10月31日 | ミステリ感想
~収録作品~
小さな孔
或る誤算
錯誤
憎い風
わらべは見たり
自負のアリバイ
ライバル
夜の演出


~感想~
倒叙物ばかりを集めた短編集の第二弾。
すでに一冊を刊行しているにもかかわらず、まだまだ倒叙物の佳作があるわあるわ。氏のファンなら既読の作品も多いだろうが、死ぬほど読みやすく負担がなく、また読むたびに新たな発見があり、意外と飽きることはない。
文庫初収録の「ライバル」と「夜の演出」は尺が短すぎて推理をする余地がなく、謎がひとりでに解けてしまうが、初収録に意義があるボーナストラックなので文句は言えない。
一編挙げるなら「憎い風」は二度目か三度目の読了だが、さすがに伏線が次々と目に止まり、その的確さに唸らされた。
鮎川哲也マニア向けの一冊ではあるが、本格ファンなら読んで損はないことだろう。


15.10.25
評価:★★☆ 5
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今週のキン肉マン #147 完璧が目指す“圧勝”!!

2015年10月28日 | 今週のキン肉マン
・次ページで外される攻勢に浮かれる超人界の頭脳
・ナックルパートも無防備で喰らうあたりジャスティスはやっぱり全部受けてやってる
・義足が壊れて決着かと思ったら義足を狙わず全身壊しに行くジャスティス怖すぎ
・「キボウがある限り」何そのカタコトww
・一回変色するくらいダメージ負ってるのにまた変色するだけで耐える頑丈な左腕
・プラモみたいにすぐ取れる魔界のプリンスとは一味違うな
・コーナーポストを加えても腕四本、うち一本は使い物にならない
・こんな竜巻地獄は次週の2ページ目にタービンストームで跳ね返されるだろ……
・テリーが勝つ場合の決着手は、ジャッジメントペナルティに固められる→降下中に義足が外れて技が崩れる→体勢を入れ替え地上に落ちた義足目掛けてカーフブランディング→義足もろとも脳天を砕く、あたりか
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愛想笑い

2015年10月27日 | 雑文
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先週のNXT TAKE OVER:RESPECT #301

2015年10月26日 | 今週のNXT
ローデス杯タッグ・クラシック準決勝
フィン・ベイラー&サモア・ジョー ○-× スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー
(マッスルバスター→クー・デ・グラ)

なお#300は特番の予告番組のため日本放送は無し。
連携に優るドーソン組がゴングと同時にフィンを蹴り落とすと、ジョーをつかまえ先手を取る。
フィンに交代されると一気に勝負を決められかけるが、隙をついて左脚にチョップブロックを浴びせると、徹底した足攻めでタップ寸前にまで追い込む。
エプロンのジョーをおびき出し、その隙にツープラトンも食らわせたがフィンはカウント3を拒否。
ようやくタッチできたジョーがワイルダーを一気呵成に仕留めると、フィンはとどめを懇願し必殺技でケリを付けた。

ちなみに放送されなかったトーナメントの他の試合結果は次の通り。
一回戦
ハイプ・ブロス ○-× マーカス・ルイス&アレクサンダー・ウルフ(アクセル・ティスチャー)
ボードビレインズ ○-× ブレイク&マーフィー
二回戦
ボードビレインズ ×-◯ スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー
ジェイソン・ジョーダン&チャド・ゲイブル ○-× ハイプ・ブロス


ローデス杯タッグ・クラシック準決勝
ジェイソン・ジョーダン&チャド・ゲイブル ×-◯ ライノ&バロン・コービン
(エンド・オブ・デイズ)

ジョーダンは持ち前の怪力で巨体のコービンや重量級のライノも軽々と抱え上げ、ゲイブルはライノのパワーに苦しむも多彩な腕関節技を駆使。
落ち武者みたいな髪型になりつつあるコービンは客席からの罵声に言い返しながらゲイブルを痛めつけるが、ライノが慣れないフライングボディプレスを自爆すると形勢逆転。
ジョーダンが躍動し、ゲイブルは後方回転エビ固めからのジャーマンスープレックスでコービンを綺麗に投げる。
だがライノがショートレンジのゴアをジョーダンに突き刺すと、ゲイブルのラ・ミスティカっぽい技を力任せに必殺技で返したコービンがフォールを奪った。


