小金沢ライブラリー

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今週のNXT #191

2013年10月31日 | 今週のNXT
NXTタッグ王座戦
コナー・オブライエン&リック・ビクター ◯-× エイドリアン・ネヴィル&コリー・グレイヴス
(オブライエンの水面蹴り+ビクターのドライビングエルボー)防衛成功

WWEには王座陥落した後、一ヶ月以内に再挑戦できるルールがあり(なにぶんアメプロのことなので厳密には行われないのだが)再戦権を行使したネヴィル組がベルト奪回に挑む。
ちなみに今夜は全試合にルネ・ヤングが解説で参加。ディーバの試合以外でも起用され、アナウンスチームとして期待されているのだろう。丁寧語で翻訳されるのはなかなか新鮮である。
体格で勝るアセンションの耐久力が並外れていて、グレイヴスは必殺の足関節技の13ステップを極めてもオブライエンにはほとんどダメージを与えられない。
連携でも一日の長があり、アセンションはグレイヴスにネヴィルをぶつけて場外に排除すると、悠々とツープラトンを叩き込み勝利した。
試合後には簡単にオブライエンにフォールを奪われたネヴィルに激昂したグレイヴスが襲いかかり、訣別を宣言した。


CJパーカー ×-◯ タイラー・ブリーズ
(サミング→フライングニールキック)

試合そっちのけで解説のリーガル卿がルネを口説くなか、ヘタレ人気を得たブリーズがパーカーに足をつかまれると、とっさにエプロンの布をつかんで抵抗。
レフェリーが布を直している隙にサミングを浴びせ、フライングニールキックでブリーズが勝利した。
だが試合後にパーカーは不意打ちでブリーズを倒し、携帯を持ち去ってしまった。携帯をめぐりまだまだ抗争は続きそうだ。


ペイジ&エマ ×-◯ サマー・レイ&サーシャ・バンクス
(ホグロック)

連日にわたりサマー組に挑発されているペイジは怒り心頭。エマを制して先発を買って出ると二人を痛めつける。
しかし代わったエマはサーシャ組につかまってしまう。リーガル卿が別れた(?)妻を懐かしみつつ、ブルドッグとDDTの区別もつかない実況のトニー・ドーソン(この後すぐに退団)をチクチクいじめるなか、ようやく交代したペイジがサマーをフィッシャーマンズスープレックスで固める。
だがカットに入ったサーシャの一撃が意外と効いたのか、サマーに捕らえられると必殺技を浴びて敗北を喫した。


NXT王座戦
ボー・ダラス ◯-× サミ・ゼイン
(ターンバックルへ叩きつけ→スクールボーイ)防衛成功

変装から挑戦権を強奪したゼインが、念願の王座戦に挑む。
NXT一のヒール(というか嫌われ者)の座を確立したダラスが相手だけに客席はゼインのベルト奪取を期待。「ボーはシラミ持ち」という酷すぎるチャントでゼインを後押しする。
動揺をつかれたダラスはゼインのスピードに翻弄された末、二週間前の再現のように串刺しブートで3カウントを奪われた。
だがGMのJBLが登場し、3カウントの直前にダラスの右足がロープに掛かっていたことを指摘。試合を続行させた。

再開後もダメージの深いダラスにゼインが猛攻を仕掛ける。二度目の串刺しブートは防がれるもドクターボムをヒット。
ダラスはコーナーを駆け上がってのブルドッグやリバースDDTで反撃を試みるも決定打にはならない。逆にゼインに掟破りのスピアーを喰らわされ息も絶え絶え。
しかしゼインの必殺技のロープ渡りからのトルネードDDTを回避し、ゼインの股間をロープにぶつけることに成功。悶絶するゼインにスピアーのお返しをするもカウントは2まで。
ダラス嫌いの観客からも「名勝負」チャントが上がるなか、ゼインは雪崩式サンセットフリップからまさかのトリプル・ジャーマン・スープレックスへ。
だが3発目を狙ったところでダラスは小ずるくカバーを外していたターンバックルへゼインを衝突させ、すかさず丸め込んで辛くも王座防衛を果たした。
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先週のNXT #190

