ナイジェリア戦プレビュー

今日はネタがないので、金曜日のサッカー五輪代表の本大会初戦、ナイジェリア戦のプレビュー記事を書きます。ナイジェリアとは2008年の五輪本大会で対戦して、香川真司のトラップミスを拾われてからのカウンターで失点して敗れたことがあります。今ではテクニックという意味では日本も戦えるレベルまで上げましたが、カウンターのスピードではまだまだかなわない相手です。

ナイジェリアはW杯の常連国で、最高ベスト16と実績も残しています。石油を産出する国なので、比較的豊かで、1999年にはワールドユースを主催したことがあります。もっとも、サッカー協会のマネジメントには幾分疑問符がつき、2003年に国立競技場で日本と対戦したときは、当時のスターのカヌ、オコチャらを呼べずに急遽、中国でプレーするナイジェリア人を集めて戦ったといういい加減さもある国です。

そんなナイジェリアですが、楽しみなのはチェルシー所属のボランチ、ミケルです。これほどの大物がオーバーエージで参戦できたのですから、協会のマネジメントも改善したのでしょう。もっとも、ブラジルも鳴り物入りで参加したネイマールがあまりコンディションが良くなかったという例もあるので、ミケルに一方的にずたずたにされる可能性はそれほど高くないと予想しています。

それよりも、日本の足元の方が問題があり、FWとして招集を予定していたスイスリーグ所属の久保裕也が、所属クラブの都合で招集を拒否する意向がサイト上に乗ったという問題があります。急遽、日本協会の霜田技術委員長がスイスに渡って交渉する事態になり、もし久保が招集できず、代役の登録が認められないと、五輪の消耗戦では致命的といえる、登録選手が一人少なくなるということになります。

久保の招集はブラジル時間の8/1に決まるということで、今はわかりませんが事態の好転を願うだけです。それでも、ブラジル戦でオーバーエージを起用したチームにめどが立った以上、オーバーエージの活躍で勝利という結果が伴うよう、楽しみにしています。残念ながら、金曜日の午前中の試合なので、リアルタイムでの観戦は叶いませんが、帰宅後にビデオを見ることを楽しみにしたいと思います。