アスカ ○-× デイナ・ブルック
(アスカ・ロック)

WWE含めても久々の大物日本人女子の参戦とあり客席は熱狂。
完全にアスカを格上扱いで序盤から「アスカに殺されるぞ!」と叫び、ビンタを浴びたアスカが不敵に笑うと「これはヤバい!」と煽り立てる。
モデル体型のディーバたちと違う戦闘仕様のムチムチなレスラー体型が素敵なアスカは的確に客席を盛り上げつつ、鋭い蹴りと独創的な関節技でデイナを翻弄。
エマの介入から攻められる場面はあったが、一通り受けてやるともう後半はデイナの技にオートカウンタで関節技が発動する勢いで攻めまくり、カナ・ロック改めアスカ・ロックで快勝した。

試合後に絡んできたデイナも一瞬で蹴り倒し、こんな強キャラに設定しちゃって今後大丈夫だろうかと逆に心配になるほどだった。


アポロ・クルーズ ○-× タイラー・ブリーズ
(ブルーサンダーボム)

特番では噛ませ役を任され続けているブリーズは今回も有望新人を相手にさせられる。
まともな技では太刀打ち出来ないと判断したか、場外への投げ捨てやエプロンへの投げつけなど技とは呼べない技から、必殺技に昇格させて欲しいリーガルカッターとバックスタバーの合わせ技につなげ、シャープシューターで痛めつける。
クルーズの反撃も単発に封じ、ウーハー・コンビネーションも剣山で阻止したものの、ビッグブートで勢いを止められると、初披露のブルーサンダーボムで逆転勝ちされた。


ローデス杯タッグ・クラシック決勝
フィン・ベイラー&サモア・ジョー ○-× ライノ&バロン・コービン
(マッスルバスター→クー・デ・グラ)

そういえばダスティ・ローデスの息子コーディ夫人だったリングアナのエデン・スタイルズに呼び込まれ決勝が開始。
前の試合で左膝を痛めたフィンは入場曲に合わせてアピールする余裕もないが、まさかの先発を買って出る。
フェアに負傷箇所を狙わないライノに代わったコービンははなから左膝狙い。しかしドロップキックで蹴り倒され、すかさず交代したジョーの連打にさらされる。
コービンはネックハンギングボムで動きを止め、ライノとともにジョーを集中攻撃。
フィンにタッチされると流れを変えられかけたが、今度はライノが左膝を狙い撃ちまたも形勢逆転。
だが技の少ないコービンが二試合目も中盤で引き出しが空になり困り始めると、その隙に交代にこぎ着ける。
ジョーがゴアを被弾し窮地に陥ったがフィンのカットが間に合い、最後は必殺技のコンボでライノを沈め優勝を決めた。

表彰式にはゴールダストとスターダストの兄弟もこの日ばかりはダスティン&コーディの姿で駆けつけ、ダスティのテーマ曲「アメリカン・ドリーム」が流れる中、ローデス一家からトロフィーが贈られた。


NXT女子王座30分アイアンマン戦
ベイリー ○-× サーシャ・バンクス
(3-2)王座防衛

NXTはもちろんWWEのPPVではおそらく初のメインイベント、しかも初のアイアンマン戦と女子では初物尽くしの一戦。
どうでもいいがベイリーパパの人の良さそうな顔と正反対の両腕のタトゥーがえぐい。
ゴングと同時に「名勝負」チャントが飛び交う中、両者ともに最初の1分は雰囲気を味わうようにリングを練り歩く。
まずはサーシャが立て続けに丸め込みでフォールを狙うと、すぐさまベイリーも丸め込みの連続をやり返す。
コーナーにもたれたサーシャは助け起こされるとハグと見せかけベイリーを突き倒すが、それがかえって怒りを買いビーストモードのベイリーの猛攻を受ける。
だがレフェリーの視界を塞いだ隙にサミングからスクールガールで固め、まずはサーシャが1本奪った。

余裕を持ったサーシャはベイリーをロープ中段に固定しニードロップを狙うが、それを察知されるとコーナーの攻防からベリー・トゥ・ベイリーを浴び、すぐさま同点に追いつかれる。

