松本市旧司祭館です。松本の観光スポットといえばこの司祭館の隣の旧開智学校ですが、残念ながらリニューアル工事中で見ることができませんでした。そのため、旧開智学校にある展示物の一部がここに来ており、印象的だったのは明治時代に子守の奉公で学校に行けなかった子供の「答辞」の原稿です。親元から離れて「不幸せ」と言っていた自身が、この旧開智学校で読み書きを習って、両親に手紙を書くことができたことに感謝し、この恩返しはいつかしたいという締めくくりでした。それだけ、教育というものは未来の可能性をつなぐもので、いつの時代も続けていく必要があると感じました。