2013年10月30日 | 今週のNXT
アントニオ・セザーロ ◯-× レオ・クルーガー
(ニュートラライザー)

先週のボー・ダラス招待戦で対戦権をめぐり乱闘した両者の遺恨マッチ。ヒール同士の一戦は珍しい。
ゴングと同時に走りこんだセザーロがすさまじいドロップキックを命中させるも、クルーガーは簡単には主導権を握らせない。
一進一退の攻防からスーパープレックス、トペコンヒーロ、スパインバスターと大技を続けざまに浴びせたクルーガーが優位に立つ。
しかし試合巧者のセザーロが鉄階段やエプロンを利用した反則攻撃、花道でのサイドスープレックスで形勢逆転。クルーガーはフィニッシュ級の大技を喰らってもフォールを許さない粘りを見せたが、反撃には転じられずニュートラライザーの前に沈んだ。


シャーロット ◯-× サンタナ・ギャレット
(前転ネックブリーカー)

シャーロットはベイリーを伴い入場。初登場のサンタナは王座歴多数のインディーの雄。なお先々週からディーバの試合には必ずルネ・ヤングがゲスト解説として参加している。
試合中にサマー・レイとサーシャ・バンクスがリングサイドに現れ、シャーロットの気を散らせるが、ちょっとした男子レスラーくらいガタイのいいシャーロットには問題なく、雑に仕掛けた必殺技で勝利を得た。シャーロットにはもう少し一つ一つの技に確実性が欲しいところ。

試合後にはサマーとサーシャがNXT女子王者のペイジを挑発。ペイジは奇襲をかけるも二人につかまり、窮地に陥ったところでエマが救援に現れ事なきを得た。


モジョ・ローリー ◯-× ダニー・バーチ
(ジャンピング・ヒッププレス)

筋肉質な外見に似合わず身軽なローリーがシングル戦に初登場。数ヶ月前にバトルロイヤルに参戦しあっさり敗退していたことや、今夜も入場時にテロップが間違えてダニー・バーチと紹介されていたことは速やかに忘れるように。
試合はロンドン出身以外に特徴のないバーチが意外にも先手を取るも、ローリーの躍動感あふれるボディ・スプラッシュの連発からジャンピング・ヒップアタックを喰らいダウン。
そこに腹へケツから飛び乗る屈辱的な技でローリーが快勝した。


エンツォ・アモーレ&コリン・キャサディ スコット・ドーソン&アレクサンダー・ルセフ
(アコレード(キャメルクラッチ))

反則勝ち、不意打ちの丸め込みと綺麗な形ではないが、なにげにドーソン組に連勝しているエンツォ組が三連勝を狙う。
しかしまともにぶつかっては驚異的なパワーを持つルセフと、地味ながら技量の高いドーソンにはかなわず、あっさりとエンツォがアコレード(キャメルクラッチ)で仕留められた。


RVD ◯-× エイダン・イングリッシュ
(ファイブスター・フロッグ・スプラッシュ)

RVD(ロブ・ヴァン・ダム)は今は亡きアメリカ第三の団体ECWで爆発的な人気を博し、WWE、TNAでも頂点を究めたトップレスラー。
人間離れした柔軟性と身体能力を誇り、随所に前転やバク転などド派手(かつ無駄)な動きを取り入れた唯一無二の個性を持つ、まさにスポーツエンターテインメントを体現する男である。
リングアナウンサー兼セコンドにはマスクマンとして時々NXTのリングにも上がるリカルド・ロドリゲスが帯同。プッシュされ始めたばかりのイングリッシュにはもったいない対戦相手である。

試合は勢いに乗るイングリッシュが反則攻撃で動きを止めいったんは優勢になるも、RVDは強烈なキックを浴びせて主導権を奪い返し、ローリング・サンダー(前転からのセントーン)から「5つ星」を冠せられた華麗なフロッグ・スプラッシュを直撃させ貫禄の勝利を上げた。
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先々週のNXT #189