しかしサーシャはベイリーをうまく鉄階段にぶつけると、場外に投げ捨てる→鉄階段にぶつけるのループから最後はエントランスの電光掲示板に叩きつけ、カウントアウトで1-2とした。

客席のベイリーの妹らしき幼女がガチ泣きする中、ザ・ボスはグロッキーのベイリーを攻め立てる。
しかし余裕綽々でボストンクラブに固めたところをウラカン・ラナの体勢で引っくり返され、2-2の同点にされた。

妹も泣き止み勢いを得たベイリーは一気に攻勢へ。ここからコーナーへの逆さ吊りがブームになりベイリーはエルボーを、サーシャはダブルニードロップを逆さ吊りの相手に投下。
サーシャは逆さ吊りへのスピアーを避けられコーナーに自爆すると、痛めた左肩を鉄階段やロープに連続で叩きつけられる。
さらにトペを難なく受け止められると場外でベリー・トゥ・ベイリーで投げられるが、カウント3は辛うじて逃れた。

同点のまま残り4分、雪崩式ベリー・トゥ・ベイリーが炸裂するがサーシャをロープ際まで転がしてしまいブレイクに逃げられる。
引き分けで終わったら王座防衛なのでは?という疑問が今さら実況陣の間で語られる中、ベイリーは前回特番でサーシャを脳天から落としてしまった雪崩式ハリケーンラナを敢行。しかしケツから落ちたサーシャは無事で、すかさず掟破りのベリー・トゥ・ベイリーからバンク・ステートメントへ。
しかしここで左肩負傷フラグが発動すると、ベイリーはマットにサーシャの左腕を叩きつけて脱出。
バックスタバーを初披露のアームバーで切り返すと、指折りと顔面踏みつけを加える荒業で残り4秒、強引にギブアップを奪いベルトを守った。

試合後、全スパスタとスタッフが現れ両者を祝福。花束を贈られたサーシャは泣き崩れ、HHHに讃えられたベイリーは感無量の表情を浮かべた。
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ミステリ感想-『ブラウン神父の不信』G・K・チェスタトン

2015年10月25日 | ミステリ感想
~収録作品とあらすじ~
一躍時の人となったブラウン神父が暴漢に襲われ、そして復活した?……ブラウン神父の復活
所有者に災いをもたらすコプトの杯。誰も近づけたはずのない部屋で所有者が射殺された……天の矢
飼い主が死んだその時、犬はまるでそれを悟ったように鳴き、容疑者に吠え立てた……犬のお告げ
密室から姿を消し首吊り死体で見つかった男。誰よりも人を見る目に長けた彼がなぜ……ムーン・クレサントの奇跡
呪われた十字架を研究する学者が見えない脅迫者に襲われる……金の十字架の呪い
遺産相続で揉めた男が義兄弟を殺していく。次は自分の番だと怯える男を神父が訪ね……翼ある剣
不吉な呪いを残した先祖にそっくりな婚約者が現れ、そして呪いが起こる……ダーナウェイ家の呪い
労働紛争のさなかに3人の富豪が殺された。だが1人の亡霊が崖に現れ……ギデオン・ワイズの亡霊


~感想~
前作から実に12年ぶりのシリーズ第三弾。
12年ぶりでも筆は衰えず、むしろ12年分のアイデアを詰め込んだような意欲作ぞろい。
さすがに21世紀から見ればいたってシンプルな仕掛けが多く、真相こそ見抜きやすいものの、とても神職にあるとは思えない皮肉屋で口の悪いブラウン神父という稀有のキャラクターに支えられ、単純明快なトリックも光る。
全編、神父の謎解きを前に逆説が吐かれるのも見どころで、シンプルとはいったものの「犬のお告げ」で神秘的に見えた犬の行動を論理的に解き明かし、言われてみればあからさまな伏線を拾い集めてトリックを暴き、とどめとばかりにこれはいかにも神父らしい警句を浴びせるのは実に見事。
「天の矢」の皮肉過ぎる結末や「金の十字架の呪い」での逆説の愉快さ、「ギデオン・ワイズの亡霊」の構図の逆転もさすがの冴えで、全編ハズレ無しの安定ぶりはやはりチェスタトン恐るべしといったところ。

なお解説の中島河太郎はミステリファンには言うまでもないだろうが、いつも通り予告なしにネタバレしまくっているので、決して先に読まないように。


15.10.23
評価:★★★ 6
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今週のキン肉マン #146 テリーの左足!!

