小金沢ライブラリー

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今週のキン肉マン ステカセキング&ス二ゲーター外伝 episode3

2023年10月30日 | 今週のキン肉マン
・でも本物のウォーズマンもスマイルするよね
・悪魔超人界最高の変身超人はザ・ニンジャのほうが見込みあるだろ
・急に口を生やすスプリングマン
・天丼ネタ
・ターボメン戦でもすぐパロスペシャル出してたし我々はいったい何を見せられているんだ
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ミステリ感想-『帆船軍艦の殺人』岡本好貴

2023年10月29日 | ミステリ感想
~あらすじ~
18世紀、靴職人のネビルは強制徴募により英国海軍の帆船軍艦ハルバード号の乗員にさせられる。
2ヶ月後に生まれるはずの我が子と引き離され、死ぬまで陸へ戻れないとまで言われる過酷な軍役のさなかに起こる殺人事件と、フランス海軍との戦闘。翻弄されるネビルの運命は?

2023年鮎川哲也賞

~感想~
5年連続で最終選考に残った作者がついに鮎川哲也賞を射止めた受賞作。なお3年ぶりの鮎川賞とのこと。
毎回丹念に調べ上げ様々な題材に挑んできたという作者だけあり、丁寧な描写とこなれた筆で、珍しい舞台の物語をすいすい読ませる。
5年分の反省と修正が感じられる、とにかく欠点の少ない作品で、減点方式ならば90点を下回ることのない完成度ながらその分、堅実すぎて平凡な印象を与えかねないところを、ギリギリの線で耐え切ってみせた。
期待されるこの時代ならではのトリックや動機、フランス軍との戦闘ややっぱりあって欲しい最後のアレや、強引な結末も過不足なく揃え、それでも地味さはどうしても感じてしまうものの、受賞に相応しい佳作であることは間違いない。
受賞し今後はもっと攻めた作品にも挑戦できるようになり、書ける力は確かに持っている作者なので、第二作以降の方が楽しみである。


23.10.28
評価:★★★☆ 7
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今週のキン肉マン ステカセキング&ス二ゲーター外伝 episode2

2023年10月23日 | 今週のキン肉マン
・ステカセの情けないリングインかわいい
・またウォーズマンwww
・やられるタイミングでウォーズマンになるのやめろ
・相手をバラバラにする必殺技しか持ってないスプリングマンがどうスパーリングしてるんだろう
・面倒見のいいスニゲーター
・新シリーズで急に出てきた教官役という設定だけなのに
・ころっと負けるあたりウォーズマンになりきれてるんじゃないかな
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ミステリ感想-『インド倶楽部の謎』有栖川有栖

2023年10月19日 | ミステリ感想
~あらすじ~
前世からの絆で結ばれたと主張するインド好きが集まる例会に、過去~未来の全てが記されたアガスティアの葉を読み解く占い師が招かれた。
例会から数日後、メンバーが殺され、その死はアガスティアの葉によって予言されていた?
彼らを「インド倶楽部」と命名した有栖川有栖と火村英生が謎を追う。

2018年このミス14位、本ミス5位

~感想~
国名シリーズ13年ぶりの新作。間が空いたのはあとがきによると「あれ?時間が経つのが早いな。えっ、なんで?と思っているうちに歳月が流れていた」ということで特段の理由は無いそう。
前世からの因縁、アガスティアの葉に予言された死とザ・本格ミステリな道具立てだが、いたってライトな語り口かつ火村の休暇期間だけで解決するスピーディーさで、肩の力が抜けているのは良いところ。例によって火村とアリスがいちゃつくのも需要があるだろう。
個人的に初期の有栖川は文章も美しく描こうとしすぎて苦手だったが、最近の筆致はわりと好きだ。
論理と推理の流れは明快ながら、その実かなり奇抜なことをやっているのも読みどころで、特に予言の謎は腰砕けになりかねない真相を鋭い気づきで納得の真相に変えているのが見事。ご丁寧に火村が解いた時点で真相を予告してくれており、読者もそこで考えれば解ける趣向になっているので、ちょっと考えてみるのも面白いだろう。