2013年10月29日 | 今週のNXT
サンティーノ・マレラ&エマ ◯-× ファンダンゴ&サマー・レイ
(コブラ)

一軍からマレラとファンダンゴ、サマーが参戦。解説には今夜もルネ・ヤングが同席している。
サンティーノ・マレラはイタリア系で、コミカルなファイトスタイルの色物。バトルロイヤルで1秒で敗退したり、女装して双子の妹と言い張り女子と戦ったりと唯一無二の存在感を放っている。
必殺技のコブラはWWEで一番人気。右手をコブラに見立てて掛け声とともに構え、喉元を軽く突くだけの見せ技で、当初は命中してもノーダメージだったが、1年以上使い続けた結果、構えただけで相手が逃げ出す一撃必殺の技に昇華させた。継続は力である。
ファンダンゴはNXTが若手育成リアリティ番組だった頃のシーズン優勝者。試合・容姿ともに地味で鳴かず飛ばずだったが、改名しダンサーのギミックに変更してから大当たり。入場曲はUKヒットチャートのベスト10入りしたとか。
予告の段階では絶対に滑ると思っていたが何が当たるかわからないものだ。

入場からマレラとエマの小芝居を交える凝った構成で客席は大盛り上がり。エマとマレラは交代しては景気付けのハイタッチを交代と見なされて入れ替わる天丼ネタを連発しファンダンゴ組を怒らせる。
途中、ファンダンゴがエマに衝突するアクシデントもあったが、相手を自分の世界に引きずり込んだマレラがコブラを炸裂させて勝利した。マレラとエマはこのままタッグ結成すればいいんじゃないかな。


カシアス・オーノ ×-◯ ルーク・ハーパー
(ローリング・クローズライン)

上層部に睨まれ干されていたオーノが復帰。ストーリー上はワイアット・ファミリーに負傷させられたことになったらしい。
一方のハーパーも一軍昇格したものの満足に試合をさせてもらえていない。
不遇をかこっている二人の試合はオーノが独創的な技を立て続けに繰り出すも、必殺技を打ち込まれ敗北。
オーノはこのまま二軍の牢名主として飼い殺しにされそうな雰囲気がプンプンするな……。


NXTタッグ王座戦
エイドリアン・ネヴィル&コリー・グレイヴス ×-◯ コナー・オブライエン&リック・ビクター
(オブライエンの水面蹴り+ビクターのドライビングエルボー)防衛失敗

先週の挑戦権争奪戦で入場順にも恵まれ、楽々と挑戦権を得たアセンションがベルトに挑む。
グレイヴスが長時間つかまる展開からやっとのことで抜け出しネヴィルに交代しビクターを圧倒するも、必殺のレッド・アローは場外のオブライエンに阻止されて不発。
グレイヴスが交代してリングに上がるが、疲労からかビクターのレッグラリアート一発でダウン。ツープラトンのフィニッシャーを浴び初防衛戦でいきなりベルトを落とした。
タッグチームとしては王者組よりはるかに成熟しているアセンションの戴冠は納得だが、少し早すぎる気もする。


ボー・ダラス招待戦
ボー・ダラス ◯-× ??
(スピアー)

直接対決でダラスに勝利すれば、二週後にダラスの持つNXT王座に挑戦できるというルール。
一番手は名前すら明かされない地元レスラー。少しは抵抗したがスピアー一発で倒された。


ボー・ダラス招待戦
ボー・ダラス ×-◯ エル・ローカル
(串刺しブート)

二番手としてレオ・クルーガーが入場するが、続けて出てきたアントニオ・セザーロと対戦権をめぐって乱闘に。その隙をついてダラスが二人を場外に排除すると、新たな挑戦者としてマスクマンのエル・ローカルが現れた。
ローカルは早期決着を狙ったダラスのスピアーを回避しコーナーに衝突させ、串刺しブートの一撃で3カウントが入った。
試合後にマスクを脱ぐと、その正体はサミ・ゼイン。挑戦権争奪戦に出場資格の無かったゼインだが、実力行使で強引に挑戦権を奪い取った。
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先々々週のNXT #188

