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Kobby loves 埼玉&レッズ

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トップ下を潰された(7/8浦和対FC東京)

2023-07-08 23:40:15 | 浦和レッズ
昨日の浦和のホームFC東京戦は、0-0の引き分けに終わりました。FC東京は4-3-3の布陣でしたが、MFの東がトップ下気味に陣取り、さらにボランチの松木も前目で持ち、安部を一人だけ残して思い切って前から仕掛けてきました。また、両ウイングの渡邉、俵積田も縦に速く動いて、浦和のCBショルツとホイブラーテンが1トップのDオリベイラに対応している隙を狙ってきました。

もっとも、このFC東京の布陣は、浦和が自陣でボールを取って縦に出すと、相手のボランチの枚数が足りないこともあってバイタルエリアでフリーになることができるので、浦和にとってもチャンスがありました。その裏への攻めで突破口を作りたかった浦和ですが、前半6分という早い時間で、相手DFトレヴィザンと競り合った右SB酒井宏樹が、着地の際に左肘を脱臼して、荻原と交代するアクシデントがありました。

この日はSBの控えが荻原一人しかベンチ入りしていないのでやむを得ない交代ですが、荻原は利き足が左足ということで右足のクロスに慣れておらず、浦和の右サイドの攻めが出しにくくなりました。荻原は無理やりでも左足で蹴って、何度か攻めの起点にはなりましたが、どうしてもFC東京も左足で蹴るのを読んで、わざと右足で蹴らそうとする守り方をされました。

また、この日の浦和ではトップ下の安居のところがFC東京に狙われたという誤算もありました。前述の理由でトップ下の位置は空くこともあった前半の浦和ですが、トレヴィザンや安部、小泉などが安居のところに強く当たりに行き、安居のところでボールを失う場面も作られました。トップ下がボールを失うと、結構大きなピンチになるのがサッカーで、何とか岩尾がパスカットしてしのいだ場面もありましたが誤算の一つでした。

前半はシュート数が浦和3本、FC東京4本と互いにチャンスを作り切れない展開でした。この展開は浦和の守備陣が持ちこたえたという要因もあり、特にFC東京の1トップのDオリベイラに対し、ホイブラーテンは常にヘディングで競り勝ち、このFWに仕事をさせませんでした。もちろん、Dオリベイラにマークがついた隙を渡邉などが狙ってきましたが、この日もGK西川が安定していました。

FC東京は負傷者が多いチーム事情もあって、リザーブのFWにこれと言った選手をベンチ入りさせられなかった事情もあるので、浦和としては先制点を取って守りたい試合でしたが、前半を0-0で折り返すことになります。後半はスコルジャ監督が修正し攻められるようになった浦和ですが、この続きはあとでマニアック分析で補足します。

























































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