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Kobby loves 埼玉&レッズ

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苦労した長身FW(ハーフナーマイク)

2016-03-23 22:05:51 | ワールドサッカー
代表の期間なので、代表選手を取り上げます。今回、久々の代表招集になった、FWハーフナーマイク選手です。ハーフナーは帰化した日本人で、父親の元名古屋GKディド・ハーフナーがオランダから日本に帰化したのに伴って一緒に帰化しています。今、父親の母国のオランダでプレーしているのも何かの縁でしょう。

ハーフナーは代表に入るほどの選手の割に、若い頃はなかなかトップチームに定着できず苦労した経歴を持っています。ユースから昇格した横浜FMではほとんど試合に出られず、当時J2のサガン鳥栖でようやく結果を出してJ1甲府で14得点と開花しました。ポストプレーヤーにしては足元がうまいのが長所で、甲府ではスピード型のパウリーニョを生かすためにキープする動きが秀逸でした。

彼を最初に代表に抜擢したのは、ザッケローニです。当時、3次予選の格下から確実に勝ち点3を取るための戦いをしていた日本で、引いた相手からもヘディングで点を取ることを期待されての代表入りでした。当時のザックジャパンでは、1トップは空席のポジションで、前田や岡崎などいろんな選手が争っていました。

ハーフナーの印象はこの頃が最も深く、確実に勝ち点3を取らなければいけないホームのキルギスタン戦で、スタメン1トップに抜擢されました。この試合は8-0という完勝で、本田圭佑の負傷で代役のトップ下に座った中村憲剛とともに、大いに存在をアピールした試合になりました。

ハーフナーは長身という、特徴がはっきりしている選手なので、監督にとっても使いやすい選手だと思います。事実、甲府時代に代表に呼ばれたときはすぐに使ってくれました。今回はパワープレー要員という位置づけのようですが、そうでなくても出番を得る可能性は結構あると予想しています。

甲府を退団してからは海外に活躍の場を移し、スペインやオランダでプレーしています。今回代表に呼ばれたのは13得点と結果を出しているからです。その好調さを、埼スタのピッチで見せて欲しい、そう願っています。
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