2013年10月28日 | 今週のNXT
NXTタッグ王座挑戦権争奪勝ち抜き戦
タイラー・ブリーズ&CJパーカー ×-◯ エンツォ・アモーレ&コリン・キャサディ
(旋回式サイドスラム)

番組冒頭でタッグ戦への参加を熱望するブリーズとパーカーが、ブラッド・マドックスによってチームを組まされる。
だがパーカーはブリーズがタッチしろとアピールするのに気を取られた隙にキャサディにつかまり、あっさりフォールを奪われた。
ブリーズは出番すらなく、二人の抗争は激化しそうだ。


エンツォ・アモーレ&コリン・キャサディ ◯-× スコット・ドーソン&アレクサンダー・ルセフ
(インサイドクレイドル)

続けて二試合目。連戦の疲れからエンツォが一方的に攻められるが、ドーソンのスパインバスターを喰らったところに、不用意に近づいたドーソンを丸め込んで勝利を上げた。
しかし怒り心頭のルセフに痛めつけられ、そこに最後の入場順となるアセンションの二人が現れる。


エンツォ・アモーレ&コリン・キャサディ ×-◯ コナー・オブライエン&リック・ビクター
(オブライエンの水面蹴り+ビクターのドライビングエルボー)

疲弊したエンツォに代わりキャサディがリングに入るも、やはり一方的にボコられる。
なんとかブートでオブライエンを倒し、回復したエンツォにつなげるも、エンツォはリングインした勢いのままオブライエンのフラップジャックで叩きつけられ万事休す。
最後はツープラトンを浴びてビクターにフォールを奪われた。


ベイリー ×-◯ サーシャ・バンクス
(ターミヌース)

初勝利を上げたばかりのベイリーとヒールターンしたばかりのサーシャの一戦。サーシャにはサマー・レイが同行し、ゲスト解説にはインタビュアーのルネが来ている。
だが傲慢なヒールで鳴らすサマーはなぜか試合には一切介入せず、フェアな勝負に。サーシャがまたもダミアン・サンドウから景気よくパクったターミヌース(クロスアーム・ネックブリーカー)でベイリーを破った。ターミヌースはもらったのか。


エイダン・イングリッシュ ◯-× ブル・デンプシー
(変型サイド・エフェクト)

今週も歌いながら登場したイングリッシュに「ブラボー!」、試合後には「アンコール!」の歓迎するチャントが浴びせられる。
NXTのこのノリの良い、なんでも受け入れる観客の雰囲気はいいものだ。
試合内容に関しては特筆すべきことはないし、相手のデンプシーも一戦限りの地元レスラーだろう。


サミ・ゼイン ◯-× エル・ローカル
(串刺しブート)

マスクマンのエル・ローカルの中の人は一軍で様々な選手の専属リングアナを務めるリカルド・ロドリゲス。実況、解説、レフェリー、オーナーとWWEでは誰もが試合に出る可能性がある。リカルドも例外ではなく、そのトレーニングを兼ねてか二軍で正体を隠して戦うことがままある。
ローカルはぽっちゃり体型から軽快に独特の技を繰り出すが、さすがにゼイン相手では善戦どまり。コーナーに振られ串刺しブートでとどめを刺された。

試合後にはボー・ダラスが登場し、負傷が完治したため復帰することと、次週にNXT王座挑戦権争奪戦を行うことを告げる。
ダラスと直接対決し勝利すれば挑戦権を得られるが「ただしゼイン、テメーはダメだ」と付け加えた。


