
私が写真を撮るとネタになるという、毎度恒例のパターンでイニエスタの思い出を書きます。先日の天皇杯決勝で念願の生観戦が実現しましたが、ボールを持ったときに簡単に失わない、相手からファウルをもらう、味方の動きを良く見て相手の嫌なところにパスを出すなどの技術は今でも健在です。さすがに運動量は全盛期からは落ちていますが、この稀代のゲームメーカーをついに生で見られた感動は大きいです。
イニエスタはユース年代からバルセロナで育った生え抜きです。バルセロナではライカールト監督時代に台頭してきました。特に印象的なのはグアルディオラ監督時代で、4-3-3の左サイドのMFが彼のはまり役でした。アンカーにブスケッツを残して、MFのシャビとイニエスタでバランスを取りながら上がってくる絶妙な攻撃参加を売り物にしていました。点を取るのはメッシでも、攻撃参加の回数では相当のものがありました。
スペイン代表でも長くプレーしました。最も印象的なのは、優勝した2010年南アフリカW杯で、決勝戦の延長戦で決めた決勝ゴールです。当時のスペイン代表のデルボスケ監督は、バルセロナの4-3-3をそのままスペイン代表の戦術にしており、シャビとイニエスタはスペイン代表でも中盤に並んでいました。当時、Rマドリードやバルセロナのレギュラーポジションを、スペイン人選手の成長で取れるようになっており、これがスペイン代表のW杯優勝にもつながりました。
バルセロナはグアルディオラ時代に黄金時代を迎えましたが、4-3-3で中盤を積極的に上げるサッカーはカウンター狙いの相手戦術にはまる問題点もあったので、後任のルイス・エンリケ監督は現実策を採用し、イニエスタは攻撃的MFに固定されることが多くなります。それでも、バルセロナでメッシが表の選手なら、イニエスタは影で働く大事な主力選手でした。
そんなイニエスタが、J1でも上位チームでない神戸に来るというニュースには驚きました。神戸のオーナーが楽天で、楽天がバルセロナのメインスポンサーだから実現した移籍なのは間違いなく、32億円と言われる巨額契約が結ばれます。このイニエスタ加入が効いて、ノエビアスタジアム神戸は毎試合満員に近い入りになるなど、大きな経済効果も生んでいます。
埼スタのレッズ戦は2年連続負傷欠場だったので、彼の写真はもう撮れないかなと思っていたところでの、ラッキーな天皇杯決勝での出場でした。今年はいいことがありそうだと、思えるようないい出来事でした。


イニエスタはユース年代からバルセロナで育った生え抜きです。バルセロナではライカールト監督時代に台頭してきました。特に印象的なのはグアルディオラ監督時代で、4-3-3の左サイドのMFが彼のはまり役でした。アンカーにブスケッツを残して、MFのシャビとイニエスタでバランスを取りながら上がってくる絶妙な攻撃参加を売り物にしていました。点を取るのはメッシでも、攻撃参加の回数では相当のものがありました。
スペイン代表でも長くプレーしました。最も印象的なのは、優勝した2010年南アフリカW杯で、決勝戦の延長戦で決めた決勝ゴールです。当時のスペイン代表のデルボスケ監督は、バルセロナの4-3-3をそのままスペイン代表の戦術にしており、シャビとイニエスタはスペイン代表でも中盤に並んでいました。当時、Rマドリードやバルセロナのレギュラーポジションを、スペイン人選手の成長で取れるようになっており、これがスペイン代表のW杯優勝にもつながりました。
バルセロナはグアルディオラ時代に黄金時代を迎えましたが、4-3-3で中盤を積極的に上げるサッカーはカウンター狙いの相手戦術にはまる問題点もあったので、後任のルイス・エンリケ監督は現実策を採用し、イニエスタは攻撃的MFに固定されることが多くなります。それでも、バルセロナでメッシが表の選手なら、イニエスタは影で働く大事な主力選手でした。
そんなイニエスタが、J1でも上位チームでない神戸に来るというニュースには驚きました。神戸のオーナーが楽天で、楽天がバルセロナのメインスポンサーだから実現した移籍なのは間違いなく、32億円と言われる巨額契約が結ばれます。このイニエスタ加入が効いて、ノエビアスタジアム神戸は毎試合満員に近い入りになるなど、大きな経済効果も生んでいます。
埼スタのレッズ戦は2年連続負傷欠場だったので、彼の写真はもう撮れないかなと思っていたところでの、ラッキーな天皇杯決勝での出場でした。今年はいいことがありそうだと、思えるようないい出来事でした。



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