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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

コロンビア戦プレビュー

2016-08-07 16:32:42 | ワールドサッカー
明日、五輪代表はコロンビア戦を迎えます。スウェーデン対コロンビアが2-2の引き分けに終わったことは日本にとって少しツキがあり、残り2戦連勝なら決勝トーナメントに行けます。ナイジェリア戦の内容の悪さと、会場がナイジェリア戦と同じマナウスなのは嫌ですが、勝てる可能性がある限り信じるだけです。

中2日の強行日程なので、メンバーはかなり入れ替えてくると思います。手倉森監督の手腕はチームマネージメントのうまさなので、選手をうまくローテーションさせながら、コンディションを落とさずに試合ができる、そういう展開を期待したいです。

相手のコロンビアは、Rマドリードで活躍するハメス・ロドリゲスを呼びたかったようですが、Rマドリードに拒否されて実現しませんでした。そのため、おそらく世界的に有名な選手はいないと思いますが、それでもコロンビアはきっと強い相手だろうと予想しています。

理由は、2014年ブラジルW杯で、日本のA代表が主力何人かを外していたコロンビアに敗れているからです。グループリーグの最終戦での対戦でしたが、ハメス・ロドリゲスを日本は抑えることができていませんでした。

もちろん、選手が違いますからサッカーの内容は違う可能性もありますが、一般的なイメージでいえばコロンビアはパスをつなぐテクニカルなチームです。未だに、インサイドキックがほとんどのキックで、世界的な選手に上り詰めた名ゲームメーカー、バルデラマの名前を思い出します。

コロンビアは比較的豊かな国で、主力選手には国内組もいます。かつては「エスコバル銃撃事件」で麻薬組織の関与があったりとマイナスのイメージもありましたが、前出のバルデラマも国内組でした。パスを回す日本としては同タイプの相手だと思います。ナイジェリアのように「どこから足が出てくるかわからない」という場面はあまりないはずと思います。

南米のチームは、予選が全チーム総当たりなので、ブラジルやアルゼンチンが4年に2回真剣勝負で対戦するという環境です。その中で鍛えた戦術が、日本戦にも反映する可能性があります。いつものあまのじゃくで、コロンビアの出方は見ておこうと思います。
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湘南戦マニアック分析

2016-08-07 14:45:50 | 浦和レッズ
昨日の続きです。

浦和は後半頭で、接触プレーで負傷した関根に代えて梅崎をそのまま右アウトサイドに入れてきます。瞬間的なスピードは関根に軍配が上がりますが、梅崎の場合は攻撃を確実にクロスで終わってくれるので、リードした場面で起用しても安心して起用できるアウトサイドです。

暑さの影響はいろんなところに感じられ、浦和はいつもGKは60分、フィールドプレーヤー(FP)は40分練習しますが、この日はGK40分、FP30分とかなり練習時間を抑えてきました。

また、交代を早めに行って、ちょっとでもコンディションが悪いと感じたらすぐに代えてベンチも含めた総合力で戦う、そんな意図もこの試合からは感じました。後半17分に、李、高木俊幸out、ズラタン、青木inという二枚替えはそんな意図だったと思います。その交代が、柏木のCKからの槙野の3点目につながります。

これまで、浦和はセットプレーからの得点の少なさが弱点になっており、柏木のCKはどうよ?という思いもありました。しかし、この場面では湘南DFが交代で入ったズラタンに意識を取られたのか、槙野がうまくフリーになって決定的な3点目をCKから入れることに成功します。

かつて、今は亡き元オランダ代表FWヨハン・クライフ氏は、「技術はプレスに勝てる」と名言を残しています。それを実践したのは柏木でした。相手FWが3人で取りに来ても、得意のフェイントテクニックで相手をかわして前を向き、何度も決定的なパスを前に出しています。あの速い動きは、是非ともサッカー少年は真似して欲しい、そんなお手本だと感じました。

この時期は、時に水曜日に試合が入ることもありますが、今の時期は1週間に1試合のペースになっているのは浦和にとって幸いです。次の名古屋戦を勝ち、いい形で川崎戦を迎えられるよう、楽しみにしたいと思います。

























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ミスからの相手スピード(8/5U-23日本対ナイジェリア)

2016-08-07 14:12:42 | ワールドサッカー
ようやく、五輪代表のナイジェリア戦の映像を見ました。スコアこそ4-5と惜しかったように見えますが、内容はミスが絡んでの失点が重なり、「この内容では残り2戦も苦しい」と感じざるを得ない敗戦でした。

ナイジェリアは、8年前に北京五輪で本田圭佑、香川真司、長友佑都らがいる日本と対戦していますが、そのときとほぼ同じイメージのチームでした。前からプレスに行くような連動性を見せるチームではありませんが、相手がミスをしたときの縦へのスピードには絶対の自信があり、日本にとってはそれを出させてはいけない相手でした。

そのミスが、序盤から続出してしまった日本の敗戦は必然と言えました。一番痛かったのは3点目で、相手の右からのクロスに室屋がポジショニングをミスして、ヘディングを空振りして相手の8番(エテボ)をフリーにしてしまいました。これ以外にも、相手右サイドの9番(エゼキエル)に対し、藤春と原川の2枚がついても抜かれるなど、非常に苦しい内容の試合でした。

もちろん、4点取れたことは少し前を向ける材料ではあります。ナイジェリアのスピードは確かに脅威でしたが、DF陣の後ろへのスピードという意味ではそれほどではなく、前のスペースに浅野を走らせる攻撃は通用していました。浅野をもう少し早く入れていればという悔いも若干感じます。

ナイジェリアでは、チェルシー所属のボランチ、ミケルの動きを見ていました。アフリカ独特の運動量や圧倒的なスピードはそれほど感じませんでしたが、パスが正確でつながりやすいボールを出します。トップ下でもボランチでもプレー可能で、若手のチームを落ち着かせるのは、こういう確実性が武器のタイプなのかなと感じます。

この試合の行われた、マナウスはアマゾン川流域の新興都市で、スタジアムは2年前のW杯で新築されたものです。まだ、ピッチ状態を良く保つ技術などは発展途上だったようで、めくれ上がる芝生と回らないパスに日本は苦しみました。日本のパスサッカーはやりにくいピッチ状態で、スピードでかっ飛ばすナイジェリアのようなチームに有利な条件だったと感じています。
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