・HHHがNXTのGMを交代

WWEの最高責任者であるHHHが登場。自身と抗争中のコーディ・ローデスの父、ダスティ・ローデスをNXTのGMにしていては私情を交えて混乱を招きかねないとし、GMをJBL(ジョン・ブラッドショー・レイフィールド)と交代させた。
JBLは引退し一軍で解説を務めているが、かつてはWWE王座の最長防衛記録を築き「レスリングの神」を名乗るレジェンド。ウェスタン・ラリアットを必殺技とする荒々しいファイトスタイルの一方でヘタレキャラもそつなくこなす彼がどうNXTに絡むのか楽しみだ。
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龍騎兵団ダンザルブ 第6話 クリシュナ救出作戦

2013年10月27日 | ダンザルブ



MISSON 5 クリシュナ救出作戦


視点は変わってダマイア軍の会議。





敗北したバンブー・ジャンゴは仲間から叱責されていた。





ジャンゴにつづいて出撃するのは女傑アマンダ。
一方ダンザルブは収容所に囚われたクリシュナの救出を命じられた。





そこに立ちはだかるのはアマンダ率いるタトゥー・キャッツ隊。





アマンダは愛機アモンで襲いかかってきた。





撃退するとタトゥー・キャッツ隊は収容所の中へ退却。
ディックはアマンダがかつての恋人だったことに気づいた。





収容所に囚われた変な名前の人々を助けながら、クリシュナを探す。





ダマイア軍はニセモノのクリシュナをたくさん用意するという姑息な手を打っていた。
囚われた人々がヒントをくれるが、そんなことは無視して、ニセモノは話しかければ襲いかかってくるので、かたっぱしから倒していけばいつか本物に当たるので安心。
首尾よく(?)クリシュナを救出すると、そこにアマンダが現れた。











ディックの最低の弁解にごもっともすぎるツッコミを喰らわせるアマンダ。





一騎打ちはディックの勝利。
最低の弁解に続いて最低の説得をこころみるが








アマンダは当然ながら拒絶。
二人は物別れに終わるのだった。

帰途、マシューはディックの態度を責める。












というわけで今回はディックの最低ぶりが強調されるストーリーであった。


to be continued...
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龍騎兵団ダンザルブ 第5話 クランド鉄橋攻防戦!

2013年10月26日 | ダンザルブ



MISSON 4 クランド鉄橋攻防戦

今回の任務は、前回のクラト鉱山とやけに似た名前のクランド鉄橋に仕掛けられた爆弾の撤去。





厳しい戦いが予想されるが、オーバル軍も遊んではいない。新たなスーパーモノロイド、ブルードラゴンとイエロードラゴンを開発し、ダンザルブに配備していた。





しかし対するダマイア軍は五将星の一人バンブー・ジャンゴを投入したとの情報が。
強力な敵も現れロボットアニメらしくなってきた。





刀を武器にし一発は重いが命中率の低いブルードラゴンには小次郎、さまざまな効果を持つ矢を放つイエロードラゴンにはディックが乗り込む。





RPG史上最もイラッとくるリアクションで空の宝箱(コンテナ)を開けつつ、情報を集める。





爆弾撤去の任務に当たっていたのは、爆弾のプロであるガブリエル。
彼の指示により付近のダマイア軍の兵士を締め上げ、時限爆弾の解除コードを探していく。





だがそこに立ちふさがるのは噂のバンブー・ジャンゴ。





言ってることはかっこいいかもしれないが、冷静に考えるとすげえ馬鹿みたいなモットーを掲げるジャンゴとついに対決へ。





ジャンゴの愛機は3つの首から多彩なブレスを放つケルベロス。
だが3つの首に対するは3つの龍。三位一体の攻撃でジャンゴを撃破する。





敗れたジャンゴは死を覚悟し部下に退却を命じるが、正々堂々の戦いを重んじる彼は部下からも慕われていた。





外見は小悪党だが中身は武人なジャンゴは、敵であるダンザルブにも避難を勧め去っていく。





しかしマシューらは解除コードを手に入れ、無事に爆弾の撤去に成功するのだった。
職場放棄でジャンゴは極刑かなあ……。





影の立役者ガブリエルも入隊し、ダンザルブの戦力はますます充実していくのだった。


to be continued...
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ミステリ感想-『開かせていただき光栄です』皆川博子

