Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

5-4-1の名古屋(8/13名古屋対浦和)

2016-08-13 22:13:18 | 浦和レッズ
今日のアウェイ名古屋戦はテレビ観戦でした。名古屋の出方は注目でしたが、5-4-1で守りを固める、対浦和の格下戦術の定番の形でした。このシステムの新潟に引き分けたこともあり、試合前は全く侮れないと思っていました。

この5-4-1を機能させるためには、攻撃のときに人数をかけることが必要です。このシステムでW杯8強と実績を作ったコスタリカ代表は、アウトサイドの1枚が上がって、真ん中に2枚のターゲットマンを置いていました。名古屋の場合、1トップがスピード型の永井なので、永井が合わせやすいようなボールを配給する必要があります。

もちろん、浦和の方も永井対策は立てていました。無理に高いラインを引かず、攻撃がつながらないと思ったら無理せずバックパスでキープすることが浦和の狙いでした。悪いときの浦和は、サイドで持ったときにシュートともクロスともつかないプレーでボールを失ってからのカウンターを食うので、それだけは避けるという安全運転の試合に徹しました。

これで、名古屋はほとんどチャンスを作れない展開になってきました。前半の名古屋はシュート0本です。このシステムなら、シモビッチか川又を1トップに置き、永井はMFに置いた方が機能するだろうと予想していましたが、シモビッチも川又もベンチ外でした。理由は「公式発表はない」そうです。

この展開なら、浦和は1点取れば勝てる試合になりました。そのため、武藤の前半終了間際の1点は値千金でした。今日の武藤は切れており、何度でもショートカウンターで走れる動きが光っていましたが、この得点シーンでも柏木のスルーパスにいち早く反応していました。

後半は両チーム動きが落ちました。名古屋も、クロスを入れた後のセカンドボールを回収し始め、ようやく何本かシュートも放ちます。浦和も暑さの中の消耗戦という考えにたち、青木やズラタンを入れて補強しました。そのズラタンが2点目を入れた采配の成功もあり、浦和は2-0で勝利していい雰囲気で年間首位川崎との直接対決を迎えることができます。

豊田スタジアムは風が吹き抜けにくく、選手もサポーターも苦しかったことと思います。現地参戦の皆さん、お疲れ様です。
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次世代のエース(菊池雄星)

2016-08-13 21:36:54 | 他スポーツ
野球観戦に出かけた直後なので、西武ライオンズネタを書きます。野球では花形ポジションの先発投手が目につくので、先発の菊池雄星投手を取り上げます。今回、菊池の投げ方を注目して見ましたが、右足を少し開き気味の位置に置いてから、大きく後ろに上げてひねりを付ける投げ方をしていました。

この投げ方を安定させるためには、相当の下半身の力が要るでしょう。菊池はかつての甲子園の星で、花巻東高校時代に選抜準優勝、夏4強と活躍しましたが、即戦力というわけにはいかなかったプロの壁がありました。その壁を乗り越えるために、菊池は体を大きくすることを意識して体重を100㎏近くまで増やす肉体改造に着手しました。今の投げ方ができるのは、おそらくその肉体改造の成果だと思います。

その結果、少し厳しめと言われる西武プリンスドームのスピードガンでも、150kmのストレートを投げられるようになってきました。菊池のいいところは、ストレートを低めに制球できることと、7回近くまで投げ切って先発の役割を果たしてくれることです。やはり、先発投手が5回や6回で降板するようでは、ブルペンに課題のある西武では勝つことが難しく、ある程度のイニングは投げることを期待されていると思います。事実、昨日のオリックス戦では、5回近くまでリリーフを全く準備しないほどの信頼感でした。

今季、菊池は開幕投手にもなり、岸の西武から菊池の西武へと世代交代を進めようとしているのが首脳陣の期待だと思います。6球団競合のドラフト1位ということを考えると、いつかはこの域に達することは期待されていたと思いますが、ようやくたどり着いてくれた、そんな思いです。

課題は、カーブでカウントを整えることと、四死球の数を減らすことでしょう。一昨年、菊池はヤクルト戦でノーヒットノーランまであと5人まで来たことがありますが、このときは6四死球とピンチを作っていました。それが減って、ストライク先行のカウントを整えることが常時できれば、もっといい投手になれる期待もできると思います。とりあえず、今季は自身初の二桁勝利は期待したいです。





























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西武対オリックス18回戦

2016-08-13 14:46:31 | 他スポーツ
一人で西武プリンスドームのスタンドに座るときは、マニアックに投手の持ち球と調子の良し悪しをチェックするのが私のいつものパターンです。西武先発菊池雄星は、カーブこそ抜けてストライクが取れていませんでしたが、ストレートは150km近くをキープしてストライクも取れ、まずまずのように見えました。

これに対し、オリックス先発松葉は明らかに悪い立ち上がりでした。ストレートが明らかにボールになるので、チェンジアップとスライダーでしかストライクが取れない立ち上がりで、事実1回裏から秋山の内野安打から盗塁とメヒアのタイムリーで早速1点を取られています。これなら、早い回で松葉をKOすることを西武打線には期待していました。

しかし、そううまく事は運びませんでした。オリックス3番DH糸井が死球で交代し、代打で捕手の伊藤が出てきました。その伊藤に、ストレートで勝負した菊池は、内角のストレートをレフトスタンドに運ばれる本塁打で1-2と逆転されます。今季伊藤は本塁打がなかったので、糸井でなくて少し楽と思ったのかもしれません。

それでも、松葉の出来の悪さは続き、西武が3回裏で同点に追いつきます。松葉が良くないと見てオリックスベンチが、3回からリリーフを準備していたことに現れています。松葉が四球で無駄な走者を出しながら、西武打線がつながらずに大量点が取れない、嫌な流れになってきます。4回に1死1,3塁で森が投ゴロ併殺に倒れた逸機で松葉に元気が出たようで、5回はメヒア、浅村、栗山を3者凡退に切って取ります。

6回に勝ち越し点を入れたオリックスは、6回裏に松葉を続投させます。これが勝負を分けました。西武としてはこの回で最低でも追い付いておかないと、オリックスの勝ちパターンの継投が出ます。その期待に応え、松葉のスライダーが真ん中に入ったところを秋山、森の連続タイムリーで逆転し、リリーフ比嘉からこれも真ん中のスライダーを浅村が2点タイムリーを放って勝負を決めます。

菊池は7回3失点と先発の役割を果たし、8回牧田、9回大石とつないで西武が逃げ切りました。もちろん、シビアに見ればメヒアが1塁牽制を後逸する、鬼崎の併殺を取ろうとした1塁送球をメヒアが取れないなど、西武の戦い方にまずさは見られます。それでも、ファンとしては行った試合で勝ってくれたことは良かったと、夏の一日を振り返ります。





















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