2015年10月19日 | 今週のキン肉マン
・腕より頭のダメージのほうが深刻なはず
・サンシャインは将軍様が答えてくれたことに驚いただろうな
・とうとう回復に使われだしたクソ力
・クソ力を攻撃に使ってるのスグルとバッファローマンとスニゲーターだけな気が
・でもちょっとした地震でポッキリ行く変色ぶりなのに完全回復するのすごい
・このシリーズは本当に自らタブーに切り込んでいくな
・軽く引っ張っただけで取れてた義足が本物かよってくらい取れなくなった理由が付いた
・なんだその無理矢理なキャラ付けTシャツはww
・死亡フラグの代わりに義足粉々フラグが立ったな
・義足が無くなったくらいじゃアシュラマンの腕12本もぎとったジャスティスは試合を止めてくれないぞ
・加圧トレーニングで骨が生える世界だからそろそろ足の一本くらい生えてきそうだが
・義足のボーイは応援に来るだろうか
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ミステリ感想-『背中合わせ』連城三紀彦

2015年10月18日 | ミステリ感想
~感想~
文庫版でタイトル含めわずか12ページの掌編だけを21話集めた作品集。
尺が短いにも関わらず必ずどんでん返しを仕込んだため、逆に疑って掛かってしまいオチが見え見えで、はじめのうちはいくら連城でも無理ゲーなのではと思うが、読み進めていくうちに気にならなくなり、予定調和のような物語を素直に楽しめる。
何編か好みを挙げると「鞄の中身」はもうサイコパスとしか呼べない某氏の言動がいちいち恐ろしく、「まわり道」はそこしかないという落とし所に綺麗に着地、ひとつきりのどんでん返しが見事に決まる「ねずみ花火」に、あやふやな結末がかえって素晴らしい「ガラスの小さな輝き」と、終わってみれば佳作があるわあるわ。

それにしてもネタバレ覚悟で掌編にも何がしかの仕掛けを施さずにはおれない、綾辻行人の言葉を借りれば連城の「ミステリ作家の業」を感じずにはいられない一冊で、こんなものを発表していながらミステリを書かなくなったとか、恋愛小説家になったとか陰口を叩かれていた氏の心境はいかばかりか、と思いたくなる。

なおまったくの余談だが文庫版の解説はもうまじりっけなし100%のいわゆる「女の解説」でこれにはさすがに苦笑いした。


15.10.6
評価:★★★ 6
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ミステリ感想-『海妖丸事件』岡田秀文

2015年10月15日 | ミステリ感想
~あらすじ~
横浜と上海を結ぶ豪華客船・海妖丸。
出張を命じられた杉山潤之助は新婚旅行の月輪龍太郎と乗り合わせるが、出航前から殺人予告文が発見され一癖も二癖もある乗客たちの間に不穏な空気が漂う。
そして船内では盗難やトラブルが相次ぎ、ついに殺人が……。


~感想~
シリーズ第三作は残念ながら凡作に終わった。
まず大きな魅力の一つである明治の時代背景や伊藤博文ら偉人たちとの関わりが、航行中の船内という密室状況に設定したせいで薄くなってしまった。
それでいて事件も捜査も第一作「伊藤博文邸の怪事件」並にゆっくりと進み、「伊藤博文~」のようなシリーズ設定の説明や偉人伝もないものだから間延びした空気が終始漂う。第二作「黒龍荘の惨劇 」で矢継ぎ早に事件を連打したあの疾走感はどこへ行ってしまったのか。
肝心の真相、トリックも大掛かりといえば大掛かりではあるがさほどの意外性は感じず、仕掛けに比して伏線や綱渡りも明らかに足りない。見所は結末の章題通りの「大団円」くらいのものか。

魅力的な謎と意外な真相にテンポの良さを兼ね備えた前作から一転、古き良き時代を感じさせる……といえば聞こえはいいが、最後までのんべんだらりと流れてしまい、前二作と比較して実に物足りない一冊だった。


15.10.3
評価:★★☆ 5
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ミステリ感想-『鬼』今邑彩