2013年10月25日 | ミステリ感想
~あらすじ~
18世紀ロンドン。解剖学が最先端でありつつも偏見にさらされた時代。
外科医ダニエルの解剖教室からあるはずのない屍体が発見された。四肢を切断された少年と顔を潰された男。
戸惑うダニエルと弟子たちに盲目の治安判事サー・ジョンは捜査協力を要請する。だが背後には詩人志望の少年のたどった悲劇の運命があった。
2012年本格ミステリ大賞受賞作。文庫版には前日譚を描いた短編を併録。

~感想~
皆川御大、御年80にして代表作の一つと聞き、遅ればせながら初めて著作を読んだ。
18世紀、ロンドン、解剖学とさほど興味も知識もない背景ながら、読み進めるうちにおおよその基礎知識を与え、物語に引きつける描写の冴えはさすが。
登場人物も少なくないし、それぞれ派手な個性も持たせていないのに書き分けが抜群で、英語名を読み慣れていない身でも全く混乱しない。
事件も冒頭から謎の死体が次々と飛び出すホットスタートで、田舎上がりの野心家の少年をもう一人の主人公とした話が本編とつながっていくのも見事。
だが盲目の判事の鋭い推理と豊富な伏線、二転三転する事件の様相も目を離せず、細緻に編まれてはいるものの、年間ベスト級と呼べるほどの作品だろうかと疑問に思っていたところ。自分の目を疑うどんでん返しが待ち受けていた。
それまで見えていた構図は一気に反転し、物語自体が全く違う色を見せる。しかもこの時代、この事件でしか成し得ない動機と結末まで用意されているとは恐れいった。
きっと5億人くらいの読者が同じことを言っただろうが、やはり言いたい。
読ませていただき光栄です。


13.10.24
評価:★★★★ 8
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先々々々週のNXT #187

2013年10月24日 | 今週のNXT
サミ・ゼイン ◯-× カート・ホーキンス
(トルネードDDT)

ゼインがデビュー戦で下したホーキンスと再戦へ。なぜ。
一軍どころか二軍でもなかなかお目にかかれないホーキンスはオーバーウエイト気味。だが鉄柱叩きつけでペースをつかみ、かつてのチームリーダー・エッジに捧げるエッジキューションを決めるも3カウントは奪えず。
普段はフィニッシャーに使っていると思われる大技も返されると、逆にゼインのフィニッシャーのトルネードDDTを浴びて勝負あり。
ホーキンスは伊達にロック様のスパーリング・パートナーを務めていない、そつない動き。上層部が見てるといいね。


エイダン・イングリッシュ ◯-× マイケル・キュエラーニ
(変型サイド・エフェクト)

NXT今シーズンの第二回放送から登場も、瞬殺されるジョバー街道まっしぐらのイングリッシュに突如プッシュが始まった。
フレディ・マーキュリーっぽい容姿を活かした(?)シンガーキャラで歌いながら登場。河津掛けの体勢からのサイド・エフェクトで初勝利を挙げた。
体重が100キロ超ある以外に特に紹介のなかったキュエラーニは契約選手ではなく、地元のレスラーだろうか。


エイドリアン・ネヴィル&コリー・グレイヴス&エグゼビア・ウッズ&CJパーカー ◯-× コナー・オブライエン&リック・ビクター&レオ・クルーガー&タイラー・ブリーズ
(ヒール軍が試合放棄→レッド・アロー(コークスクリュー・シューティングスタープレス))