またあとがきで作者は「本格ミステリはざっと十種類ぐらいのタイプに分かれるのではないか」「細かく分類し、まだ現れていない空席の分もカウントすれば、二十種類を超えるかもしれない」と話しており、タイプごとのそれぞれの代表作を検討するのも楽しそうだ。

本ミス8位だった白井智之「少女を殺す100の方法」より上位と聞くと「は?」ながら、先頃まさかの刊行となった京極夏彦「鵼の碑」と同じく、名物シリーズの十数年ぶりの新作だと期待し過ぎず、肩肘張らずに読まなければ十分に面白い佳作である。


23.10.19
評価:★★★ 6
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今週のキン肉マン ステカセキング&ス二ゲーター外伝 episode1

2023年10月16日 | 今週のキン肉マン
・休載の間まさかの新規作品が掲載
・長引くようなら「倫敦の若大将」も掲載できる猶予があって危ないところだった
・ツッコミどころしか無いからな「倫敦の若大将」
・スニーカーはやっぱりおかしいって
・あんなビビリのスグルも驚きこそすれビビってはいなかったろ
・「信じ難いイリュージョンを次々と見せつける」悪魔六騎士はザ・ニンジャかプラネットマンでは?
・特に何も変身しないミスターカーメンがなんの教えを…?
・スニゲーター「変身とは」
・??「私は変身などしなーーい!!」
・イメチェンはしたけどな
・まさかのカナディアンマンに吹いたww
・パイレートマンと戦う前のヘタレのカナディアンマンをなぜカセット化したww
・中指立てて帰るステカセww
・弱い超人wwwww
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ミステリ感想-『死なない生徒殺人事件』野﨑まど

2023年10月13日 | ミステリ感想
~あらすじ~
「永遠の命を持った生徒がいるらしい」
幼~高一貫の名門女子校でささやかれる噂。新任の生物教師・伊藤の前に現れた生徒は、自分がその死なない生徒だと名乗り、そして殺された。
死なない生徒を殺したのは? 永遠の命を持ったはずの彼女がなぜ?


~感想~
ラノベ媒体(メディアワークス文庫)に留めておくのがもったいない良質ミステリ。
物語を優先するため(?)この作者ならではの笑いどころは控え目ながら、相変わらず軽快な筆致で、丁寧に「死なない生徒の正体」と「死なない生徒殺人事件の真相」に様々なアプローチから迫って行く。
タイトル通りあっさり死なない生徒は殺され、しかし矢継ぎ早に次なる展開が起こり続け、媒体のおかげで短く文字数も少ないのであっという間に結末へ。
そこで待ち受ける「死なない生徒の正体」と、「死なない生徒殺人事件の真相」はともに予想を超える代物で、ミステリ・ラノベ・SF・オカルトと様々なジャンルを飛び越えつつも渾然一体に融合させ、とんでもない所へ落とし込む。
ラノベ好きはもちろんのこと、非常に読みやすい文体かつ240ページ足らずで、ラノベラノベしてない装幀でもあり、なじみのないミステリ好きにもちょっと読んで欲しい異色の良作ミステリである。


23.10.13
評価:★★★★ 8
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ミステリ感想-『世界でいちばん透きとおった物語』杉井光

2023年10月05日 | ミステリ感想
~あらすじ~
大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。彼は妻帯していながら多くの女性と浮き名を流し、愛人との間に子までもうけていた。
その婚外子の藤坂燈馬は宮内の遺作「世界でいちばん透きとおった物語」を探すため、会ったこともない父の足跡をたどることとなる。


~感想~
事前情報から見当の付いていた通りのアレ。
こういう趣向を知らなければ驚くだろうが、我々ミステリ馬鹿は例のバカミス作家Kの変態・偏執的作品群を知っているため、それと比べれば(言い方は悪いが)あまりにもお手軽に済ませてしまっているのが残念。だってKが命を削って作り上げた例のアレと引き換えこれは、
(↓ネタバレのため別ページへ移動↓)