2015年10月14日 | ミステリ感想
~収録作品~
カラス、なぜ鳴く
たつまさんがころした
シクラメンの家

黒髪
悪夢
メイ先生の薔薇
セイレーン
蒸発
湖畔の家


~感想~
短編集。
長編より短編の方が切れる作者だが、本作は後半になるにつれミステリを離れホラー色を強めていく。
だが質は一様に高く、またミステリを離れてもほぼ全編で殺人が描かれているのも面白いところ。

好みを数編挙げるなら「メイ先生の薔薇」が最高にブラックで、途中でオチが読めるせいで、むしろその嫌で嫌でたまらないオチにたどり着くまでの過程が実に気持ち悪く余韻を残す。
「鬼」と「蒸発」は世にも奇妙な物語で描かれそうな(もしやすでに映像化された?)物語で、起承転結が綺麗にまとまっている。
また前半のミステリ要素の濃い数編もなかなかの佳作揃いで、作者の器用さが垣間見れる好著と言えるだろう。


15.9.29
評価:★★★ 6
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今週のNXT #299  世界の中心でアイを叫んだけもの

2015年10月11日 | 今週のNXT
ローデス杯タッグ・クラシック二回戦
フィン・ベイラー&サモア・ジョー ○-× エンツォ・アモーレ&コリン・キャサディ
(マッスルバスター→クー・デ・グラ)

まずは大柄なジョーとキャサディが正面からぶつかり合う。ビッグ・キャスはSTOを被弾するも大したダメージはなくビッグブートでジョーとフィンを続けざまに蹴り倒す。
さらにスクラップバスターからエンツォのスプラッシュを手助けする必勝パターンに持ち込むも、ジョーはカバーを返すどころかエンツォを抱えて立ち上がり自陣コーナーに押し込んだ。
タッチしたフィンが当たり損ないながらジョン・ウーでキャスを片付けると、ジョーのマッスルバスターからクー・デ・グラにつなげ、フィンがエンツォを仕留めた。
やけに短時間で決着したが放送では大幅にカットされたのだろうか。


アポロ・クルーズ ○-× ジョニー・ガルガノ
(ウーハー・コンビネーション)

スピードに優れた両者は激しく体勢を入れ替えながら技を浴びせ合う。
ロープ中段をすり抜けてのスピアーを命中させたガルガノがペースを握るも、クルーズは絞め技から持ち前のパワーで脱出。一気に必殺技につなげ勝利した。


・アスカの特番デビューが決定

ウィリアム・リーガルGMがエマとデイナ・ブルックが先週アスカに絡んだことを非難し、特番でデイナとの一騎打ちを組んだ。
それでもヘラヘラしている二人にアスカが獣のようなうなり声を挙げながら大技を決めている映像を見せると、二人の顔色は青ざめていった。
映像は二人だけが観ていたが、声だけ聞いていたら試合というか激しいセクロスにしか思えないのだが。


エマ&デイナ・ブルック ○-× ビリー・ケイ&ペイトン・ロイス
(デスバレードライバー)

まずは衣装を合わせてきたビリー&ペイトンが先制。エマに長滞空ブレーンバスターも浴びせるが、反則攻撃からビリーが捕まる。
長時間攻められ、ようやく交代したペイトンは長い脚を振り回し反撃するが、足を滑らせてクロスボディに失敗。
度重なる女子の放送事故に白けた空気が漂う中、エマの援護を得たデイナがペイトンをフォールした。


トマソ・チャンパ ×-◯ タイラー・ブリーズ
(アンプリティアー)

特番でアポロ・クルーズと戦うブリーズが、自らチャンパを指名し対戦へ。
序盤こそチャンパをからかうも、強烈な逆水平チョップとニーリフトを浴びると猛反撃へ。
しかし荒々しい打撃に動きを止められ、トップロープに足を掛けさせてからのパーフェクトショット、さらにローリングクローズラインを喰らい万事休すかと思われたがプランチャをドロップキックで迎撃し、とどめにまさかのアンプリティアーを決め逆転勝ちした。
それにしてもアンプリティアーどこから出て来た。


・ベイリー VS サーシャ・バンクスの予告VTR

番組の最後に、特番メイン戦に抜擢されたベイリーとサーシャの前回の王座戦のハイライトや、特訓風景をまとめた予告VTRが流された。
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