NXTタッグ王者のネヴィル&グレイヴスはアセンション(オブライエン&ビクター)と、ウッズはクルーガー、パーカーはブリーズとそれぞれ抗争中。
8人の中ではなぜかブリーズが一番人気で「ブリーズを出せ」チャントが飛び交うも、空気の読めるヒール軍はかたくなに交代せず。ブリーズは優勢な時に限って味方の隙をついてこっそりタッチしてはせこい攻撃をするが、軽く反撃されるとすぐさま退却を繰り返す。
やがて乱戦からヒール軍がベビー軍を排除するも、ごっつぁんフォールを狙ってまたもブリーズがこっそり交代。しかし激怒したヒール軍は試合放棄して去ってしまう。
残されたブリーズはパーカーのアッパーカット→ウッズのロスト・イン・ザ・ウッズ→グレイヴスのチョップブロック→ネヴィルのレッド・アローと連続で被弾しあえなく敗れた。
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龍騎兵団ダンザルブ 第4話 クラト鉱山に潜むもの

2013年10月23日 | ダンザルブ



MISSON 3 クラト鉱山に潜むもの





新たに怪力自慢のガンガディンが加わったダンザルブに、次の任務が下される。





作業用ロボットが突如反乱し、閉鎖されたクラト鉱山を解放するのが今回の任務。





穴掘り6号というダイレクトな名前はともかくとして、なぜ鉱山に殺人ブルが。





洞窟には記憶喪失の男が倒れていた。
それを一瞬で治すジャニスは医者というか、彼女はクレイジーダイヤモンドが使えるのだろうか。





そんなこんなで鉱山の奥で怪しいドアを発見。マシューが手を触れるとなぜかドアが開いた。





ドアの向こうは研究所で、そこには科学者のマッド・Sという男の姿が。
鉱山のロボットをあやつり、根城としていたのだ。





彼はダマイア軍ではなく、外からやってきたのだという。





問答無用で戦闘へ。デザインはちょっとかっこいい気がする。





マッド・Sには逃げられたものの鉱山は無事に解放。
サルベリは外の居住区からやってきたと思われるマッド・Sの力を得られれば、戦争で有利に立てると提案するが、セルダー司令は煮え切らない返事。
事件は解決し、任務は達成したが謎は残るのだった……。


to be continued...
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ミステリ感想-『星籠の海』島田荘司

2013年10月22日 | ミステリ感想
  


~あらすじ~
瀬戸内海の興居島に6体もの身元不明の死体が流れ着く――。
奇妙な相談を受けた御手洗潔は、死体の出どころが福山の鞆だと見抜き現地に飛ぶ。
新興宗教に侵食されつつある街で起こるいくつもの殺人の謎。
事件の鍵を握るのは、かつて村上水軍が開発した黒船対策の新兵器・星籠なのか。


~感想~
「最後の一球」以来、実に7年ぶりの御手洗長編は、厳密に言わなくてもまるで本格ミステリではなく、こちらの期待したものとは違った。
見かけよりも文字数が相当少ないものの上下巻を読ませるリーダビリティはさすがながら、ミステリ的に美味しい要素はほぼ皆無。2時間ドラマさながらの筋書きに歴史ロマンを絡めつつも、わかりきった事件の様相をわざわざ犯人視点から書き直し、さほど話に発展もない第9章を筆頭に、物語に裏切りが少ないのも拍子抜け。
筆もいつになく淡白で、もう一人の主人公とも呼ぶべき語り手の物語は上巻だけで終わり、女優の悲劇も尻すぼみ。星籠の謎は早々に解かれ、これまでなら二流魂や市井の意地を滔々と描いただろう特攻シーンも御手洗視点でさらっと流されてしまい、盛り上がりに欠けた。
その一方で何かとBL目線で見られる御手洗や、バスの荒い運転に「頼むよ~(原文ママ)」とおびえる御手洗、行く先々で主要女性キャラに罵られる御手洗と、腐向けのサービスは満点。
石岡君との、そして日本最後の事件が「御手洗潔の事件簿~漂流死体が語る村上水軍の秘密兵器。悲劇の女優の呪いが招くのは瀬戸内海の幻獣・星籠か~」といったコレジャナイロボになったのは非常に残念である。


上巻 13.10.10
下巻 13.10.21
評価:★★☆ 5
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