ネタバレページへ

アレをやる意義、アレと物語の融合という点ではなかなか良く出来ているが、それも昨年話題になった某作と比べても一段落ちてしまい、どうしても物足りなく感じてしまった。
とはいえバカミス作家Kのアレを知る由もない一般的な本好きならば普通に楽しめることは間違いないので、こんなミステリ馬鹿のたわごとは無視して、興味があればぜひ読んで欲しい。


23.10.5
評価:★★☆ 5
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ミステリ感想-『エレファントヘッド』白井智之

2023年10月03日 | ミステリ感想
~あらすじ~
精神科医の象山は家族を愛している。
だが彼は知っていた。どんなに幸せな家族も、たった一つの小さな亀裂から崩壊してしまうことを――。
やがて謎の薬を手に入れたことで、彼は人知を超えた殺人事件に巻き込まれていく。(※カバーから転載)


~感想~
未読の方の興を削がないためあらすじは転載した。
昨年3大ランキングで全て2位以上を射止めた「名探偵のいけにえ」がグロ控えめ、SF設定無しでどちらかといえば作者の初心者向けだとすれば、本作は玄人向けのグロととんでもないSF的設定が目白押し。
挨拶代わりのトリックから始まり、序盤で予想だにしないタイミングで殺人事件が起こり度肝を抜かれるが、まだまだ様子見の段階で、話が進むほどにグロはもちろん論理も全開に。SFに詳しくないので類例があるのかわからないが、思いつきそうで思いつかない絶妙な線をついた特殊設定が肝で、作者得意の多重推理・多重解決を成立させるためにまだまだこんな手段があったのかと仰天する設定を120%活かし、縦横無尽に論理と伏線とグロが張り巡らされる。
言われてみれば確かに書いてた山のような伏線を駆使して論理を紡いではそれを呆気なく手放し、また別の伏線を拾っては繋ぎ合わせる超絶技巧が満載。多くの読者をグロさでふるい落とすものの、論理はややこしくはあるがきちんと説明され納得が行くものばかり。
この設定では仕方がないことながら犯人はわりとどうでも良くなってしまうものの、白井ファンならば必ずや満足する期待通りに期待を上回る、グロ・論理・解決・特殊設定であふれ返った傑作である。

全くの余談ながら、最後に明かされる一番グロくて人でなしのトリックが、状況が明かされるや自分はすぐに見抜けてしまったのだが、どうかドン引きしないで欲しい。解けたということは解けるように書いた作者がすごいのであって、僕が人でなしなわけではないはずだ。


23.10.1
評価:★★★★☆ 9
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今週のキン肉マン #432 怒涛のツープラトンラッシュ!!

2023年10月02日 | 今週のキン肉マン
・ここからはツープラトンの応酬になるか
・不安
・まだまだ出してない技がわんさかあるマリキータマン
・不安
・脳天ぶつけるだけの地味だが確実に威力あるツープラトン
・威力優先ってそういうことなのか
・マリポーサの名采配
・ここで恥ずかし固め落としが炸裂
・決まりそうにないぞ
・不安
・ふと思いついたけどマリキータマンが異常に回復しているの刻の神の力でゼブラが裏切られたら笑う
・残念ながらここで原作ゆでの治療によりしばらく休載へ
・コロナ禍の時の休載では上手く話をまとめてくれたからむしろ期待したい
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9月と比べて露骨になんもない10月の新刊情報

2023年10月01日 | ミステリ界隈
3日 小学館
志水辰夫 負けくらべ

6日 東京創元社
岡本好貴 帆船軍艦の殺人 ※鮎川哲也賞

6日 実業之日本社文庫
井上真偽 ムシカ 鎮虫譜

9日 講談社ノベルス
森博嗣 情景の殺人者 Scene Killer

12日 祥伝社文庫
近藤史恵 夜の向こうの蛹たち

13日 講談社文庫
五十嵐律人 不可逆少年
麻耶雄嵩 メルカトル悪人狩り

20日 角川書店
似鳥鶏 唐木田探偵社の物理的対応
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